2ブロック調整記録
1 初めに
本文章はデュエルマスターズのエリア戦に向けての2ブロックの調整を記録するために執筆する。記事というより日記のようなものになると思われる。調整の過程をその都度各項目に追記していくことで調整記録を時系列順に記録していく。(2024/11/7)
2環境考察
現在のプールは王道編第三段ゴールドオブハイパーエンジェルまでである。現在の環境はCSや権利戦の結果から考察するとコントロール、ビート、コンボデッキの三竦みであると定義できる。コントロールはドロマーコンプ、ビートは赤青マジック、ジャイアント、コンボは赤緑ゼニス、黒緑ゼニスが代表格である。コントロールはビートに強く、ビートはコンボに強く、コンボはコントロールに強く出ることができる。またビートデッキはコンボ搭載型の発展型も散見される。つまりいかにこの三竦みのジャンケンに勝つかが今シーズンの2ブロックの鍵と言える。現在はジャイアント、マジックのビートデッキが入賞数を伸ばしている。よってコンボデッキは逆風でありコントロールかミラーを重視したビートデッキが勝ちやすいと考えられる。(2024/11/7)
北海道エリア予選が終了した。優勝はジャイアント、準優勝が水晶マジックという結果になった。現在の2ブロックは地上戦が主戦場でありそれぞれのデッキが地上戦に対してどのようにアプローチするのかがデッキ選択の肝になっている。特にジャイアントの地上戦適正は群を抜いており、環境を定義しているといっても過言ではない。他のデッキが取れる選択は地上戦に付き合うのかそれともコンボなどで空中戦を仕掛けるのかの二択に絞り込まれた。(2024/11/18)
現在の調整では<死神覇王 ブラックXENARCH>入りジャイアントがとても立ち位置がよいと予想されている。水晶マジックが<「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス>や黙示録の水晶を採用することで<銀河竜 ゴルファンタジスタ>+<動悸の妖精><アシステスト・シネラリア>の盤面を突破できるようになり水晶マジック持ち込みを検討していたが北のあーさん選手(https://x.com/asansansansan)の<死神覇王 ブラックXENARCH>入りジャイアントを調整したところ<死神覇王 ブラックXENARCH>が<グレート・流星弾>で出てきた<芸魔王将 カクメイジン>などを取れること、ジャイアントの盤面の取り合いで<死神覇王 ブラックXENARCH>が強力なことがわかった。純正ジャイアントはこの時点でほぼ候補から消えた。また<死神覇王 ブラックXENARCH>入りジャイアントに対して<DARK MATERIAL COMPLEX>で<死神覇王 ブラックXENARCH>を無効化できる点、<深淵の螺穿 ラゼル=ズバイラル>+ハイパー化のギミックで強く出られるドロマーコントロールも候補に上がった。また<死神覇王 ブラックXENARCH>入りジャイアント、水晶マジックとも黒緑ゼニスへの対応策が従来のジャイアント、マジックよりも増えておりジャイアントは<死神覇王 ブラックXENARCH>で<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>を突破できたりグリッファを置いておくことでハンデスにある程度の耐性をもつことができるようになった。水晶マジックもハンデス前にマナが伸びていればルーター+<芸魔龍王 アメイジン>でリソースを回復可能になった。従来のマジックではマナが少なくルーターを打って終了などハンデス後の復帰に時間がかかったが水晶マジックはその点を多少克服している。<「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス>によって<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>に触れたりサスペンスに備えることも可能になった。
(2024/11/19)
水晶マジックが予想以上に強い。<「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス>ではなく<黙示録の水晶>を4投することでジャイアント対面を落としずらくなった。黒ジャイアントのゼナークが絡む試合は負けることもあるがそれ以外には<黙示録の水晶>で1ターン貰えるためマナが伸びてリソース回復もできるため水晶マナ生成ができなくても間接的なマナブーストとして機能できている。またこれによってドロマーコントロールも<ハイパーエントリー>を軸に変更することを検討しなくてはならなくなった。また黒ジャイアントも通常のジャイアントよりは勝てるがゼナークが早期に出ないと厳しい戦いを強いられることが分かった。特にブーストできない進行でグリッファの5マナポン置きが<黙示録の水晶>で流されるのが厳しい。当日の環境が水晶マジック多めだと相当厳しい大会になりそうである。(水晶マジックミラーは対面に干渉する札がほぼなく事故った方が負けのため)(2024/11/22昼頃)
3ドロマーコントロール
3-1デッキへの考察
現在の環境のコントロールデッキの筆頭である。多くの構築に共通するのは
・コンプレックスをフィニッシャーとする。
・ドルーシとカオスマントラのメカチェンジギミックとミュートの3枚による防御パッケージを守りの要としてる。
の2点である。しかし構築によってはこの内の片方または両方を不採用とするものもあり定義が難しい。現在観測できる範囲では
①エルボロム、アーテル、コブラなどを採用したコントロールというよりはトリガービートとしての動きを重く見た構築。
②ゼナークを採用して純粋なコントロールの動きを重く見た構築。
③ブレインスラッシュやオラトリオクルスによるコンボギミックを搭載した構築。
④エルボロムによって聖龍の暴発から直接または水晶の祈りを踏み倒してゼニスを早期に着地させるコンボ特化型構築。
⑤上記の構築に離れと必殺の無限エクストラターンパッケージを搭載した構築。
の5つの型が観測されている。ビートデッキに対して強くゼニス系のコンボデッキに弱い。起動したらほぼ勝ちであり相手に時間制限を課すコンプレックスと各種シールドトリガーによって相手が殴るのに合わせて展開や妨害を行える点がビートに対して強く出れる点と言える。逆に言うと盾を殴ってこないコンボデッキには動きが遅いデッキなので不利である。(2024/11/7)
現在の主流な構築は③のオラトリオクルスからラゼルやゼナークを踏み倒す型である。現在の自身の調整の構築を以下に示す。
入賞リスト等にない点として<五番龍 レイクポーチャー ParZero>、カンビアーレの採用が挙げられる。<五番龍 レイクポーチャー ParZero>は6ターン目のビッグアクションの再現性向上のため、カンビアーレはジャイアントの盤面を1ターン限定とはいえ実質無視できる点が強力で採用した。<五番龍 レイクポーチャー ParZero>は元々フミブロムを採用していた。フミブロムはジャイアントの銀河竜を除去でき5フミブロム→6カンビアーレで面を寝かせながらハイパー化して面処理をする動きが強力だったが手札が細く実際はコンプレックスやボンキゴの設置に手札を使用し上記のコンボを行うのに十分な手札を確保するのが難しかった。<五番龍 レイクポーチャー ParZero>はアルカディアで拾えない黒のカードを拾うことができフミブロム採用時のジャイアントに終極宣言をされないような立ち回りから<五番龍 レイクポーチャー ParZero>採用によって終極宣言されたとしてもオラトリオクルスからビックアクションを仕掛けられるような立ち回りをとることも可能になった。(2024/11/19)
調整の結果水晶マジックはほぼ6ターン目が回ってこないため負けるのではないかという仮説を立てた。またジャイアントがミラー増加によって<竹刀の超人>を抜き3→5の動きを重く見ているので序盤にクリーチャーを出しても咎められずらくなったことからエルボロムとハイパーエントリー軸を検討することにした。Hアルカディアスを早出しできることが主張点である。初期案を示す。そもそも関東では水晶マジックが増加しているが東北では増加するかわからない。ドルーシマントラギミックとゼナークが抜けたのでジャイアントには勝率を落とすことが予想される。コンプをカレイルにする構築もみられる。(2024/11/22昼頃)
ハヤブサ→アナザーワールド2枚目とした。山札を何度も回しながら各種ブロッカーで詰めていく。水晶マジックや黒ジャイアントに5分以上が出せた。ただ時間切れが懸念点ではある。できるだけ早めにプレイし相手にもプレイを早くするようお願いするしかない。(2024/11/22夜)
考えは間違っていなかった。
4赤青マジック
4-1デッキへの考察
環境のビートダウンの代表でありオリジナル環境ではファイア殿堂によって姿を消したが2ブロックでは最強の鉾として存在している。テスタロッサと5000VTがないためオリジナルのようなオールレンジデッキではなく運が良ければ3キルもある中速ビート(あくまで全盛期準拠であり2ブロックでは最速)程度の認識である。盤面戦必須の現環境においてリソース回復と盤面ロックを同時にこなすアメイジンは特に強力である。水晶ギミックを取り入れたターボマジックと呼ばれる亜種タイプも存在している。ゼニスデッキに有利であり除去を踏むと攻撃が1ターン途切れてしまうジャイアントと異なり全体除去を踏んでも次のターンにもう一度問題なく走れるのが差別化点である。ただ柔軟性に欠けておりジャイアントや黒緑ゼニスに盤面を制圧されるとそのまま負けてしまうことも多い。またファイア殿堂によって従来の連続攻撃と展開を同時にこなす器用さは失われており走り出しても受けを重視する今の環境では止まることも多い。参考構築を以下に示す。(2024/11/19)
5青緑ジャイアント
5-1デッキへの考察
現環境の最優秀デッキであり多くの地域で母数入賞数共に最大である。圧倒的な盤面制圧能力とリソース獲得能力があり受けも輝跡の大地やファイヤーナイターフライなど踏んだらほぼアウトのカードやGSなどで十分硬い。特に動悸の妖精とシネラリアによる疑似的な除去耐性によって除去必須な2種のゴルファンタジスタを守る動きが強力である。現在の構築を以下に示す。
現在は竹刀の超人が抜けミラーを意識した<ボン・キゴマイム>とフォージュンの採用が一般的である。現環境の2ブロックにおいてジャイアントへの回答を用意するのはほぼ必須である。ジャイアントへの対処法として序中盤にクリーチャーを展開せずあて先を作らずワンショットまたはコンボを成立させることが挙げられる。またハンデスに対して脆弱なため一度手札がなくなると盤面の再展開に苦労する。(そもそも手札のシナジーで戦うデッキが大半のデュエルマスターズでハンデスがきつくないデッキの方が少ないが2ブロックは革命チェンジやハイパー化など他のクリーチャー前提のギミックが多くその傾向が顕著である)また即時打点がプールに存在しないためターン開始時に盤面にいるクリーチャーでしかプレイヤーにアタックできず盤面ゼロでターンが回ってきた場合エクストラターンがない限りダイレクトアタックはない。
(2024/11/19)
6赤緑ゼニス
6-1デッキへの考察
ワスプメリサ+スカラベオ+<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>の盤面をゴールに見据えたコンボデッキである。上記のコンボ成立時の制圧能力は圧倒的でありほぼエクストラウィンといっても過言ではない。また各種ゼニスやカナザーがリソースを回復してくれるので黒緑ゼニスに比べて継続戦闘能力が高い。一方防御面が脆弱でありマジック基盤のデッキに対しては厳しい戦いを強いられる。またジャイアントに成長プランをとられたときには盾から除去などがほぼできず銀河竜が一度立つと<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>をタップできずに攻撃を防げなかったり、ワスプメリサやスカラベオが代理バトルで処理されたりするなどジャイアントにも有利と言えない。さらにゼニスデッキの宿命であり序盤に水晶マナを作れないとある程度マナがたまっても何もできないので初動事故=敗北といってもいい。しかし籠城系のデッキには大きく有利でありメタ次第では強力なデッキであることには変わりがない。参考構築を以下に示す。(2024/11/19)
7黒緑ゼニス
7-1デッキへの考察
<「呪怨」の頂天 サスペンス>のハンデスと<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>+<偽りの名 ワスプメリサ>の面制圧を主張点とするビッグマナデッキ。何よりも<「呪怨」の頂天 サスペンス>の全ハンデスが強力であり最速4ターン目の全ハンデスを耐えられるデッキはほとんどない。また赤緑ゼニスに比べて受けが強く生半可なビートダウンやジャイアントの革命チェンジのための攻撃で盤面を壊滅させることもある。ハンデスと<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>+<偽りの名 ワスプメリサ>がジャイアントに有効でありマナブースト等でクリーチャーを展開しないためジャイアントに有利がつく。一方でリソース面は大きな問題を抱えている。手札補充が<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>と<黙示録の水晶>しかなく水晶マナ生成とゼニス召喚でほぼ手札を使い切ってしまう。後続がつながらずハンデス後にトップ解決を許すことも多く手札管理が課題といえる。またマジックは<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>が間に合わないと除去トリガーを引いても次のターンに再度走られてしまったりハンデスしても盤面で押し切られてしまったりと負け筋も多い。自身より遅いデッキには強力なので赤緑ゼニス同様メタを読んで使うべきだろう。(2024/11/19)
受けをヒドアノッカにすると<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>をタップできて良いと思う。ハイパー化クリーチャーと<「戦鬼」の頂天 ベートーベン>の相性がすこぶる良いので他の色でも受けのハイパー化クリーチャーは採用していいと思う。(2024/11/22)
エリア戦ではシンベロムカタルシスの採用された構築が見られた山札を回復しつつベートーベンを寝かせられる点が強力だと思う。
(2024/11/23)
8水晶マジック
8-1デッキへの考察
水晶ギミックと<芸魔王将 カクメイジン>を組み合わせ複数回の追加ターンを獲得することを目標にしたデッキ。マジックと名前についているが実態は赤青ゼニスとよんでも差し支えない。水晶武装達成時の<グレート・流星弾>が動きの核であり直前に<「いいダシがとれそうだ」>や<氷柱と炎弧の決断>で大型マジックを捨てることでメタクリーチャーを破壊しながら複数の大型マジッククリーチャーが並ぶ。序盤に水晶マナを生成して中盤から終盤に1ターンで展開からワンショットまで行けるためジャイアントに対して純正マジックより有利に立ち回れる。しかし呪文の踏み倒しには<芸魔王将 カクメイジン>の攻撃が必要であり銀河竜を動悸やシネラリアで守られると辛い場面が多かった。現在の調整では黙示録の水晶やレディオローゼスなどを採用することで対応できるようになった。しかし弱点もあり、序中盤は手札が細くハンデスなどを受けると失速することもある。また受けの質、量共にあまり強くなくビートダウンには敗北することも多々ある。終盤はアメイジンによってリソースを回復でき、ほぼ無限のエクストラターンを獲得できるため自身よりキルターンの遅いデッキには強い。また<精霊王Hアルカディアス>に対して通常のマジックより多く採用されたダーゼンで対応できるため耐性は比較的高いといえる。(2024/11/19)
ジャイアントとの調整を繰り返した結果<黙示録の水晶>が予想以上に強力だったため<「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス>を全抜きして4投した。
9黒ジャイアント
9-1デッキへの考察
北海道エリア戦以降に登場したジャイアントの亜種。ゼナークによって従来では干渉しずらかった手札と攻撃制限能力持ちのクリーチャーのいる盤面に干渉しやすくなった。グリッファのハイパー化によってマナゾーンからゼナークを踏み倒しつつ革命チェンジを行うことで3ハンデスが可能であり1度ターンが帰ってくればジャイアント基盤特有の面展開にゼナーク効果が乗ることで手が付けられなくなる。コンプレックスなどの破壊不能クリーチャーに対してもフミブロムで対応できる。従来では不利だった水晶マジックもゼナーク+動悸+カルマインカでグレート流星弾にも対応できるようになった。また3→5の動きが重視されている点、ゼナークよって面の取り合いでほぼ負けない点から純正ジャイアントにも有利が付く。ゼナークが着地さえすればベートーベンを突破可能なのでゼニス系のデッキにも戦える。環境内のデッキに対してほとんど回答を用意できており立ち位置が非常に良い。今後のジャイアントデッキの主流になる可能性が高い。
10汎用カード等
調整中に発見したり採用を検討した汎用カードやギミックを記載していく。
1.離れ+必殺ギミック
青の入るデッキには採用が必ずと言ってもいいほど採用が検討されるギミック。離れ2枚必殺1枚と11マナで任意回数の追加ターン、22マナで追加ターンを増やすことで実質的な無限ターンが獲得できる。現在の2ブロックには無限ターンを受けきれるデッキは存在しないので成立すれば実質勝利である。必要な枚数も少なくデッキにギミックを搭載するにあたりデッキの強度低下が小さいことも強みである。2ブロックの代表的なフィニッシャーといえる。
2.ドルーシ+聖カオスマントラギミック
2ブロックの強力な受けギミックでありドロマーコントロールや青白コントロールデッキの防御の中心を担っている。全体タップと攻撃制限は地上戦主体の2ブロックでは強力であり特にジャイアントのマッハファイターが沈黙するのは環境にかみ合っている。ドルーシでミュートやオラトリオクルスを仕込んでおく動きも強力である。
3ボン・キゴマイム
環境最強のメタカードであり青の入るデッキでの採用が検討される。上面で出すことがほとんどだが下面も強力であり特にジャストダイバーやコンプレックスなど採用が多く対応が難しいカードに対処できる。どちらも地上戦での戦いを有利にしてくれる。ロングゲームを目指すデッキや地上戦デッキでの同系統デッキへの回答など様々なデッキに採用されておりデッキ調整ではボンキゴへの対応策を準備しておきたい。
4アナザーワールド
数少ないハンデスメタ。サスペンスやゼナークなどのハンデスに多少あらがうことができる。同じ役割にパウアーがいるが利点として
1.山回復ができる点
2.そこそこのサイズのブロッカーが盤面に出る点
3.実質ハンデスとして使用できることとアメイジンの突破に使える点
の3点が挙げられ逆にパウアーの利点は
1.自分だけドローができる点
2.複数枚抱えていてもドローできる点
の2点が挙げられる。環境やデッキのコンセプトに合わせて採用していきたい。アメイジンは登場時の手札の枚数以下のコストのクリーチャーに攻撃できない効果を与えるのではなく、登場時に場のクリーチャーに現在のプレイヤーの手札以下のコストなら攻撃できない効果を与えるのでハンデスなどで手札を減らせば攻撃が可能になる。よってアナザーワールドを出せば6コスト以上のクリーチャーは攻撃が可能になる。
11 参考資料
調整中に参考にしたプレイヤーやnote、記事を記載する。
フェイ選手(https://twitter.com/Fei1020)
やわたCSのカバレージを執筆しながら自身も2ブロックCSに出場している。自身が2ブロックプレイヤーであることから環境内のデッキ相性などを踏まえたわかりやすくまとめられたカバレージは宮城のほぼ2ブロックCSがない地域在住の筆者に最新の情報をわかりやすく伝えてくれた。2ブロックについて知りたいならフォローするべきである。以下に筆者が有用と感じたり面白かった記事を示す。
やわたCS(https://twitter.com/DMyawataCS)
2ブロックの代表的なCSであり環境の最新情報を知ることができる。デッキタイプごとの勝率データが閲覧できるのが特徴で環境のデッキの立ち位置などを知ることができる。また他地域の2ブロックCSやエリア戦の結果をリポストしたりと2ブロックの調整においてこれ以上ないデータベースとして活用できる。
12当日の結果
使用はエントリー軸のドロマーコントロールにした。構築は3項の通りである。当日の対面と簡単な試合推移を下に示す。
1試合目 黒緑ゼニス ◯ コンプレックスを早めに置けたのでそのまま育ててゼブブ出る前に起動して勝ち
2試合目 トリーヴァゼニス ✕(両敗)試合が長引き必殺を撃たれて山切れをケアされる。最後カンビアーレで面が全て寝た状態でHアルカディアスがジャストダイバーとハイパー化している状態で盾を全て割ったところで時間切れ両敗
3試合目 黒緑ゼニス ◯ 4ターン目にコンプレックスを設置してHアルカディアスをハイパー化しつつ攻撃。サスペンス+ベートーベンを作られるが上から引いたオラトリオクルスで除去2回でコンプレックスが起動して勝ち
4試合目 白緑籠城? ✕(両敗)ベーゴマフェアリー+ハイパーエンゲルス(盾7以上)を作られるがこちらも面にブロッカーを並べて膠着状態になる。最後は山札が相手3枚こちら8枚手札相手無しこちら数枚の時点で時間切れ両敗
5試合目 赤青マジック(純正) ◯ 先4で走られるが盾からハイパーエントリーを引いてエルボロム+Hアルカディアス着地で勝ち。
やはり懸念していた通り時間切れでの敗北が起きてしまった。序盤からもっと急かしたりジャッジを呼ぶなどケアできるところをしきれなかった自分のミスである。構築自体は納得いくものでありこちら視点だが負け試合は一度もなく純粋なデュエマ以外の部分で敗北したことがただただ悔しい。
最後に運転と深夜までの調整に付き合ってくれたらなきさんに深い感謝をして終わりたいと思う。構築に関する質問や意見、感想は大歓迎なのでもしあるなら筆者のDMまでお願いしたい。