洋画の青年ふうに日記を書いてみる
※タイトルの通り今回のnoteは「洋画に出てくる青年ふう」の文章でいきたいと思います。
今日は私の誕生日だ。20歳になった。
昨日の夜はすっかり怯え散らかしたみっともないnoteを更新したりなんかしてた。
完全にまいっちゃってたんだ。
ティーン時代が終わるなんてはっきり言ってクソだって、そう思ってた。
でも、今日になってみたらそう悪いことばっかりでもなかったよ。
私の身に何が起こったか、一つずつ話していこうと思う。
まず数年ぶりにケーキを食べた。
近所のお気に入りのケーキ屋に出掛けてさ、家族の分買い込んだんだ。
いちごがどっさり乗っててマジに美味いんだ。
私の持病のほうも最近はだいぶ……そう、よくなってる。だからたらふく食べた。
ああ、満足したよ。
次に、映画を観た。
これをしょっちゅう見てる物好きな人は知ってるかもしれないけど、私は2週間と少しダーリンに会えないだろう?
その間に彼を心配させたりなんかしないように、一日を有意義に過ごす計画を立てたんだ。
それが映画か本を一つ鑑賞するってこと。
昨日の夜にいきなり思いついてさ、Twitterに書き込んだ。
それをさっそく実行してみせたんだ。
『ホールドオーバーズ』っていうのを観た。
ずっと気になってたから、観られてよかった。
ほんとに。
ストーリーがすごくそう……素晴らしかったよ。
温かみはあっても、なんていうか、感傷的じゃないんだ。
もっと話題になるべきだ。そう思うね。
これからも映画や小説を味わいたいと思うから、noteに書いたときには読んでくれたら嬉しいな。
最後に、なにが素敵だったかって、いろんな人が連絡をくれたんだ。
最近ではほとんど喋ってないような子までね。
それだけでも最高なのに、そのうちの2人の子と遊ぶ約束を取り付けられたんだ。
2人もだぜ!?
まったく、嬉しいなんてもんじゃないよ!
ああ、ほんっと、天にも昇るような気持ちだ。
私に友達がいないって?まったく、彼女たちに聞いてみてほしいね。
きっとこう答えるはずさ。
「そんなことありえない!だって仮名子は私の最上の親友よ!」ってね!
まあとにかく、そんな感じだった。
これが私の1日。
さっきも言ったけど、歳をとるなんてクソだって昨夜は思ってた。
それも19歳から20歳になるなんて、まるで趣味の悪い悲劇かなんかみたいに最悪だから。
誕生日なんか呪ってた。
ピーナツバターが入ったカリフォルニア・ロールくらいナンセンスなものだって思ってたんだ。
父親をファックするよりいくらかマシってだけの本当に最低な出来事だと思い込んでた。
だけど、今日になって考えが変わった。
あー、なんていうか、その……
嬉しかったんだ。
いろんな人と、誕生日だからっていって連絡をとったり、約束ができたりなんかすることが。
本当に、シンプルに嬉しかった。
歳をとることはクソだ。その考えは変わってない。
けど、誕生日は悪くない。
歳をとることは最悪でも、誕生日は最高だ。
変な話だけど、本当に今ではそう思ってる。
これが私の、二十歳になって初めて学んだこと。
この先もいろんなことを学ぶだろうけど、これほど役に立つ教えはないだろう。
たとえ聖書の中にだってね。
そんなわけで、私は二十歳になった。
なにがいいたいかって、これからまたよろしくってことだ。
私のクソッタレで幸福な誕生日、おめでとう。
また会おう。