【無料】米国株、利益率の高さは継続
投資猫レイです。
今回のテーマは、米国上場企業の利益率です。
米国企業(S&P500)の利益(EPS)上昇率は景気減速を背景に低迷しています。
一方で、米国企業の利益率は高い水準を保っています。次のチャートをご覧ください。
上のチャートは、S&P500構成銘柄の営業利益率(営業利益÷売上高)の推移を示します。
一時期よりは低下していますが、依然としてコロナ禍前の水準を上回っていることが分かります。
このことは2つのことを意味すると考えています。
第一に、高い利益率が維持されているということは、インフレ下でコストの上昇を売値に転嫁できていることを示します。
第二に、利益率の高さは財務基盤の健全性に繋がることから、総じて見ると、米国企業は景気後退下でも安定しているということを意味します。
今後、世界的に金融引締の影響が顕在化し、景気後退が予想されますが、地域別に見ると米国株は最も底堅く推移すると予想しています。
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