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デュエパで振り返る2024年

どうも、デュエパを嗜む者です。
2024年もいよいよ終わりということで、自分語りを交えつつ今年発売された商品からデュエパの1年を振り返りましょう。
※当記事には以下の要素が含まれています。

  • 筆者の独断と偏見

  • つまらん自分語り

  • 世間一般の価値観やLv3環境との齟齬

  • 一部カード、デッキタイプへの無知(特にジョーカーズやファンタベ種族)



1月

エキサイティング・デュエパ・デッキ

公式によるデッキの直接販売ということで構築の壁が緩和され、一定の新規呼び込み効果はあったように感じます。
特に再録が優秀な「ネゴシエート」を買って参加していた人が多い印象。
「不敬なり」「龍幻郷」もやる事が明確なので使用者もそれなりにいましたが、逆に「アカシック」は直接勝利に繋がるムーブを欠くためか使用者が少なかったと思います。1回しか人に使われた記憶がない。

ちなみに私のデュエパデビューもデッキからです。23年末から興味はありましたが、大会が開催されなかったので発売と合わせて出場しました。(皮肉にも興味を持ったキッカケが公式のガバガバサンプル事件だった)

↓ガバガバサンプル事件について
https://gachi-matome.com/p-dm-topics-20231210/

1年前の事を掘り返して悪いがあれはLv2.5だ


最初は《滅印連結 ヴァルハルザーク》でトリガービートするデッキを作りましたが、始動が遅すぎて7マナ貯めて出しても一周で除去されるため没になりました。

カード自体は活躍中

また実際に使うことはありませんでしたが、一番最初はとりあえず強いのを作ろうということでLv3の青緑や白黒緑を作っていました。


2月・3月

邪神と水晶の華

デッキ発売によるデュエパブームから、1〜2月は大会もそれなりの頻度で開催された記憶。
私も都内のイベントはチェックして頻繁に行きました。

水晶デッキも作りやすいためかそれなりに使用者がいる印象。
特に《クリスタル・ドゥーム》からのムーブは分かりやすく強力。その場でゲームを終わらせられる訳ではないのが難点ですが。
ここでフィーチャーされた水晶デッキが後々厄介事を引き起こすのはまた別の話。

お手軽呪文回収

《水晶の王 ゴスペル》は白青赤デッキに入れて火のSA付与で《インビンシブル・ナーフ》発射一気に走り出すムーブを可能にしました。

4月・5月

イエーイめっちゃドラゴン

無難に《熊田すず》など防御札が増えましたね。

筆者の身長はサーヴァ未満。合掌

個人的には《サーヴァ・K・ゼオス》が《マンハッタンの心絵》対策になりつつ受け札も兼ねて嬉しかった思い出。

デーモン・オブ・ハイパームーン

ハイパーモードが登場。デュエパでよく見る超化獣といえば《獲銀月 ペトローバ》です。

行動保証1回

個人的なお気に入りは《哀樹神官 グリッファ》。こちらもジャストダイバーを事実上の行動保証とし、相手の攻撃を止めながらハイパーモードで踏み倒しが可能。

Lv3帯では【ウィリデメタビート】が話題になりましたね。
参考:白単ウィリデについて


最後に、《範丸の超人》も汎用性は低いながら最終兵器兼《ジスタジオ》制圧キラーとして見所があります。
《ヤバーダン=ロウ》で釣って全てを破壊するために【黒緑アビス】に入れてもよさげ。
みんなも《オリンピア》を使って200体破壊者になろう!

6月

カイザー・オブ・ハイパードラゴン

今回のPUは青黒

《蒼神龍アナザー・ワールド》がオールハンデス対策+山札回復として青が入るデッキの便利カード入りしました。
既存の《貝獣 パウアー》と比べると山札回復になるのが強み。稀に相手の妨害にも使います。

ワンちゃん

《邪魂龍 ジャビビルブラッド》は非アビスの墓地利用デッキを強化した印象。(アビスはそもそも《アビスベル=ジャシン帝》でアビスラッシュするし、《ヤバーダン=ロウ》のハイパーモードには自力で相手攻撃可能が付いてくる)

何と言っても特に感動的なのが《超楽識 フミビロム》
下敷きという回避不能の除去が《COMPLEX》や《ジスタジオ》、その他諸々の厄介な耐性持ちに対抗しうる銀の弾丸として優秀です。

※7月、8月の内容は経験不足により非常に薄っぺらい上に露悪的です。読み飛ばして貰って問題ありません。

7月

ファンタジーBEST

先述の通り夏はあまりデュエパができなかったので分からない事が多いです。そのため不十分な評価となります。

【デスパペット】は潰しても湧いてくる厄介さとハンデスが鬱陶しいですが出張パーツが無いと決定打を欠いている印象。
【ファイアー・バード】は旧来のサポートカードと噛み合った爆発力が強み。

デュエルロードじゃなくても強い
5連ガチャ


8月

ドギラゴンの書・ジョニーの書

金枠を消しゴムで消してみよう

色の合うデッキの多くに入る便利枠です。
【白赤緑連ドラ】のパートナーが変わりました。
最初は「3→5→8」の動きから外れることに懐疑的でしたが、それでもマナ回収で大量のマナブーストを肯定してくれるパートナーとして使い勝手がよいです。特に終盤必要なパーツを回収して攻勢に入る芸当は《ロマネスク》系統にはできない強み。


《ボスカツ》を筆頭に優秀な多色クリーチャーが増えたため、私事ですがそこから【オーケストラ】を組み始めました。
デッキ単体の評価は散々な「ドギ書」でしたが、新規カード自体は役に立ったと言えるでしょう。
ジョーカーズの事はよく分かりません。(恣意的な編集)

9月

ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル

ヨビニオンで《キング・シビレアシダケ》の再現性が上がってLv3がさあ大変。
《超暴淵 ボウダン=ロウ》も《ウィリデ》に次ぐメタ横並びデッキ【ボウダンメタビート】を成立させてこれまたやりづらい。潰しても湧いてくるメタカードのうざさは【MRC】が証明しています。

参考:ボウダンメタビートについて


おまけに最速2ターン目から2ハンデスする《幽幻人形キヨ&ヨン&シー》も追加され、予測可能回避不能な災害に怯える時代が到来しました。

そしてLv2でも《深淵の逆転撃》が登場したことで耐性持ちの信頼性が低下。これは使う側にとっては希望の星ではありますが。
総じて多くのデッキにとってやりづらい要素が増えました。
個人的には《深淵の逆転撃》の汎用性を評価しているため、300円で見かけた時に3枚しか買わなかった事を後悔しています。

ちなみにネタキャラ扱いされている《疾駆竜 ボルシャック・アッシュ・レイダー》ですが、デュエパでは継続した手札補充として普通に強力です。

10月

誓いの水晶

困ったカードが出てしまいました。(「2月」の伏線回収) 
呪文ロックはいいとして(全くよくない)、裏向きハンデスが凶悪。
裏マナは「カード」指定の回収でしか触れられないため、カード1枚1枚の替えが利かないデュエパでこれは重い。
そしてもしこれを《VAN・ベートーベン》と同時に出されたら連ドラは詰んでしまいます。
数少ない除去呪文を回収不能にされ、挙句撃つことすらできない。
本気で《マクスカルゴ・トラップ》>《ヘブン・デ・エンドレーサ》と考えた時期もありましたが、結局「7も4も水晶ロックの前では無力」という結論に落ちつきました。やはり選択は好みで。


デュエキングDreaM

全員ドラゴン

書くことが多すぎて悩みますが、やはり《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》は欠かせません。パートナーに置きドラゴンに特化するだけでLv2で頭一つ抜けた出力となり、無制限に爆弾を詰めればLv3魔境でもやっていける力を持てます。(デッキを非ドラゴン多めのアーマード軸に寄せるといい感じにパワーを抑えられます)

《呪烏竜 ACE-Curase/繁栄の鏡》はクリーチャー面のせいでLv2出禁になるのが悔やまれるので作り直して欲しい惜しさ。大量ランデスはタブー。

「個人的注目カード」の記事で紹介し損ねたカードからピックアップすると、《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は横並び型またはメタ型で使うとパートナーゾーンの緊張感が高まり、色基盤として見ても白青黒や白青赤デッキに+1色解禁で爆発力を高めることができます。相手に干渉する手段が増えて助かる。

11月

モモキングの書・バロムの書

「モモキングの書」は進化クリーチャーが多く、既存ドラゴンデッキの強化にはあまり繋がらない印象。《王道英雄 キング・モモキングKG》はレクスターズデッキの強化となります。
個人的に特に注目しているのは《魔令嬢バロメアレディ》。パートナーから繋いで簡単に《バロム》系統が飛んでくる実質アポデイ連射マシンはかなりやりづらい。
誰かが《バロム》系の打点を恐れて除去しようものならパートナーゾーンから戻ってきた《バロメア》がまたバロムを戻しながら攻撃をしてきます。Lv3の場合《ドルバロム》による絶対的終焉もあるため、非闇デッキは常に警戒を解けません。
そのヘイトの高さから勝ちやすいかは分かりませんが、相手にする側としてはやりづらいことは間違いありません。

《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》も《ブレイン・タッチ》内蔵型置きドローブロッカー/どんな時も腐らない防御札という事で使い勝手がよさげです。

12月

悪魔神、復活

♪奇遇かな カードが5色 左向き

発売後間もないので不十分な評価ですが、今回もここでは語り尽くせない程有用なパワカが多いです。

まず注目すべきは《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》
相手の制圧を乗り超える「銀の弾丸」が青単に追加されました。
これにより相手に干渉する手段の弱かった白青赤なども戦いやすくなる快挙。汎用性が高いので多めに集めましょう。
ただし理不尽を仕掛けてくる側の強化にもなってしまうのはご愛嬌。


続いて《鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ》も1人に強烈な殺意をぶつける爆弾。
赤黒の入る相手に安心はできなさそうです。
高レベル帯では【MRC】の攻撃プランが強化されました。あのデッキには私怨があるので困った物です

軽いエレメント除去助かる

その他にも便利な小粒の「魔誕」ファンタベ種族サイクル、各相手に便乗する《魔誕の斬将オルゲイト》、外れても3ブーストになるガチャ《五輪の求道者 清永》など強力なカードが勢揃い。

おまけ

個人的な報告や自分語りなどです。

今年見られた記事ランキング

3位:「アカシックZ改造案」

初めて書いた記事です。
エキサイティング・デュエパ・デッキの改造という事で関心を持つ人が多かったのでしょう。
結局改造の果てに「Lv3には勝てないがLv2にも居場所がない」という立ち位置に陥り、お蔵入りとなりました。

供養


2位:「白赤緑連ドラの説明書」

今でも「スキ」のリアクションが定期的に付く記事です。
元々連ドラが関心を惹きやすいテーマだった事に加え、「ドギ書」発売から間もない8/14というスピードが影響していると思われます。
個人的にも連ドラの拡張にあたって見返すことが多いです。
余談ですが、発売後しばらくはパートナーを《トップ・オブ・ロマネスク》と悩んでいたはずです。少なくとも8/12までは《トップオブ》が主だったはずなので、どうやらそれから2日でパートナー変更を決めた模様。


1位:「デュエキングDreaM 個人的注目カード」

デュエキングDreaMの期待が高まった状況での投下。あの弾は個人的にもかなり魅力的な弾でした。
個人的な後悔としては 

  1. お察しの通り結局《ブルー・インパルス》練金術に失敗した

  2. 《バロム・ナイトメア》購入を先送りした結果高騰に直面

  3. 《モモキングDM》を「モモ書」発売前に売って大損

の3点があります。
以上の結果を見るに、やはり「旬な話題」と記事の内容が合うとPVが伸びるのでしょう。

デュエパデッキ2弾に思うこと

多分買います

来年も公式によるデュエパ促進がある模様。これは喜ばしい事ですが、内容については懸念しています。

アセビと異世界フェアリーたち…デュエパのスノーフェアリーは既に2回も良いパートナーを貰っている。これもスノーフェアリーデッキだった場合どう差別化するのだろうか?
ついでに《ブルー・インパルス》が再録されるといいですね。横並びデッキで?

既存のパートナー候補


ツラトゥストラは水晶と語らう…《蝿の王》が増えるのはいいとして(全くよくない)、白黒赤の水晶デッキはマズいですよ!

「「どうも!絶対死なないコンビです!」」


来年もデュエパの更なる繁栄に期待したいですね。
それでは、よいお年を。

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