驚愕!デュエパ裁定事件簿
どうも、デュエパを嗜む者です。
デュエパでは裁定が複雑だからか、それともカジュアル層の認識がアレなのか頻繁に間違った裁定での判断が行われます。
このようなことが起きた場合その場で主張を通せないと理不尽が通ってしまうので、後学として経験した嘘裁定をここに記します。まあ私も嘘裁定に勝たされたことがあるので文句は言えませんが
①「相手」指定の罠
これはデュエパの基礎ですが、非常在型能力のテキストにおける「相手」は誰か一人を指定します。
例えば《「本日のラッキーナンバー!」》で「6」を指定した場合、それをかけられるのは誰か1人だけです。
②《レジェンドガイアール》のアタックトリガー
「《レジェンドガイアール》のアタックトリガーでの全体破壊は何体破壊されても同時なので『破壊された時』カウントは1と見なす」訳がありません。
「クリーチャーの破壊」は1体につき1つのイベントを数えます。
そもそもその裁定だったら全体除去ではなく単体除去が宛てがわれていたでしょう。(呆れ)
③自分は攻撃されないvsダイヤモンド状態
「《ゴルファンタジスタ》は自分に攻撃されない効果を付与するので『自分が攻撃できない効果を無視する』ダイヤモンド状態でも超えられない」、一見すると納得いく論理ですが実は違います。当時は普通に納得してしまいましたが、《大樹王 ギガンディダノス》の裁定を見るにダイヤモンドはこれを貫通します。
昔これで勝ってしまった疑惑があるのでここでお詫び申し上げます。
④《ア:ニーオ:マクア》は相手を選べるか
「《ニーオ》は『各ターンに一度、相手の〜』であるため自ターンならともかくアクティブな相手(A)ターン中はA以外のプレイヤーを選べない、よって「第三者」であるBの《ガイアッシュ》に権利は使えない」はずがありません。
そもそもデュエパでは自分以外全員「相手」です。「第三者」という身分は存在しません。
そうでなければ「各相手」というテキストは成立しません。
恐らく「各ターン」→Aのターン中は《ニーオ》をコントロールプレイヤーにとっての「相手」はAであるはず→よって「自分」でも「相手」でもない自分は「第三者」であり《ガイアッシュ》を出すことは妨害できないはずだ、と考えたのでしょう。
⑤《轟破天九十九語》関係について
「ツインパクトは『クリーチャー』と『呪文』で好きに捉えられるので《轟破天》の強制招集を回避することができる」というのは間違いです。
「ツインパクトは『クリーチャー』と『呪文』両方と判断される」が正解です。
そうでなければ《拷問ロスト・マインド》や《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》を都合よく回避できてしまうでしょう。
ただし出すのは1体ずつなので《5000typeR》を挟んで中断することは可能です。
また、その後《轟破天》で出たクリーチャーに《キャノンボール》を反応させて好き勝手してましたが「出ることによって起こる効果はすべて無視する」と書いてあるので無効です。
それができたら皆轟破天オニカマスを使うでしょう。
終わりに
非公式かつ出典なしで編集できるものをソースにするのは気がひけますが、DMWikiくらいは読んでおきましょう。