環境・設備【空調設備/冷凍機】
冷凍機とは
空間や物体を周囲よりも「低い」温度に「冷却」するために用いられる装置
空調で使う場合に、「空気」や「水」の温度を下げる
種類
圧縮式冷凍機
吸収式冷凍機
圧縮冷凍機
冷凍サイクル(機器)
圧縮(圧縮機)
「低温・低圧」の気体(冷媒)を圧縮
「高温・高圧」の気体(冷媒)に変化
※気体や液体は「圧縮」すると「温度が高く」なる
凝縮(凝縮器)
「高温・高圧」の気体(冷媒)を凝縮
「冷却水」との間で熱交換
※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」「中温・高圧」の液体(冷媒)へと変化
膨張(膨張弁)
「中温・高圧」の液体(冷媒)の冷媒を減圧
「低温・低圧」の液体(冷媒)に変化
蒸発(蒸発器)
「低温・低圧」の液体(冷媒)を蒸発
「冷水」との間で熱交換
※冷水は「空調機」に送られ居室を「冷房」「低温・低圧」の気体(冷媒)に変化
参考サイト:モノタロウ
吸収式冷凍機
冷凍サイクル(機器)
蒸発(蒸発器)
液体(冷媒)を蒸発
※液体(冷媒)は「水」
※内部は低圧(真空)で、約45℃で「水」が蒸発する「冷水」との間で熱交換
※冷水は「空調機」に送られ居室を「冷房」気体(冷媒)に変化
吸収(吸収器)
気体(冷媒)が「冷却水」との間で熱交換
※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」気体(冷媒)は、再生器から送られてきた臭化リチウム(吸収液)に吸収され、希釈液(気体の水分で薄まった臭化リチウム)に変化
※吸収液:吸水性に優れる液体
再生(再生器)
希釈液を加熱
※加熱は「ボイラー」で行う臭化リチウム(吸収液)と気体(冷媒)を分離
※この時の臭化リチウムを「濃溶液」と言う
凝縮(凝縮器)
気体(冷媒)が「冷却水」との間で熱交換
※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」液体(冷媒)に変化
参考サイト:モノタロウ