建築学生へ~"鉛筆"はこんなに種類がある!~
こんにちは!
建築士のだいきです!
今回は、"建築を仕事にしている方々"や"建築を夢にする学生の方々"に向けて、"鉛筆"についての記事を書きました!
"建築学生"に向けての記事もあるので、ぜひ読んでください!
ぜひ参考にしてください!
□ メーカー
ステッドラー(Staedtler)
ドイツに本社を置くステッドラーは、世界中で広く知られた文房具メーカーです。特にマーストロ(Mars Lumograph)シリーズは、プロのアーティストや建築家に愛用されています。
ステッドラーは、鉛筆やマーカー、定規、コンパスなどの文房具製品を幅広く提供しています。
ファーバーカステル(Faber-Castell)
ドイツに起源を持つファーバーカステルは、250年以上の歴史を持つ世界的に有名な鉛筆メーカーです。
カステル 9000 シリーズは特に有名で、高品質な鉛筆であり、アーティストや建築家の間で高い評価を受けています。
カランダッシュ(Caran d'Ache)
スイスの高級文房具メーカーであるカランダッシュは、高品質な鉛筆やカラーペンシルで知られています。
グラフィットラインやテクニカルラインなどのシリーズは、プロの使用に耐える高品質な製品を提供しています。
ムスタング(Mitsubishi)
ムスタングは、日本の文房具メーカーであり、Uniブランドで鉛筆を製造しています。
Uni Hi-Uni シリーズは、その高品質な芯と描き心地で評価が高く、アーティストや建築家の間で広く使用されています。
□ グレード(硬度)
Hシリーズ
Hは「Hard(硬い)」の略で、硬度を表します。数字が小さいほど芯が柔らかく、描いた線は濃くなります。
H系列の鉛筆は、硬くてしっかりとした線を描くのに適しています。建築図面やテクニカルスケッチなど、正確な線を必要とする作業に適しています。
H系列には、通常、H、2H、3H、4H、5H、6Hなどの硬度があります。Hの数値が大きいほど、より硬くなります。
Bシリーズ
Bは「Blackness(黒さ)」の略で、鉛筆の柔らかさや濃さを表します。数字が大きいほど、芯は柔らかく、より濃い線を描きます。
B系列の鉛筆は、柔らかくて濃い線を描くのに適しています。アーティストがスケッチやシェーディングをする際によく使用されます。
B系列には、通常、B、2B、3B、4B、5B、6Bなどの硬度があります。Bの数値が大きいほど、より柔らかくなります。
HB
HBは、HとBの中間で、一般的な鉛筆の硬度です。HB鉛筆は、硬くも柔らかくもない中間の硬度を持ち、一般的な書記やスケッチに適しています。
□ 描き心地
真の硬さ
芯の硬さは、鉛筆の描き心地に大きな影響を与えます。硬い芯の鉛筆は、ペーパーに対して滑らかで正確な線を描きやすい傾向があります。一方、柔らかい芯の鉛筆は、ペーパーとの摩擦が増え、より濃い線を描くことができます。
B芯の質
鉛筆の芯の質も描き心地に影響を与えます。高品質な芯は、滑らかで一貫性のある線を描くことができます。低品質の芯は、不規則な線や飛び出しを引き起こす可能性があります。
描かれる表面
鉛筆が描かれる表面も描き心地に影響します。滑りやすい表面は、より滑らかな描き心地を提供し、硬い表面は、鉛筆がペーパーにしっかりと密着し、より細かい制御が可能です。
たくさん種類があって、難しいです。。。
それでも、"鉛筆"にはたくさんの魅力があります!
"鉛筆"を駆使して、スケッチや図面に感情を与えよう!