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建築設備士にストレート合格した勉強法ガイド【2次試験特化】

早いもので、建築設備士の2次試験合格発表から1カ月が経ちました。
結果はというと、無事に合格していました!

この建築設備士、建築業界のなかではややマイナーな資格ということもあって、いかんせん情報が少ない…!
それでも、建築設備士になれば一級建築士の受験資格を得られますし、大学で建築を専攻していない方にとっては建築士になるための重要なルートの1つになっています。

今回、ストレート合格できたことから、結果としては自分の取り組み方が正しかったと思っているので、それをここに記しておきたいと思います。

建築設備士を受けようと思っている方!
建築設備士に興味はあるけど(特に2次試験の)情報が少ないために二の足を踏んでいる方!

そういった方たちのためにお役に立てたら幸甚です。
自分が受験するときに入手出来たら良かったのにと思っていた情報を書き連ねました。この記事を読んだうえで適切な講座を受けてもらえれば合格できると思って書いています。

そのため今回、noteを始めて以来、核心部分を初の有料記事にさせていただきました。それくらい真面目に書いて、価値ある情報を提供したいと考えて書いてます。

ですので、購入いただいた方を対象に、内容に不明な点やご質問があった場合は、コメントいただければ可能な限りお答えします。

どんな文章書く奴かもわからないのに買えるか!という方のために一次試験の勉強について書いた記事(無料)があるので、そちらを判断材料にしてください。

ランチ一食分だと思って、購読いただけると嬉しいです。
(ご祝儀代わりとしても…笑)

実録:1次試験終了後、2カ月間の過ごし方

大まかなスケジュール感

6月末に一次試験があって、8月末に二次試験ですから、ストレート合格するには正味2カ月しか時間がありません。
余談ですが、一級建築士は7月末に一次試験で、10月半ばに二次試験ですからそれより短いことになります。

この2カ月の私の過ごし方は以下の通りでした。


  • 7月2週目:二次試験受験準備講習会(詳細は後述)

  • ~7月末:記述問題対策

  • ~8月(お盆):製図対策

  • ~本番:ひたすら復習+自分流過去問活用模試


結果的に合格できたからよかったものの、7月の講習会以降1カ月の過ごし方は改善の余地あったなと思っています。

試験攻略のカギは「膨大な情報を自分なりに編集したまとめノートで効率的に勉強すること」です。ノートのまとめ方は後ほどお伝えします。

2次試験の構成

そもそも二次試験の構成について触れておきます。
一応試験元から試験案内や過去問が出されているのですが、初見だとわかりづらいんですよね…
私も「で、結局なにを解けばいいの?」って感じだったので解説しておきます。

まずは、一級建築士と同様に、試験元から二次試験の課題が公表されます。
今年度で言えば「温浴施設のある複合商業施設」
(自分が一級建築士を合格した時の課題も「温浴施設のある道の駅」だったんだよな…)

次に、肝心な問題のほうですが、試験元の過去問解答用紙を見ると4枚出てきます。自分が回答に使うのは、このうちの2枚です。
転載禁止なので下記リンク先で開きながらご確認ください…

その2枚というのは、「空調・換気設備」「給排水衛生設備」「電気設備」のいずれか選択したもの1枚+共通問題1枚です。

例えば、私は給排水衛生設備を選択しましたが、その場合はPDF4枚のうち、P2とP4を使って回答するということです。

そして、P2には左側に(必須)と書かれた記述問題が計11問、右側には(選択)と書かれた給排水の選択問題が第2問まで記載されています。P4には同様に第3問(空調)、第4問(給排水)、第5問(電気)が書かれています。

つまり、全員共通問題が記述問題11問と、選択問題第3問~第5問で、実質的に選択問題は第1問と第2問の2つだけということです。

  • 記述問題 第1問~第11問 → 共通問題

  • 選択問題 第1問・第2問 → 選択問題(空調or給排水or電気)

  • 選択問題 第3問~第5問 → 共通問題

給排水衛生設備を選択していても、空調・換気設備と電気設備は最低でも1問ずつ製図できる必要があるということです。

「ぇ、空調図面とか書いたことないんだけど…」という方も安心してください。

パズルみたいなものなので、コツを掴めば実務で一度も書いたことがなくても合格できます。

なにはともあれ講習会(要注意事項あり!!)

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