【デュエパ】何故規制リストは作られないのか
どうも、デュエパを嗜む者です。
定期的に話題になる「規制リスト」問題について語りたいと思います。
概要
デュエパーティーにも通常構築の「殿堂レギュレーション」のように独自の規制を設けるべきでは?という意見があります。(語弊。デュエパは殿堂レギュレーションに則っている)
デュエパーティーの兄であるDMEDHには既に実装されているものであり、Lv3級の一方的で退屈な戦況を回避するためにも実装を望むプレイヤーは一定数存在します。
実際私もLv2面して《魔天降臨》を撃つわ一人狙いの集中砲火するわの【MRCロマノフ】には辟易していますし、《ジスタジオ》や《ギャイア》を平然とデッキに入れた【カラーレス・レインボー】と当たった事すらあります。
それでも、規制リストを受け入れても今度は別の問題が生じます。その内容を取り上げます。
問題①参入のハードル
複雑な規制リストを用意すると新規プレイヤーの参入が難しくなるリスクがあります。
初めてデュエパのデッキを組んだ時のことを思い出して下さい。「エキサイティング・デュエパ・デッキ」でデビューした人は一から作ろうとした時を想定し、未経験者は組もうとしてみて下さい。
60枚ハイランダーを組むのは大変でしたよね?普段通常構築で使わないようなカードにまで目を向けたりどうパートナーを活かすか考えたり…
そんな状況下で更に規制リストまで用意されたらどうでしょうか。
一々「n色以上で使用禁止」「パートナー禁止」などの条件を確認する手間まで用意されたら、新規も面倒になって結局参加しなくなってしまう可能性があります。
「面倒なルールは早い段階で敷いた方が良い」というのも一つの考えですが、ただでさえ戦闘狂の発露に渇くプレイヤーが多いほど市場が未成熟な今規制を設けると人の入りが悪くなる、というジレンマがあります。
もし規制リストなどの整備を行うとしたら2025年2月の「エキサイティング・デュエパ・デッキ2弾」の辺りでしょうか。
問題②自由度の低下
今から少しDMEDHや民間の「推奨規制リスト」に喧嘩を売ります。
私だって
《砕慄接続 グレイトフル・ベン》でマナを操って好きな動きをやりたいし、
《轟破天九十九語》を取り上げられた【アカシック・ゼノン】に希望を持てない。
ジャイアント繋がりで入った《ブラキオ龍樹》を【青緑ジャイアント】の切り札に使いたいし、
そもそも【黒緑アビス】パートナーの《マテン龍樹》は禁止リストに入っている。
このようにデッキパワーの低下でLv2.5を戦えなくなるようなデッキが現れたり、プレイヤーのやりたい事ができなくなったりします。
折角《マテン龍樹》が活躍するデッキが作れる!とウキウキしていたのに「それを使いたいなら修羅の国に行け」と言われたらやる気が下がるでしょう。
そのような物は「公共の福祉に反している」と言って切り捨てればそれまでですが、それでも次の問題があります。
問題③:主観的・流動的な「Lv3」
《煌龍 サッヴァーク》や《勝熱百覇 モモキングReVo》が「Lv2ではない」と言われた、という事件を聞いたことがあります。
当人も不服でしたし、実際私も《サッヴァーク》及び《モモキングReVo》はLv2の範疇で問題ないと考えています。
このように規制リストができたとしても結局「どこからがLv3か」という線引きが人それぞれである以上論争は終わりません。
ロマン砲のコンボやハマると厄介なカードまでも「これはLv3だ」と言ってしまえば規制リストは簡単に100枚を越え、窮屈なレギュレーションになるでしょう。
尤も、公式が規制を出せば「公式が良いと言ったから」の言い訳で押し通せますが…
今プレイヤーができること
では公式がまだ(もしくは当分)規制リストを実装する気がない場合、我々には何ができるのでしょうか。
それは「最悪制圧は起きる」と想定し、それに対抗するための銀の弾丸を用意しておくことです。
「銀の弾丸」は↓の記事で紹介しています。
もちろんこのようなカードを入れることが強いられる事も構築の自由度を下げていることは理解していますが、そこは汎用性がなるべく高いカードを入れることでカバーしましょう。
逆転こそがカードゲームだ。
もしかしたらここ最近↑のように「耐性持ちでも殺せるカード」が増えているのはデュエパ意識かもしれません(自意識過剰)。
最後に
ここまで私は否定論者のように振る舞いましたが、実際の所規制リストを実装すべきかはまだ結論を出せていません。
「規制がないと暴走が起きる」「規制があると参入のハードルが上がる」も双方共に一理あります。
という訳でカスみたいな文章でしたが意見募集中です。
それでは、よいデュエパライフを。