【デュエパ】白赤緑連ドラの説明書
どうも、デュエパを嗜む者です。
私がデュエパでよく使っているデッキを解説したいと思います。
デュエパの連ドラを構築する際の参考になれば幸いです。
今回のデッキは一応Lv2を想定して作っていますが、上振れると全プレイヤーを殺すことができるので注意。
※当記事には以下の要素が含まれています。
長すぎる記事
自己満足カードの採用
つまらん自分語り
構築について
大量展開や大型を用いた蹂躙はデュエマの楽しみですが、やりすぎるとLv3案件の一方的殺戮、かといって出力が弱すぎるとヘイトを買って袋叩きに遭います。
「アカシックZ計画」では総攻撃でやるかやられるかの展開を作りましたが、今回は継戦性能を高め「魔王」として君臨することを目指します。
連ドラは元々人気のテーマであり使用者も多いためカード選びが個性の出し所です。
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解説
【パートナー】王道の革命 ドギラゴン
デッキカラーを龍幻郷の赤緑ではなく白赤緑にした理由として「防御力の増強」があります。
上手く大量展開に成功しても有り余るヘイトで集中砲火されればそれまでなので、光のブロッカー化やシールド追加で生き残ろうという考えです。
なお白赤緑のパートナー候補には《トップ・オブ・ロマネスク》もいます。
マナ回収ができSAを持つ《王道ドギラゴン》の方が中盤戦以降に適していますが、《トップオブ》は3→5→8のマナカーブで一周早く大型ドラゴンにアクセスできる強みがあります。
初動
初動は12枚体制としています。3t目までの9ドローで初動を引ける確率は約89%、以降は1枚足すごとに約2%確率が上がっていきます。上面で見所があるのは始動役になりハンデス対策にもなる《グレンリベット》や後半戦に強い《ACE-Yamata》辺りでしょうか。
入れたいカードとの兼ね合いで泣く泣く90%を切る選択となりましたが、初動の再現性を高めたい人は増量ポイントです。
これらを駆使して4ターン目パートナーを狙いましょう。
備考:《決闘者・チャージャー》vs《ヒートブレス・チャージャー》について
チャージャーの候補として《決闘者・チャージャー》があります。これと《ヒートブレス・チャージャー》ではどちらがよいのでしょうか?
クリーチャー面の強さは無論SAを持つ《ヒート・ドラゴン》が優位です。では呪文面はどうでしょうか。
このデッキの《ボルシャック》は自身を除き11枚、それに対し「アーマード」は21枚あります。
母数はパートナーと自身を除く58枚、当たりは《決闘者》が11枚、《ヒートブレス》は21枚と仮定して1枚以上引ける確率を単純計算しましょう。
まず《ヒートブレス》は21/58なので成功率36.2%、《決闘者》は3回試行を行うため条件付確率で52.5%となります。
16.3%の補充成功率+「2枚以上ヒット」の上振れを取るか、それとも本体性能を取るべきかは好みが分かれる所でしょう。丁度7コストには2種類の強力なボルシャックがいますしね。
今回は
《王道ドギラゴン》のマナ回収で手札の質は改善できる
そもそも《決闘者》の50%は不安定と言える数値であり期待する程ではなく、まして3ターン目に手札に《決闘者》がある確率まで考えると重要度は下がる
3ターン目の動きとしてはブーストだけの空打ちは許容範囲(墓地を戻さない《お清め》、トップ操作しない《ウィード》、交換しない《ダブルアックス》など)
ということで私は《ヒートブレス》を選択しました。
中継ぎ
爆発力はフィニッシャーには及ばないものの堅実な能力を持ったカード群です。
この項目は高コスト帯のカードが分類されたり「防御関係」にも該当カードがあったりなど定義が曖昧です。
《雷龍 ヴァリヴァリウス》
攻撃しながら7コストを連れてくる5マナ圏の選択肢です。
《トップオブ》時代は5→8で繋がりましたが今回はパートナーが除去されないと基本5ターン目に出せないのが悩ましい。
《ボルシャック・ガラワルド》
全クリーチャーを頭数に軽減し、9000火力を振り撒きながらドローします。
メタカード含む盤面を荒らしつつこの色では貴重な手札補充はありがたい。
《地封院ギャイ》
手札とマナの分配は次ターンの予定と相談です。
手札とマナ両方に10マナ級ドラゴンを用意して相手に圧をかけていきましょう。
《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》
何らかの事情で着地を封じられている時でも一応の対処ができるように除去呪文を入れています。
この色の龍ツインパクトでまともな確定除去は他に《マクスカルゴ・トラップ》くらいしかありません。
《オイルマーネ》などを出せると美味しい《マクスカルゴ》と軽いコストで撃てる《エンドレーサ》ではそれぞれに良さがあるため選択はお好みで。
クリーチャー面の性能や除去の質、色の配分も差別化要素になります。
防御関係
S・トリガーなどの「受け札」に限らずシールド追加、ブロッカー付与、敗北回避、攻撃制限など耐久に関するカードが分類されています。
光が入ったことでS・トリガーの質が上がり、シールド追加やブロッカー付与で長期戦でも安定して戦えるようになっています。
以降特筆すべき役割があるカードを単体で取り上げながら説明します。
なお《バクテラス》は「フィニッシャー」に分類しています。
《油殿の精霊龍 オイルマーネ》
1体で2枚シールドを追加できることに加え全軍エスケープ付与が強力です。
このデッキにはシールドを追加できるカードが複数あるため長生きするとその分堅牢になります。
《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》
探しても見つからないようなカードですが、ドラゴンの攻撃とブロックに反応してシールドが増えるのでこのデッキのコンセプトと合っています。
ストレージ発掘中にこのような相性のよいカードを偶然見つけられるとテンションが上がりますよね。
《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!》
上面は防御札兼スピードアタッカー付与、下面は2枚目の《ガラワルド》として使います。
【白単ウィリデ】のようなメタビートは不正満載の連ドラにとって脅威であるためメタカード大量展開の返しとして重要度が高まっています。
《ガラワルド》とは違い相手1人しか参照できませんが、これを撃ちたい相手はメタカードを大量に並べている輩なので望む軽減は得やすいでしょう。
参考:ウィリデメタビートについて
《アポカリプス・デイ》
撃つと盛り上がるので白入りデッキには必ず入れましょう。
《煌龍 サッヴァーク》&《サーヴァ・K・ゼオス》
本家はカード指定除去、耐性付与、シールド追加と仕事の多いカードです。
擬人化版は受け札になる確定除去です。憎き《マンハッタンの心絵》を潰せ
本来シールド化は再利用が困難な除去ですが、多人数戦では「Bの《マンハッタン》を退かしたが、私やCの展開力を警戒したAがわざとその盾をブレイクしてBに回収させる」ということもあるので自他のヘイト状況には注意しましょう。
《首領竜 ゴルファンタジスタ》
1周分の安全を確保し、その間相手が攻撃されない自分を無視して他の相手と潰し合うように仕向けます。
1ターン耐えれば耐性が解除され、それまでは突破が困難なので永続の《ギガンディダノス》のようにヘイトを短期的には集めずに済みます。
消耗戦の中で投入して高みの見物し、次のターンで疲弊したプレイヤーを狩りましょう。
ある意味では最大のエンドカードです。
フィニッシャー
一枚で大量の捲りができるor攻撃性能の高い大型です。伸ばしたマナでこれらの召喚を目指しましょう。
《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》
このデッキを武闘派魔王たらしめるカードです。
Cipの展開は不確実ですが、全軍スピードアタッカー&ブロッカー化で猛攻と防御を両立します。
各ターンブロッカーがアンタップすることで全プレイヤーに龍の防壁との戦いを強制します。
《切札勝舞&ボルメテウス ー決闘の物語ー》
コスト軽減により実質8マナ、終盤は当然のように2マナで出るのも特徴。
実質1枚しか捲れないため「フィニッシャー」にはなりませんが、S・トリガー化で処理を強制させられます。
《勝利のレジェンド・ガイアール》
餌が3人もいるので大量に捲るチャンスです。
《ガイアール》で呼び出された大軍に《クライシス》や《バクテラス》が潜んでいると魔王の誕生です。
《ボルシャックライシス・NEX》
一度動くと止まらなくなる最大の上振れです。
連ドラを相手取る時はこのカードに備えて《バイナラドンデン》を手元に用意しておきましょう。
《暴龍事変 ガイグレン》
無限攻撃でロマンを仕掛けます。赤マナ9枚要求するためマナ管理には要注意。
選んだ相手の盤面はドカン!なので除去の押し付け合いもさせられます。
趣味
完全に私の趣味で入れているカードです。
見せると話の種になることがあります。
《竜星バルガライザー》
私はコロコロの付録だったこのカードに惹かれてデュエマを始めました。
趣味枠ではありますがマナカーブの都合上デュエパの連ドラでは真面目に考えられるカードであるため安直に抜くのは考え物かもしれません。
《龍仙ロマネスク》
この版を使うためだけに入れています。
一応《ドギラゴン剣》や《ヴァリヴァリウス》で出せると強いです。
要求値は高いですが、《栄光》or《呼び声》→《ロマネスク》or《ギャイ》全マナ置き、と繋ぐと次のターンで10コスト帯にアクセスできます。
《超竜サンバースト・NEX》
私のデュエマ最初の切り札なので入れてます。
無限バトルができる上にバトルではほぼ負けなしのためそのような機会があるかは別として卓のクリーチャーを一掃することも難しくはありません。
夢のスパーク&サンバーストを狙いましょう。
また、《バクテラス》などでブロッカーを付与できれば堅いです。
プレイング
5マナ溜まったらパートナーを出し、伸ばしたマナからドラゴンを叩き付けて戦います。
出力は赤緑《ガルチェンソ》軸には劣るものの中々高いためヘイトを買いすぎた相手の処刑人になるには適しています。
他人によらず自分の動きを押しつける戦いが軸である
序盤の動きがほとんど固定されている
即時打点を形成でき、防御耐久戦もある程度できる
以上の要素により扱いやすく多くのデッキと相手できます。
自分が上振れで無双してしまいそうな場合は「全プレイヤーのシールドをブレイクしてから攻撃する」「ダイレクトアタックまで猶予を作る」などの縛りを設けるといいでしょう。
このデッキは極端な封殺は行わないので人力での手加減は容易です。(何なら調整用に封殺系カードをできるだけ避けている)
カジュアルで楽しむにはプロレスも必要です。
「魔王」として他のプレイヤーを追い詰めた後、総力戦で討ち取られるのもまた一興でしょう。
弱点
連ドラの宿命として出力がある程度運任せなことの他に、《VAN・ベートーベン》関連カードに致命的に弱いです。
もしVAN関連カードを出されたら《エンドレーサ》か《アポカリプス・デイ》でどかしてそのターン中に展開して仕留めるか他のプレイヤーに頭を下げましょう。
防壁をクリーチャーに頼っているため大量展開の返しの《ブルー・インパルス》、増やした盾を焼いて問答無用でリーサルに迫る《CRYMAX ジャオウガ》に弱いです。
改造案
ドラゴンのカードプールは膨大でとても60枚には収まりません。
そこで、入れようかと考えたカードを10枚ほど挙げます。
好みに合わせて入れ替えてもいいでしょう。
①《不敗のダイハード・リュウセイ》
上振れでドラゴンが増えると尽く盾を火の海にして逆転を否定してしまう危険があるため自制しています。
②《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》
不意に出てしまうとただ相手に理不尽を押し付けるだけなので封じてはいますが時にフレーバーテキスト通りの事もするカードです。
優秀さはテキストを見れば分かるでしょう。
デュエパではソリティア大量展開が頻発するため、一度動き出すと止まらない《カラーレス・レインボー》などの危険な相手にロック効果が刺さります。
備考:cip処理について
ロック対象にできるプレイヤーは一人だけ。
火力とロックは同じプレイヤーを選ぶ必要がある。(参考:《偽りの王 ヴィルヘルム》)
火力が不発になる選択も可能なのでロックをかけたくても選択対象がおらず渋々他のプレイヤーを選択…という事態にはならない。
③《激龍剛撃ドン・ドドフェル》
7のマナカーブから豪快なブーストで大型に繋ぎます。一時的に失った手札はパートナーがその内取り戻してくれるのでデメリットとしては軽い方です。
④《龍の世界 龍幻郷》
3→5のカーブに繋がらず中途半端なマナ消費しかできないことと捲りの不純物になることを嫌い入れていませんが安定したSA付与と1回限りのウルトラ・セイバーが強力です。
特にデュエパでは不意の《バイナラドンデン》で計算を狂わされることが多いので。
⑤《ジ・エンド・オブ・エックス》
《VAN》による詰みは大問題なので不純物を入れてでも封印で永遠に退場させようかと本気で考えています。
マナ回収対象にでき不純物にならないだけでもありがたいので最悪上面は《ボルガッシュ・ドラゴン》でもいいからツインパクト化してほしい所です。
⑥《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》
《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を宣言して予防します。
それほど《VAN》が嫌いか、と思われそうですがマジで出されるだけで詰むカードは対策が必須なので。
⑦《ボルシャック・モモキングNEX》
火文明縛りにより通常よりも不発が多いため《NEXT.Star》が優先されました。
それでも出た時と攻撃時の2回チャンスがあるため捲り狂は是非。パートナーからも繋がりますしね。
⑧《ルベル・ゴルギーニ》
選んだら相手に盾送りを押し付けるヘイト置物かつ殴り返しの対策もできます。
悲しいかな枠が足りない。
⑨《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》
《マンハッタン》を何としても焼くための採用です。そうでなくとも8コスト火力は効果範囲として広いためどこかには刺さります。
墓地リセット能力は墓地利用デッキ(特に継続的に墓地を利用するアビス)への兵糧攻めか自分の墓地の再利用に使います。
普通にショーケースを探しても見つからないようなカードなのでアーマードシナジーがあり一応の受け札になる《ボルザード・スーパーヒーロー/超英雄タイム》を代わりに入れるのもアリです。
⑩《燃える革命 ドギラゴン》
革命2ができれば確実な延命になり革命0での逆転勝ちも狙えます。
燃える逆転劇を体験せよ。
Lv3を目指すなら
今回はLv2で戦うために「相手を否定するようなカードを入れない」という縛りを設けていますが、Lv3でやりたいなら以下のようなロックカードを入れるといいでしょう。
ただし、これらを掲げてLv3に入ったなら、相手の容赦ないLv3デッキと戦う覚悟をしなくてはなりません。
当然《VAN》との遭遇率も上がります。
それでは、よいデュエパライフを。
黒 船 襲 来
《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》
とんでもないバケモノが登場してしまいました。
2024年10月19日以降は4ターン目から連ドラが始まります。ご期待下さい。
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