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「hideって、誰?」~名古屋・金山でXジャパンのギタリスト企画展

 私のためのタイトルのようでした。「hideって、誰?」は、Xジャパンのギタリストで、ソロアーティストとしても活躍したhide(ヒデ)さん愛用のギターや衣装、直筆の歌詞など300点を一堂に集めたメモリアル企画展です。
 開幕した4月22日の前日、内覧会で「hideって誰?」の私自身の謎解きに行ってきました。

 1998年5月2日に永眠したhideさん。2000年に生誕地の神奈川県横須賀市に「hide MUSEUM」が5年間の期間限定で開館しました。2005年に閉館されるまで延べ50万人のファンが訪れた聖地でした。
 23回忌を迎えるメモリアルプロジェクトの一環として、昨年、東京の西武池袋本店で開催され、今回名古屋でも6月20日まで、名古屋・金山南ビル(旧名古屋ボストン美術館)で開催中です。
 Hideさんの曲が流れる中、生誕~幼少期から始まり、ROCKへの目覚め、サーベルタイガー結成、美容専門学校へ、X加入の5つのゾーンを見ることができます。

愛器「イエローハート」とチェックスーツ

 写真のギターは愛器「イエローハート」で、1996年東京ドーム公演で初めてお目見えしたものです。チェックスーツは1997年に雑誌のフォトセッション用に仕立てられたコスチュームで、いずれも今回の展示のメインヴィジュアルとなっています。
 にわか勉強でしたが、「hideって、誰?」と思いながら訪れた価値はありました。なかでも所々に書かれたhideさんの言葉が印象に残ります。

「楽しくて、新鮮で、震えるような気持ち…」

 「音楽を始めたときの、楽しくて、新鮮で、震えるような気持ちをずっと持ち続けていれば、オレは、50歳になっても60歳になっても、このままいけるんじゃないかって思ってる」
 65歳で新しい道を歩み出した私にとっても、共感できる言葉です。新聞記者1年生の時の「楽しくて、新鮮で、震えるような気持ち」を思い出させてくれた特別展でした。
(2022年5月4日)
 
 






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