【無料】米国株、バフェット指標は割高を示唆している?
投資猫レイです。
今回のテーマは、バフェット指標です。
バフェット指標とは、米国株時価総額÷名目GDPで表される指標です。
ウォーレン・バフェットが用いたことで有名になったバリュエーション指標ですね。
このバフェット指標は、米国株の上昇が続く中で、割高を示唆している訳です。
このチャートでは、上部のグラフは、S&P500の推移(黒線)とトレンド線(黄色線)を示しています。
長期的に右肩上がりであることが分かりますね。
下部のグラフは、バフェット指標(水色)です。直近ではヒストリカルハイ水準にあり、米国株が割高であることを示しています。
そして、オレンジ色線は、バフェット指標の分母(GDP)を企業収益がGDPに対して占める割合で調整した指標です。
つまり、米国企業の収益性が向上し、企業収益がGDPに対して占める割合が上昇していることを考慮した指標ということです。
こちらの調整後バフェット指標で見ると、現在の株価水準は、1990年以降の平均水準で、割高とは言えないことが分かります。
現在の米国株は、バフェット指標で見ると、割安とは言えませんが、割高過ぎる水準でもないようです。
したがって、米国株への投資は継続すべきです。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?