構造【鉄骨構造/幅厚比】

幅厚比とは

  • 局部座屈に対する強さ(抵抗性)を示す値

  • 値が「小さい」と、局部座屈に「強い」ことを示す

幅厚比の公式

$$
{幅厚比=\frac{{幅}}{厚}=\frac{{b}}{t}}
$$

  • b:材料の幅

  • t:材料の厚さ

幅厚比の制限

  • 鉄骨部材の幅厚比の制限は、材料の「基準強度Fの平方根」に「反比例」する

  • 幅厚比の制限は、材料の「基準強度」が「大きい」なるほど「きびしい」

  • 鋼材の「基準強度」が「大きい」ほど、より大きな力に対して「局部座屈を防止」しなければならない

  • 部材の「靭性を高める」ためには、部材が「局部座屈等を生じない」で、十分な「変形を生じる」ようにしなければならない

  • H形鋼(炭素鋼)の梁の幅厚比の上限値は、「フランジ」より「ウェブ」の方が「大きい」


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