施工【ガラス工事/構法】
構法の種類
はめ込み構法
グレイジングガスケット構法
SSG構法
DPG構法
ガラスブロック
はめ込み構法
ガラスを「サッシ」等の枠に設けた「溝」にはめ込む
止水・排水性が高い
複層ガラスの場合のかかり代:「15mm」以上
グレイジングガスケット構法
金属またはプラスチックのU字形溝などにガラスをはめ込む
U字形溝:グレイジングチャンネル
J字型溝:グレイギングビート止水・排水性が劣る
※水密性・気密性が低下しないように、ガラス「上辺中央部」で継ぎ合わせを行うグレイジングガスケットとは
ガラスのはめ込みに使用する副資材
サッシ溝と空隙に装着する主に水密性の確保を目的
合成ゴム等の定形シーリング材
参考サイト:HOTTYPOLYMER参考サイト:家づくり西方設計
SSG構法
Structural Sealant Glazing Systemの略
ガラスの周辺において構造シーラントを用いてガラスの支持部材に接着する
ガラスの強度計算において構造シーラントの接着辺を強度上の支持辺とみなす
構造シーラントとは
部材相互を構造的に接着固定するためのシーリング材デメリット
構造シーラントの接着力によりガラスを固定しているため、紫外線透過率が低い熱線反射ガラスを採用する等の対策が必要参考サイト:AGC硝子建材
DPG構法
ガラスにあけた点支持孔に点支持金物を取り付ける
支持構造と連結することで、透明で大きなガラス面を構成できる
強化ガラスを使用する場合が多い
強化ガラスは、強化加工後の「切断」「小口処理」「穴あけ」「切欠き」等の加工は一切できない
ガラスブロック
外部に面するガラスブロック壁面の耐風圧性能
簡便な計算手法は一般化されていない
壁面の耐風圧性能が建築基準法に適合するように計画
伸縮調整目地:「6m」以内ごとに「幅10~20mm」程度
※「6m」を超える場合