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成功するホワイトペーパーの作り方③~ホワイトペーパーの「使い勝手」

ホワイトペーパーは「事例」や「製品パンフレット」と何が違うのか?

今回も引き続きホワイトペーパー制作をテーマにお届けします。第3回のテーマは「ホワイトペーパーの使い勝手」です。マーケティングを成功に導くホワイトペーパーの特徴をご紹介します。
(文責・北御門潤)

ホワイトペーパーは自社完結で制作できる

エンドユーザーに取材する「導入事例」と異なり、ホワイトペーパーの制作は基本的に社内のリソースで完結できます。その分、最初のレイアウト(初校)完成からの確認期間も短縮でき、マーケティング計画に合わせた確実なリリースが可能です。

「事例を作りたいけど取材先のアポイントがなかなか取れない」
「取材はとっくに終わって原稿をエンドユーザー確認に出しているのに返事が来ない」

など、事例にありがちな「リリースまでのリードタイムの不確実性」を回避できるのが、ホワイトペーパーを作るのメリットの一つです。
より効果的なのは、事例取材を進めつつ、並行して事例に関連するホワイトペーパーの制作を行うことです。もし事例のリリースに時間がかかっても、その間にホワイトペーパーをリリースできれば、「継続的なマーケティングコンテンツの発信」が可能になります。

ホワイトペーパーは「切り口」を変えられる

もう一つ、ホワイトペーパーの「使い勝手」として見逃せないことは、同じ製品・ソリューションであっても「お客様の課題」を設定(想定)することで、様々な切り口で論旨を展開できることです。
例えばAという製品が、「セキュリティ強化」「コスト削減」両方に効果があるとしましょう。製品パンフレットでは、どうしても総花的に「あれもできます、これもできます」と紹介せざるを得ません。

しかし、ホワイトペーパーであれば、「情シス担当者向けに、昨今のセキュリティ課題と解決アプローチを紹介」という切り口の設定もできますし、「事業部門担当者向けに、営業コストの削減手法を紹介」という切り口もまた設定可能です。

よりターゲットを絞り込んで、潜在顧客の「困りごと」に寄り添う形で切り口を設定できるのは、ホワイトペーパーを作る大きなメリットです。
製品パンフレット(総合パンフレット)が、お店の「受付」とすれば、ホワイトペーパーは、来店されたお客様をおもてなしする、個別のコーナーになりうると言えます。

成功するホワイトペーパーの条件とは

ではマーケティングを成功に導くホワイトペーパーの条件は何でしょうか?大きくは以下のポイントが挙げられます。

  1. 時流を捉えた市場課題を前提にしている

  2. 潜在顧客の「困りごと」に寄り添う明確なテーマ設定がある

  3. 「課題」→「解決アプローチ」→「ソリューション選定の注意点」といったように、「もし自分がこれから対応するとしたらどうなるか」という「物語」が見える

  4. ホワイトペーパー全体が第三者視点で語られ「資料的価値」がある

  5. 自社製品の紹介は最低限

つまりは、「徹底した顧客目線」が、成功するホワイトペーパーの条件となります。

「このホワイトペーパーいいね!気づきがあったよ!」

ホワイトペーパー制作におけるアーキテクチャーの強み

アーキテクチャーは長年にわたりIT企業のコンテンツマーケティングに関わってきましたので、ホワイトペーパーの制作経験が豊富であることと、ディレクターがしっかり関わることにより、どのような素材でもそれを上手く「料理」し、構成案・原稿・デザインを一気通貫で作成できることが強みです。

「ホワイトペーパーの素となる資料の例」

  • ソリューション紹介資料(Webサイト、パンフレット、導入事例)

  • 営業資料(営業担当者が顧客に送付するPowerPoint資料など)

  • セミナー講演の録画と講演資料

  • 市場調査データ

  • 追加取材(ヒアリング)

つまり、「目的」をしっかり共有いただければ、あとはおまかせで、ホワイトペーパーの制作をオーダーいただけます。もちろん、「構成案はお客様で、原稿のみ作成」など、スポットオーダーにも対応します。

ITに強い専門ライターの存在

ホワイトペーパー制作におけるもう一つの強みは、ITに強い専門ライターのネットワークです。IT業界の用字用語に明るいことはもちろん、いわゆる「ホワイトペーパーのお作法」も熟知しているライターが原稿を作成することで、マーケティング目的にかなった成果物を納品可能です。


  • 導入事例やホワイトペーパーで商談をスムーズに進めたい

  • 定期的なブログ記事やコラムで見込み客を増やしたい

  • 事業内容を分かりやすく伝える動画を作成したい

「BtoBコンテンツのお困りごと」は
株式会社アーキテクチャーにぜひご相談ください。

株式会社アーキテクチャー
〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-15-19 岩本町サニービル 2F
http://architecture.co.jp

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