見出し画像

副業にギャンブルをオススメしない5つの理由

福業を追及する男、アラヨシです。

これまでに数々の副業を経験し、現在は俳優、洋菓子販売、ネットビジネスという複業生活をしています。

今回は、「副業にギャンブルをオススメしない5つの理由」について書いていきたいと思います。

■ギャンブルは副業になるのか?


そもそも、ギャンブルは副業になるのでしょうか?

この点には様々な見解が分かれると思います。

私自身としては、ギャンブルは副業になる可能性があると考えています。

実際に私の知り合いに、スロットで月に10万円程度を安定的に稼いでいる人がいます。

他にも、副業どころか、専業(?)として、パチンコのみで生計を立てていたという人もいます。

その他でも、ブックメーカーで稼ぐ人などもいます。

ギャンブルで稼ぐ人が実際にいることは確かです。

副業になるのかといえば、なる可能性はあると思います。


■副業にギャンブルをオススメしない5つの理由


では、副業にギャンブルをオススメするかというと、私はオススメしません。

なぜかというと、主に以下の5つの理由があげられます。

1. ギャンブルは胴元が一番儲かる
2. 儲かっても結局は労働収入
3. 自分でコントロールできない
4. スキルが資産にならない
5. ギャンブルで稼げる人は他の副業の方が稼げる


それでは、それぞれについて、具体的に記していきたいと思います。


1. ギャンブルは胴元が一番儲かる


1つ目は、「ギャンブルは胴元が一番儲かる」という点です。

胴元が一番儲かるということは、それだけユーザー側が損失を被っているということです。

当然ながら、パチンコ屋さんにしろ公営競技にしろ、慈善事業でやっているわけではありません。

競馬や競輪など公営競技の還元率は70~80%、パチンコ屋さんの還元率は80~85%と言われています。つまり、ユーザーが投じた金額のうち、15~25%が運営費や利益として回収されるということです。

当たり前ですが、胴元は利用者が増えれば増えるほど、利益が増えていくわけです。

ちなみに、宝くじに関しては還元率が46%ということで、ほとんどの人は「夢を買う」というより、「誰かの夢にお金を差し出す」という状況になるわけです。

「胴元が収益を上げる」ということがベースにあるなかで、利用者として安定的に稼いでいくことは簡単なことではない、ということです。

2. 儲かっても結局は労働収入


2つ目は「儲かっても結局は労働収入」という点です。

例えばパチンコで稼ごうと思った場合、パチンコ屋に行き、実際にパチンコの機械を相手にプレイする必要があります。

パチンコ店に行きプレイしなければ収入は発生しないし、より大きく稼ごうと思えば、よりパチンコに費やす時間を増やすことになる。

これって結局労働収入ですよね。

ちなみに、最初に紹介したパチスロで月に10万円稼いでいる私の知り合いは、時給換算すると1200円くらいだそうです。

やりたくもない仕事で副業にアルバイトをするよりはいいかもしれません。

自分が楽しめるパチスロに時間を費やしている訳ですから。

しかし、費やしている時間と労力を考えると、割に合わないということをこぼしていました。


3. 自分でコントロールできない


オススメしない理由の3つ目は、「自分でコントロールできない」という点です。

ギャンブルという性質上、お金を賭ける対象物があります。

競馬や競艇であれば馬やボートの順位、パチンコであれば機械が当たりを引く抽選、ということです。

そして、それをコントロールすることは基本的にはできません。

つまり、予想や分析はできでも、最終的には運の要素が強くなってしまいます。

結果的に、損失のリスクも増えるし、安定的に稼ぐ、ということには不向きといえます。

結果に至る要素において、自分ではなく他者の占める割合が圧倒的に多いからです。

いくら確率を分析して、馬の調子や騎手の相性を把握しても、最終的に走るのは馬です。自分が自信をもった予想をしたところで、馬の走るスピードを変えることはできません。

「自分でコントロールできない」という点がギャンブルを副業としてオススメできない理由の3つ目になります。

4. スキルが資産にならない


4つ目の理由は、「スキルが資産にならない」という点です。

ブログやアフィリエイト、Youtubeなどの個人でできる副業においては、作ったサイトや動画自体が収益を生み出す資産となります。

また、ブログや動画を作成する過程で身に付くライティングスキルや動画編集のスキルも、お金を得られる源泉になります。

一方で、ギャンブルで得たスキルというのはどうでしょうか。

もしかしたら、競馬の予想やパチンコ必勝法などとして価値を感じる人もいるかもしれません。

しかし、再現性自体も不確かですし、資産といえるかは微妙ではないでしょうか。


5. ギャンブルで稼げる人は他の副業の方が稼げる


5つ目は、「ギャンブルで稼げる人は他の副業の方が稼げる」という点です。

冒頭で、ギャンブルで稼いでいる私の知り合いの例を出しました。

そもそも勝ち続けることが難しいギャンブルで勝ち続けることができるのはすごいと思います。

そして、彼らには共通する点があります。

・探求心と実行力がある
・論理的に取り組む
・仮説と検証を繰り返す
・感情に流されない

彼らが稼げたのは、構造を理解したうえで、損失の可能性を減らし、勝てる可能性を戦略的に増やしたからだと思います。

パチンコやスロットの仕組みを細かく理解し、仮説と検証を繰り返し実践しているということです。

そして、仮に負けた場合でも、感情的になり無謀にお金を突っ込んだりはしません。

で、この観点で物事に取り組める人って、おそらく他の分野でも良い成果が出せますよね。

だったら、ギャンブルよりも他の副業を選んだ方が価値的ではないか、というのが私の意見です。

今では個人で取り組める副業がたくさんあります。

ブログ、アフィリエイト、Youtube、スキルの販売、このnoteを使って稼いでいる人もたくさんいます。

上記の物は、ギャンブルより損失リスクも少なく、資産を構築しながらより大きく稼いでいくことも可能です。

そもそも副業をするという事には何らかの目的があるかと思います。

・会社の給与以外に収入を増やして、時間的に余裕を持ちたい。
・やりたい事をやるための資金が欲しい
・借金を返済したい

本業以外の収入を得ることで、何かを達成したいはずです。

そして、そのために収入を増やしたいのであれば、ギャンブル以外でもいいはずです。

ギャンブルで稼ぐことのできる人はおそらく他の副業でも成果を出せるはずです。

■まとめると「ギャンブルは副業になるかもしれないが福業ではない」


以上、私が思う「副業にギャンブルをオススメしない5つの理由」を紹介しました。

1. ギャンブルは胴元が一番儲かる
2. 儲かっても結局は労働収入
3. 自分でコントロールできない
4. スキルが資産にならない
5. ギャンブルで稼げる人は他の副業の方が稼げる

ギャンブルで稼いでいる人がいることも事実です。

私自身も昔、パチンコ屋に1か月間通ったことがあります。

最初の2週間ほどは、毎日2万円ずつくらい勝ち続けました。

しかし、途中から負ける日が続き、それと同時に思ったことがありました。

目の前の機械に翻弄されているこの時間は一体何なのだと。

それからパチンコ屋には一度も立ち入っていません。

ギャンブル自体を否定するつもりはありませんし、楽しみとして取組む分にはいいかと思います。

しかし、副業という観点で見ると、オススメはできません。

自分でコントロールできないものに、自分の大切な人生の時間の一部を奪われていると思うからです。

副業にはなるかもしれませんが、福業にはならないでしょう。

■私がオススメする副業


では、私がオススメする副業は?

というと、資産となるようなものです。

具体的には、ブログ、アフィリエイト、Youtubeなどの情報発信がいいと思います。

このnoteを使っての発信もいいですよね。

すぐに大きな収入につながるわけではありませんが、発信した情報がゆくゆく収入を得る源泉となっていきます。

特に、ギャンブルで稼げる人はデータを得て検証と改善を繰り返す能力があると思います。

なので、上記のような副業でも成果を上げていけると思います。

また、情報発信するとともに、すでにあるスキルを使って、ココナラで販売したりクラウドソーシングサイトで仕事を請け負ってもいいでしょう。

これから副業を考えている人の参考になれば何よりです。

目指せ福業!


いいなと思ったら応援しよう!