見出し画像

ReallyRightStuff BH-55 小記事まとめ


ReallyRightStuffのBH-55のフリクションコントロールの調整方法

RRSのBH-55はフリクションコントロールが効かなくなるというトラブルが起こることがあります。解決方法の一例をご紹介します。

まずはフリクションコントロールノブの先の樹脂キャップを外します。
薄いヘラのような物を差し込んで隙間を空けます。

金属製のヘラを差し込むと傷ついてしまうので、樹脂製のヘラに交換しましょう。スマホを分解するツールなどを差しこめばキャップが外れます。

内部に5/32”の六角穴付き止めネジが入っています。5/32"のレンチを使用し調整を行います。

ReallyRightStuff BH-55 左方向(反時計回り)に180〜360度の間で回します。よほど緩んでいない限り、この範囲内でちょうど良いと思います。
ノブが外れるなど、別のトラブルに繋がる可能性があるので、緩めすぎないよう注意してください。

キャップを閉める前にきちんと調整できるかどうか確認し、問題ないようならキャップを閉めて作業終了です。

これで調整完了です。BH-55のフリクション調整はとても簡単ですので、締めても緩めても上手くフリクションコントロールが効かないようでしたら試してみてください。

Really Right Stuff BH-55 自由雲台の底のネジ穴の詳細について

Really Right Stuffの底、ベース部分にあるネジ穴のお話です。

中央は一般的に太ネジと呼ばれている規格のネジ穴です。正確には「UNC 3/8-16inネジ」です。これは多くの方がご存知ですね。
さて問題はその周囲にある4箇所のネジ穴です。これに関しては情報がなく、RRS社に直接問い合わせても「使用しないネジだから」という理由で明確な回答を得られませんでした。
試しにダブテールプレートに付属の5mmネジで試してみたら入りそうで入らない。インチ規格っぽいのでいくつか試してみたところ呼びが「♯10-32」で、長さが「5/16in 〜 5/8in」の皿ボルトが最適であると分かりました。

ロゼットマウントの変換パーツ

3年前に突如、雲台とクランプの接続方式が変更されました。
つまり古い雲台のユーザーが新しくクランプを新調しても、装着できなくなったわけです。
ただ新旧モデル同士に互換性を持たせるパーツがRRS社から販売されています。

新しい雲台に古いクランプを装着したい場合は「Rマウント用ボールヘッドロゼットアダプター」が必要です。

逆に古い雲台に新しいクランプを装着したい場合は「Rマウント用クランプロゼットアダプター」が必要です。





いいなと思ったら応援しよう!