ラピュタへの道12 都民の森に立ちはだかれる編
台風一過。
晴れ。
さわやか。微風。
ロードバイク日和だ！…けど
間違いなくラピュタはウェットコンディション。無理ゲー。
過去の苦い体験から学んだワイは都民の森を選択。
ワイの中の大きなミッションとして都民の森60分切りも達成しなくてはならないものなのだ。
最後に挑戦したのは1年程前。canyonを購入してすぐのことだったと記憶している。
61分くらいだった。
最高記録は60分50秒くらいだったはず。これはジオスチタニオで記録した。
カーボン車で走れば６０分切りなどカルイと高を括っていたのだが…現実は厳しい。
それから1年以上が過ぎ、ワイも大分成長したろぉ！との思いがいつの間にやら春先のツクシンボの如く成長しており、ラピュタは今日は無理ゲーなので今日はミンモリやっつけましょうや！
ツクシンボってもっと成長したらどうなるんだろ？そういや知らんな…などと思いを馳せながらいつものように多摩川を遡る。
ラピュタへ向かうときの浅川との合流地点には目もくれず、ひたすら多摩川だ。
しかしよく考えると、ワイ都民の森へ向かうときの睦橋通りがあまり好きじゃないんだった。
信号多いし、交通量もかなりあるし、結構長い！武蔵五日市駅まで。
ならば、違う道を開拓しようぞ！
グーグルマップでいつもの睦橋より1本手前の橋からのルートを模索し、「橋渡って1本目を右折そのまま道なりで滝山街道をまっすぐ…」と念仏のように唱えながら快調に飛ばしつつ、そういやツクシンボってアスパラみたいなもんか？とか考えてたら、
あれ？この道はどっちだ？と早々に迷子になりましたとさ。
サマーランドの近くにたどり着き、どうやらもう少しで武蔵五日市駅っぽいが、かなりタイムロスしてしまい、都民の森は無理かな、というムードに。
まぁ行けるところまで行くかと走り続け、睦橋通りの後半に合流。
ちょっと遠回りかもしれないけど、ナカナカ快適なルートだった。収穫収穫。
武蔵五日市駅を左折し、お馴染みの都民の森へのアプローチに入る。
時刻はもう８時半を過ぎていた。
しょうがない、役場まで行って帰るか…
こっち方面来るの久しぶりだから、なんとなく役場を折り返し地点とした。
以前のワイだったら自走で檜原村役場に辿り着いた頃には相当脚を削られゲンナリしていて、これから都民の森登るのぉ？とどうにか登らない理由を探すのが通例だったが、今日は登るつもりが無いせいもあるかもしれないけど、脚はフレッシュに感じる。
来週来るぞ、60分切るぞ、切れるぞ。そう確信した。これも収穫っちゃ収穫。
この日はこのままのんびりと、マックとか寄りながら帰宅。
そして、翌週。
先週開拓した道を使って再び都民の森へ。
天気も良いし体調もいいぞ！
役場の先のT字路を左折、記録への挑戦が始まる。
作戦は平坦、下りではできる限り踏んでタイムを稼ぎ、上りでは無理せず淡々と。ギアはローには入れず、一枚手前までしか落とさない。
これで行けるだろう！
ワイは頑張った！作戦に忠実に踏めるところは踏んで、数馬の湯までギアは何と2枚手前までしか落とさなかった。
しかしさすがにキツくなってきて、もう一枚落とそうとしたが、ギアは動かない。
あれ？と目視したけどやっぱり3枚目。
もう一度レバーを入れても変わらず、もう一度レバーを入れようとしたら動かなくなってしまった！
ハッとした。
そういえば、
この写真を撮ったとき、そういえばギアの調子が悪いな、とか思って、適当にアジャスターをいじったんだった。
その後も微調整のつもりで何度かいじって、コレでよし！なんて直せたつもりでいたのだが…素人がいじるもんじゃないな…
仕方ない、このまま行こう！3枚目で登りきれれば、タイムも更に期待できる！
と切り替え登坂を続行。
キツい。キツすぎる。
でもここまで登ったんだ、ここでやめたら一生後悔する！ラピュタに何度も通ってだいぶ鍛えられたはず！ラピュタ坂に比べればこんな斜度屁でもない！ワイを信じるんだ！ワイ！
キツかった。ラピュタとは違うキツさだった。
ライドを終えてストラバにデータを送信しないと正確なタイムはわからないので、それは帰ってからのお楽しみ！まったりと帰りましたとさ。
で家に帰ってストラバにデータを送信した結果…1時間1分10秒…
全然成長してなかった…むむむ…。
考えられる原因は…体重か…ここのところお菓子いっぱい食べてるもんな…10キロ近く太ったよな…痩せよ…。
現在体重69kg