「映画の世界に浸かる」台湾の輔仁大學で映画制作について学ぶ学生の留学生活とは?!【台湾留学】
こんにちは!ARCHです!
今回は輔仁大學の影像傳播學系(映像コミュニケーション学科)に通う松本悠月(まつもとゆづき)さんにインタビューさせて頂きました!
輔仁大學は新米市に位置しています。
生徒数が約1万7千人(2023年データ)と規模が大きく、学科の幅が広いのが特徴です。また外国籍学生も多く国際的な雰囲気のある人気の私立校です。
そしてカトリック系の大学であるため、クリスマスにはイルミネーションが豪華だということでした。
そんな輔仁大學について、悠月さんから開放的で自由な雰囲気があると感じているというお話もありました。
そんな環境での留学生活とはいったいどのようなものなのでしょうか?
留学生活のリアルに迫ります!
自己紹介
―こんにちは!この度はインタビューを受けて頂きありがとうございます!早速インタビューを始めていきたいと思います。まず簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか?
悠月さん:こんにちは、松本悠月(まつもとゆづき)です。輔仁大學の影像傳播學系(映像コミュニケーション学科)に通う4年生(インタビュー時)です。よろしくお願いします!
―よろしくお願いします!せっかくなのでまず悠月さんについてもう少しお話伺えたらなと思います!趣味や好きなものはありますか?
悠月さん:趣味は芸術鑑賞ですね。高校生の時にミュージカルを見に行っていたりとか、今は美術館に行って絵画を見たりとか結構幅広いジャンルで好きですね~
台湾の甘いものがお気に入りで特に豆花や奶酥が好きです!おすすめです!
―なるほど、芸術鑑賞ですか!ちなみに台湾でおすすめの場所などあったりしますか?
悠月さん:台北市立美術館が一番大きくてよく展覧会もあり、内容もすごく充実していると感じますね。あとは台北だと個人でギャラリーを開いているところが沢山あるのでネットで調べると興味のあるものが見つかったりするのではないかなと思います。
留学前
―ここから台湾留学についてお話をしていけたらなと思います。悠月さんはまずそもそも台湾留学をどうやって知りましたか?
悠月さん:高2の夏にイギリスに短期でホームステイした経験がまず海外に対して興味を持ったきっかけですかね。留学先で様々な人たちと交流した際に中華系の人たちとも仲良くなり、その時に初めてアジア・中華系の文化に対して興味を持ちました。
その後、進路選択で日本の大学にすごく行きたい大学が無くて迷っていて、オンライン英会話の先生にポロっと相談したところ、「じゃあ海外で行きたいところは無いの?」と言われて自分の中で「確かに必ずしも日本である必要はないのか」と気が付きました。それからやはり海外の大学に進学したいという思いが出てきて、調べていくうちに台湾留学を知りました。
―そんな出来事があったのですね。海外大学進学への興味から「台湾留学」を決めた理由は何ですか?
悠月さん:語学面では中国語ができること、あとは学費が日本と比べて安いことや台湾が親日と言われるのを聞いていたことなどですかね。こんな感じで1つ1つ調べていったら台湾凄くいいところだなって見えてきて、もう選ばない理由がないなとまで思っていました!
―それでいうと、どうして今通われている大学を選びましたか?
悠月さん:私の行きたい学科があり、日本人の割合が少なめで、さらに交通の便もよいのが魅力でした。また予備校の先生が私の雰囲気に合っていると思うと薦めてくれたのもあって、実際志望校として決める前に一度1人で大学見学に来てみた時に「ここで勉強したい!」と未来の自分を想像できたのもあって迷わず選びました。感覚的なものも大事だと思います!
―以前中国語の勉強で困ったことやおすすめの勉強法はありますか?
悠月さん:発音がなかなか習得できずに困りました。私が効果を実感したのは、毎日とにかく10分でもいいからYouTubeなどで中国語の映像を見るということです。台湾人の友達にオススメの台湾のユーチューバーを聞きまくって登録をして、そこから毎日面白そうなのを選んで見ています!ちなみに友達のおすすめは黃大謙と劉芒とのことでした。知っていて驚かれたこともありました、参考までに(笑)
留学していてのこと
―影像傳播学科(映像コミュニケーション学科)ではどんなことが学べていますか?
悠月さん:映像作成に関すること、映像研究、演劇、メディア理論などが主に学べます。
例えば、座学の授業では芸術展覧会などの企画・収集などを行う「キュレーター」としての役割などを学ぶ授業が印象に残っています。
私自身芸術が好きでよく展覧会に行くのですが、普段何気なく見ている展覧会も、動線からどの作品をどこに置くかなど全てに細かい意図があることを知って感動しました。過去に行われた展覧会の分析や、学期末には展覧会を自分で1から考えて企画案を提出するという課題があり、とても難しかったですが良い経験になりました。企画書は今でもとってあります笑
実践的な授業では、選べきれないですが、ほぼ毎学期映画を作成する授業があって、それがお気に入りです!先生によって評価の仕方も違うので勉強になりました。
―悠月さんの学科の魅力はどんなところにあると思いますか?
悠月さん:1年生の1学期からグループで映像作成するなど、「4年間映画漬け!」の生活が送れます!学ぶ内容は脚本作成から映画の企画、撮影、編集と映画を作る側の方が割合は大きいですが、1.2年生では演技の授業や、1学期間かけて演劇の公演を一から準備し、学期末に実際に公演を行い、外部の人たちに見てもらうという授業もあります。映画作成や演技に関して、実践的なことが多く学べるのが魅力です。
―自分で演じる側もやる機会があるのですね!
―悠月さんの学科を受験したい後輩がいた場合、どんなことを勉強しておいた方がいいのかなどのアドバイスがあればお願いします!
悠月さん:映画について全く知らなくても1年生で基礎を0からを学べるので、見るのが好きなだけでも大丈夫だと思います。映画作成についての話を多くしましたがそれだけでなくイラストレーターやフォトショ、プレミアプロ などアドビ関連のソフトの操作も1から多く学べます。なので映像に興味があるというだけで、他は心配ないと思います。
―ここから普段の大学生活に話を移していけたらなと思います。普段はどんな大学生活を送っていますか?
悠月さん:1、2年生の頃にはサークルに入っていて、そこで学科以外の友達もたくさんできました。また、学科の授業や課題ではグループで作品を撮ったりすることが多いので、そのために休日や平日関係なく集まって、みんなで協力して課題を仕上げるということが多かったですね。
―学部色がありますね。ちなみにどんなサークルに入られていたのですか?
悠月さん:AIESECというサークルに所属していました。このサークルは世界中の大学にあって、台湾の多くの大学もこのサークルがあります。私が所属していた時はコロナで、国内だけの交流しかありませんでしたが、本来は世界中の同じサークルの大学生たちと交流できます。とてもいい経験になったなと思うので興味があったら是非参加してみてください!
―興味出てきました!調べてみます!
―大学生活に話を戻します。今は寮暮らしですか?学校の外に住んでいますか?
悠月さん:寮に住んでいます。私が入学した半年後に新しい寮ができて広くてきれいです!学校の敷地内にあるのでとても便利です!
―良いですね!キャンパスはどんな様子ですか?
悠月さん:学校のすぐ後ろに学校付属の総合大学病院があったり、学校の中にも診療所があったりとても便利で、ほぼ学校の中とその周辺だけで生活できます。学校の名前が付いたMRTの駅があるので交通の便もとても良いです!
―便利すぎて羨ましくなってきました。ちなみに大学には日本人は多いですか?
悠月さん:大体1学年4〜10人くらいですかね?
―台湾生活で大変だったことや良かった思い出はありますか?
悠月さん:大変だったことは、日本で経験したことのない体調不良が出た時に、どうしたらいいかわからなかったことです。毎回病院に行くだけで大変で、思ったより体に負荷がかかっているんだなと思います。
あと学科に関わることだと、グループワークが多く自分の意見が言えないとただ言われたことを手伝っているだけになってしまうのでその意味で大変かもなと思いました。
良かった想い出は、たくさんの友達ができたことです!日本では出会ったことのないような、新しいことにチャレンジしている友達や、色んな様々な考えを持った友達が4年間を通してたくさんでき、その度に私も新しい経験や発見、考えが生まれました!
―現在4年生ということで台湾で長い時間を過ごされたと思うのですが、台湾のどんなところに魅力を感じますか?
悠月さん:人がとても温かいこと、のんびりしていることですね。たくさんの台湾人が困っている時には助けてくれます。また、全体的に急か急かしていなくて寛大なところが魅力的です!
―台湾留学に来る前と今で変化を感じますか?
悠月さん:人見知りが高校時代よりもなくなったと思います。誰とでも物怖じせずに話せるようになりましたし、言葉が通じないことへの恐怖心は無くなりました。今よりも中国語ができなかった時にもなんとかなっていたことを思い出すと、これから先例えば中国語や日本語が通じないところに行っても、なんとなく大丈夫かな〜と思える度胸がついたと思います!
これから
―これからの目標や夢はありますか?
悠月さん:もうすぐ大学を卒業するのですが、今後は台湾で仕事をしていくつもりです。自分らしく、人生を楽しんでしたいことを全力でして生きていきたいなと思っています!
―現在台湾留学を希望している後輩へアドバイスをお願いします!
悠月さん:台湾留学に限らず、留学は楽しいことばかりではなく、苦しいことの方が大きいかもしれません。自分に自信がなくなったり、目の前のことを諦めたくなるかもしれません。そんな時は頑張りすぎずに周りの人に頼っていってください。台湾人はみんな親切で、必ず助けてくれる人がどこかにいます。周りと比べず、「自分が何をしていたら楽しいか」「何が一番自分らしくいられるか」を大切に、唯一無二の台湾留学にしてほしいと思います!
以上、松本悠月さんインタビューでした!
生活していると興味があるけどやったことが無くて、やろうか迷うということもあると思います。ですが悠月さんのお話を聞いていると、やっぱりやった方が良いな・興味があるというのはすごいエネルギーだからやってみて大丈夫なんだよという風に思えました!!
そして「唯一無二の台湾留学」という言葉がとても素敵だなと印象に残っています。私も留学生の身なので唯一無二の留学にできるよう頑張っていきたいなと思いました!
ありがとうございました!!
執筆:eito
サムネイル:Rin
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