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ジャーナリスト通信「信州と名古屋⑬」~地域のファンクラブに活路

 猛暑のなか、9月に名古屋市内で開かれた信州の物産を紹介する様々なイベント。「猛残暑」でバテ気味のため執筆が遅れました。

 


PDFマガジン 信州と名古屋⑬ 

■県人会まつり盛会
 「ふるさと全国県人会まつり」(全国県人会東海地区連絡協議会、読売新聞社など主催)が9月7日(土)と8日(日)、名古屋市中区の久屋大通公園久屋広場で開かれました。東海地方で活動する北海道や長野県など36の道県人会は、観光地の紹介や特産品の販売で盛り上げました。
■長野はトウモロコシなど
 名古屋長野県人会は、昨年に引き続き木曽・開田高原の朝採りトウモロコシを各日600本販売しました。ブランド名は「恵味(めぐみ)」で、1本350円。糖度計で計ると20度を超えていました。
 愛知県の大村秀章知事が会場を巡回し、長野県ブースではトウモロコシを手に県人会員と談笑しました。

 ■ステージは諏訪市のラッパ隊
 7日正午には会場ステージで諏訪市消防団のラッパ隊の演奏が披露されました。隊列を組み、オリジナル曲も含めて数曲、ラッパの音を響かせました。
■シイタケつかみ取りも人気
 恒例のシイタケつかみ取りは、100円でお得なサービスです。1日3回開催し、各回とも行列ができる人気でした。参加者は手渡されたビニール手袋をはめ、箱の中からシイタケをつかんで歓声を上げていました。
■上伊那は栄地下街で

県人会まつりと同時開催のため、アルクマはサカエチカで活躍©aratamakimihide

 

花の大産地「上伊那」を紹介するサカエチカの会場©aratamakimihide


 上伊那地域振興局は9月7日(土)と8日(日)、名古屋・栄の地下街「サカエチカ」で観光PRを展開しました。県のキャラクター「アルクマ」も登場し、伊那市が生産量日本一を誇る花アルストロメリアなど花のクイズも実施。JA上伊那の担当者は「知られていない花や農産物をアピールしたい」と話していました。

県人会まつりステージでは。珍しいゆるキャラの後ろ姿撮影会も©aratamakimihide


■金山駅でも開田高原フェア    

 名古屋・金山駅コンコースで9月11日~13日、開田高原のトウモロコシ「グラビス」の限定販売が盛況でした。
 初日、二日目が各450本、最終日が510本販売し、保存方法や食べ方を書いたレシピも手渡していました。 
 大鹿村物産展も同時開催でした。名物の山塩はなかったものの、山塩を使った塩もなか、村内で栽培するブルーベリーのカレーなど美味でした。
記者の独言~地域のファンクラブに活路
 南信州と名古屋との交流人口を増やすためにも、一過性のイベントではなく、「ファン」にメールニュース発信していくことが不可欠です。私は、名古屋福井県人会ブースで福井ファンクラブに入会しました。雑談こそファン作りの大きな要素だと感じます。 
 

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