DAY8 ドイツ・ドルトムント
ロンドンからバスで移動し約2時間でフェリーの港に到着。ということはまたボーダーでの手続きが必要…。イギリス入国時の高圧的な係員のことが頭をよぎる…。ところが今回は出国だったからか、係員も普通、手続きもあっさり終わり、すんなりフェリーに乗り込みました。
フェリーに乗る前にPALISADESのメンバーから同じフェリーにDANCE GAVIN DANCEが乗ってるから、フェリーでパーティーだ!って聞いてたんですが、残念ながら違うフェリーだったようです。会いたかった…夜だったので、デッキからの景色も見えずみんなおとなしく就寝。
そしてドイツに入国し、バスは一路ドルトムントへ!会場に着いてみるとまだESKIMO CALLBOYが来ていない!大丈夫かな?と思いながらしばらく待っていたがいっこうに来ない…。通常は、ヘッドライナーのESKIMO CALLBOYが機材をセッティングし、リハーサルが始まるぐらいまで、僕らは搬入ができないので、このまま待って彼らが来た後に搬入していると、またろくにサウンドチェックも出来なさそうなので、先に搬入はさせてもらってある程度準備することに。そして会場に入ってみると、デカい!川崎CLUB CITTA'ぐらいの大きさ!もちろん一同テンション上がりまくる(笑)。
2階席から見た会場の様子
搬入を済ませて、ケータリングのホットミールで食事。ヨーロッパのライブハウスでは基本的に出演者、クルー用に夕食が用意してあります。場所によっては朝食、昼食もありました。イギリスではライブハウスにホットミールはなかったので、その場合はバイアウトといって、ツアーマネージャーからお金を渡されて、自分たちで外に買いに行ってました。このホットミールが用意してあると周辺の店を探さないでよいのでとても助かりますし、基本的に美味い!ドイツでのご飯には、よく分からないけど美味い肉がやたらとありました(笑)
ドルトムントでのホットミール
ホットミールはホテルの朝食ビュッフェみたいなイメージです。
その間に初日から僕らのバスのドライバーを務めてくれていたアーニーが交代。優しい笑顔のおじちゃんで、色んな話したからかなり寂しかった。新しいドライバーは巨漢のヨギ。写真はまた別の日の記事にて。
そしてやっとESKIMO CALLBOYが到着。大急ぎで搬入を済ませて、なんとかHNIBもサウンドチェック終了。結局今日はギリギリ、というかサウンドチェック中にお客さんが入ってきました(笑)。
これは一応サウンドチェック中です(笑)
お客さんに見守られながらリハーサルをし、そのままその場でショウがスタート。オープン直後だったので、少しずつお客さんが入ってきて、3曲目ぐらいではかなりたくさんのお客さん!さすがESKIMO CALLBOYのホームのドイツ!かなり盛り上がってライブ終了!
HNIBが終わるころにはたくさんのお客さん!
PALISADESのライブもかなり盛り上がり、その後はドイツ、スイス、オーストラリアのみメインサポートとして一緒に回るANNISOKAYが出演。そしていよいよESKIMO CALLBOY!ド派手な演出にお客さんのボルテージもしょっぱなからMAX!彼らの母国での人気を目の前にして圧倒されました。
今まで、たくさん来日ツアーを企画したり、海外バンドのアテンドをたくさんしてきましたが、そんなバンドの母国でのライブを見るというのが僕の夢のひとつでした。日本で仲良くなったESKIMO CALLBOYを、彼らの母国ドイツで見れて、そんな夢が叶った瞬間でした。
そして、なんとBAKEMONOのジャケットのイラストを描いて持ってきてくれた現地のファンが!遠く離れたドイツにも熱心なファンがいてくれて感激のメンバー一同でした。
明日はハッセルト!