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地域への期待と不安を言語化するカードゲーム『アルケカードゲーム』を開発、岐阜×子育てをテーマに体験イベントを開催。

暮らしやまちの共感を集めて、共助のパワーにする「あるけ」は、地域への期待と不安を言語化するカードゲームを開発、また2024年12月21日に岐阜市役所内にて岐阜在住の子育てママ世代を対象に体験イベントを開催しました。(協力:NPO法人こどもトリニティネット)


地域への期待と不安を言語化するカードゲーム『アルケカードゲーム』

アルケカードは「自身がどんなニーズとペインを抱えている市民なのかを自覚する」ことを通じて、地域社会との自分らしい関わり方を模索するためのカードゲームです。(現在β版、カードの仕様は変更になる可能性があります。)

参加者は5枚のカードが常に手元にあるようにし、山札からカードを引く・自身の状況や考え方と一致しないものを捨てる、を繰り返し山札が無くなるまで実施します。

カードはわくわく(期待)・もやっと(不安)が裏表になっており、暮らしにまつわるテーマ(例:生き方、環境、など)ごとに多様な内容になっています。
最終的に、手元に残った5枚の手札に対して、選んだ理由・気付いたこと・その背景にある価値観を共有します。

地域に住む1人として抱く隠れた本音をカードに。
全部で56枚のわくわく・もやっとカードから自身の5枚を選ぶ様子。

このゲームを通じて参加者は、現在の生活における優先順位や、大事にしていることを改めて客観視し、また他の参加者の共有に「共感」「発見」しながら生活へのヒントや悩みへの寄り添いを体感していきます。

体験イベント『アルケソン』について

2024年12月21日、岐阜を拠点に活動する「こどもトリニティネット」様の協力を得て、アルケカードゲームの体験を含むイベント「アルケソン」第一回を開催しました。

イベント「アルケソン」は「ハッカソン(=限定的な時間・チームでサービスを考案する)」から着想した独自の企画です。
限定的な期間・チームでサービス(=解決策)を考案するハッカソンとは異なり、その地域や自分自身の「期待」と「不安」を形にすることで『何が解決されると嬉しいのか(=イシュー)』に焦点を当てていることが特徴です。

「アルケソン」ではただカードゲームを体験するだけではなく、参加者同士の交流を促し、より気付きを深めるためのワークショップをカードゲームの前後に用意した設計になっています。

認知バイアス・思い込みを自覚し多様な視点を知る「アート鑑賞ワーク」
テーマごとに「もやっと」をより深める「モヤモヤ解放区ワーク」

参加者が個人として自身の本音に気付くと同時に、自分とは異なる「不安」と「期待」を知る・受容することで地域住民として、同じ地域に住む人や地域との関わり方を見出していくことを狙いとしています。

開発の背景

「アルケカードゲーム」及び「アルケソン」は地域の課題解決活動において、日々の困り事や問題の根底にある本音や動機といったインサイトを発見することを目的に団体が実施する事業の一環として誕生しました。

上記のイベントやゲームから得られた情報は今後、行政や事業者が活用な可能なデータとして提供することを予定しています。
※データの収集については参加者の承諾のもと実施され、また個人情報は収集しておりません。

インサイトデータを用いて地域で活動するNPOや事業者にとっては

  • 政策提言への活用

  • スタッフやターゲットとする消費者・利用者さんとの交流

  • 事業やサービスの改善、価値実感度合いの把握

等の問題の解消、活動に繋げることができます。
今後は他の地域にて、自治体・行政を主体に実施することも予定しております。

アルケカードゲーム

お問い合わせ

アルケカードゲーム・アルケソンへのお問い合わせは以下のSNSよりお願いいたします。

X(ツイッター):https://x.com/archedao_pr
Instagram:https://www.instagram.com/archedao_pr/

団体概要

名称:あるけ(任意団体)
設立:2024年6月
活動拠点:東京(都内)・福岡(博多)
活動目的:データにより共助の循環を実現する
活動内容:イベント「アルケソン」の運営・オリジナルカードゲームの開発


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