さあ、自由に走って。
どうも!
急にぐっと冷え込んでいるみたいですねー。
というのは全国共通の話題なのでしょうか!?
季節の変わり目、流行に鈍感だった私ですが、最近はバッチリ流行に乗って風邪を引いております。
皆様は何卒ご自愛くださいませ。
さてさて、今回は『愛唄─約束のナクヒト─』のお話をさせていただきたく思います。
『愛唄─約束のナクヒト─』とは??
皆さんは、こんなウタを聴いたことはありませんか??
『ねぇ、大好きな君へ』
そんな真っ直ぐな言葉から始まる、アイノウタを。
今初めて聴いたという方もいらっしゃるかも知れません。
皆さんはこのウタに、どんな印象を感じましたか??
私は、とにかく『好き』という気持ち、ただ1つが込められている。
そんな印象のまま、時間を過ごしていました。
そこまでGReeeeNを知らないよーという友人も、愛唄はとにかく彼氏さん、彼女さんに対するアイノウタという印象を受けた、という話をしていました。
この『愛唄─約束のナクヒト─』は、そこにもっと沢山の意味をくれた映画です。
突然、人生のタイムリミットを知った瞬間、その時間が来る前に人は全てを終わらせようとした。
生きてる意味なんて、どこにもない。
それでもその時出逢った人が、自分に、『あと少し』をくれた。
あと少しの勇気をくれた。
あと少しの愛をくれた。
あと少しの距離を繋いだのは、あと少しの恋だった。
『僕が生きる意味』『君と生きる意味』
愛唄を聴いたことがあるという方にとって、愛唄といえば、というフレーズはありますでしょうか??
やはり、『ねぇ、大好きな君へ』でしょうか??
『ただ泣いて笑って過ごす日々に』でしょうか??
色々あると思います。
それでも、この映画のメインテーマとなったのは『生きる意味』という言葉だと思います。
GReeeeNといえば、というとやはり『キセキ』があるかも知れません。
そんな『キセキ』でも歌われました。
『君がいるから生きていけるから!』
愛唄の『僕が生きる意味』
生きる意味になるくらい、誰かを愛するということ。
未来を失くしても、それでもコレカラを生きていこうとするのは、キット『生きる意味』があるから。
それだけ、大切と出逢えたから。
この言葉をぐっと突き詰めに突き詰めたのが、『愛唄─約束のナクヒト─』だと思っています。
いくつも生まれた『意味』
この映画を観るまで、愛唄は本当に大好きな人に捧げるラブソング。
そんな印象でした。
キセキはどこか、自分の身の回りにいる大切な家族、友達、仲間、それこそこの曲を歌うGReeeeNに対する想いと似ていました。
好きという感情は色々あります。
それぞれ違う方向を向いているかも知れませんが、その根っこにあるのは絶対に愛情なんです。
キセキはそんな愛情を全部ぎゅぎゅっと詰め込んだウタというような気がしています。
そして、この映画はそんなキセキに詰まった意味を、愛唄に宿してくれたような作品だと思っています。
友を想い、家族を想い、色んな想いを込めて、愛を唄う。
劇中では主人公、トオルの友人、元バンドマン・坂本龍也が歌います。
どこまでもまっすぐな彼の言葉は、GReeeeNが今まで放ってきたメッセージのように、心にストンと落ちてきます。
もう音楽はやらない、そう言った彼が再び音楽を始めたのは、大切な友人のため。
大切な友人の、大切な人のため。
そうして紡がれ、そうして歌われた愛唄は、瞬く間に世の中に広がっていきます。
『大ヒットソング』という存在
現実でも、映画でも、『愛唄』は沢山の人に聴かれることになります。
300万ダウンロードを超えるほどの大ヒットを記録した『愛唄』
劇中でも、そのような描写がありました。
その時に思いました。
感じ方は、本当に人それぞれ。
ある者はただのヒットソングの1つとして聴いていて。
ある者は彼女とイヤホンを分け合って。
ある者は友達とイヤホンを分け合って。
ある者は息子を想い、泣かないように食いしばって。
ある者は娘を想い、遠くを見つめる。
色んな感じ方があります。
きっとそれはどのウタでもそうかも知れません。
大ヒットソングである以上、特にそうかも知れません。
人に届けば届くほど、音楽には色んな想いが生まれます。
それを『愛唄』は、改めて教えてくれました。
3人合わさって実写版『GReeeeN』
ただ普通の日々を今日も送っていたトオル。
小さい頃から病院にいて、外を知らない透明な凪。
目をそらさず、まっすぐすぎな言葉をまっすぐ伝える龍也。
GReeeeNは、4人とも歯医者さんをしています。
誰かと同じように、毎日満員電車に揺られながら出勤しています。
そんな普通の日々を送る4人が、たまたま福島の大学で出逢って、音楽をしていた先に今のGReeeeNがあった。
毎日遅くまで患者さんのために病院にいて、帰ってきたらもう24時。
それからご飯を食べてお風呂に入って曲を作って26時。
そして朝6時に起きる、そんな日々を送る4人がGReeeeN。
世間では色んな事が起こっても、それでも曲げずに、真っ直ぐな、前向きな言葉をいつでも発信してきました。
本当は全てわかってるところは凪とは違うのかも知れませんが。
それでも見せないように、涙を隠して、勇気を、希望を、ちょっとの涙を唄い続ける。
普遍さ、透明さ、まっすぐさ。
彼ら3人は、実写版『GReeeeN』のような気がしています。
『約束』
『過ぎ行く時間はまるで幻』
いつか、彼らは謳いました。
思っている以上に、記憶はあやふやで。
あの時の気持ちはホントウだったかどうか、覚えていないこともあって。
そんな幻みたいなコレマデの中に、どうしても守りたい、守りたかった、確かなちっぽけでもいい何かが残ってさえいれば、幻じゃなくなる。
それをギュッと束ねてくと、『約束』になります。
出逢ったり、別れたり、二度と逢えなかったり、そんな色んな日々をウソにしないように。
本当に変えてくために紡いでく、生きてる僕らの物語。
これからもどうか、限られた時間の中で、誰かとの時間をウソにしないために、生きていきましょうね。
高校生たちのまっすぐな『星影のエール』公開されました!!!!
一生の中の、たった3年間。
今年は色んなことが無くなって、目標を無くした人もいるかも知れません。
それでも前を向いた高校生たちが奏でた『エール』
受け取ってみてください。