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芝浦・日大合同講評会に参加してきました!

こんにちは!アーキロイドの福井です。
昨日は、芝浦・日大合同講評会に参加してきました。
今年で3回目の開催で、芝浦工業大学の松下希和研究室と日本大学の篠崎健一研究室の取り組みだ。昨年度の卒業設計の続きをやっている学生の作品や設計課題の作品など、有志30人ほどの作品が並ぶ。

私は、審査員の末席で2回目の参加だったのだが、真剣に取り組む学生の熱量に対して、何か次への一歩の手立てになれば...なんて思いを込めてコメントするのは、私が学ぶことばっかり。

審査員の中山繁信先生が「みんな頭でっかちだな〜」なんて緊張する学生に笑いを挟みながら、みんなでわいわい作品について話すから予定は伸びに伸びる。
(ずっとタイムキーパーのベルを鳴らしてくれてた子、ごめんね)

上位3名を投票で決めたら、最後は「あみだくじ」で最優秀賞を決める。
(これが、意外に盛り上がる…!)
それは、作品への評価は審査員が変われば変わるし正解は無く、上位3名なんて甲乙つけ難く素晴らしいから、議論する場・次へ繋がる場になるように。

松下先生は、アメリカの大学で建築を学んだが、学生コンペみたいなものは無かったそう。それは、各々が各々の目指すことに取り組んでいるからなんだとか。

(最優秀賞は、杉浦伝宗先生のテーブルと椅子!)

いや〜〜、みんな凄いなあ。まじめ!
建築学生は、学校にこもって課題漬けの日々になりがち。
先生方も、そんな学生たちが社会からずれていくのを気にしていた。

懇親会は、課題の話から仕事や人生の話まで、あっという間に時間が過ぎる。
アトリエ設計事務所ってどうなの?
就職活動であんなことがあった。
遊べって、大人は言うけど遊び方がわからない!
好きってなんだ?
一級建築士いつ取った?
あの業界に進みたい、などなどなど。
社会人の端くれ代表(私でいいのか?)に、いろんなボールを投げてくれる学生たちに、面白い大人たちがいることを紹介しておいた。

もっと、社会との接点があればいいなあ。なんて思う。福井


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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