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書き散らし|小さいはかわいい。けど大きいもかわいいのよ
先日頂いた、手のひらサイズのかわいい鯛焼き。
2口で食べ終わるなあ、と思いながらも写真をパシャリ。
小さくてかわいいものって、沢山ある。
トイプードルとかカラフルなビーズとか、シルバニアファミリーとか、挙げたらきりがない。普通サイズだと中々かわいがれないものも、小さくしてかわいがるような傾向が、日本人にはあると思う。たとえばおじさんとか。
小さくてかわいいって、ある意味楽で、盲目的な面があると思う。サイズを縮めればアラが見えなくなるし、脅威も減る。毛穴も見えないし。
すみません、「小さくてかわいい」を否定したいのではないのです。
ただ私は、大きいもかわいいと思うって言いたい。
冒頭の鯛焼きも、手のひらサイズじゃなくてベッドサイズだったらどうだろう。それもシングルじゃなくてキングサイズ、アメリカンなやつ。
誰がどうすんだよこれ、カビ生えちゃうよ、だとか現実の問題はあるけど、でかすぎてドアから運び出すときにミチミチに挟まる鯛焼きの姿とか、想像してみてほしい。たまらなくかわいいでしょう。
書いていて思ったのだけど、過度な大きさには苦労が伴うんだろうな。重たさも、スペースの問題もある。日々の制約のあるくらしの中では、小さいかわいさってちょうど良いのだろう。
だからこうも思う。もし地球が火星ほどの重力で、人々の暮らしにもっと余白があれば、でっかいかわいさはもっと流行るだろうなって。
きっとみんなネリリ、キルル、ハララしながら、車サイズのぬいぐるみと眠るようになるはずだよ。
実現しにくいだけで、まだ見ぬ「大きいかわいさ」ってたくさんあるんだろうな。
でっかくてかわいいもの、でっかくしたら夢がある物。
皆さん知っていたらぜひ教えてほしい。