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名古屋でハワイを満喫~プリンスホテルスカイタワーでランチブッフェ始まる

 「南国の味覚を名古屋の絶景とともに」。ホテルのキャッチフレーズそのままにハワイの味を満喫しました。
 名古屋プリンスホテル スカイタワー(名古屋市中村区)。地上31階、140㍍のレストラン「Sky Dining 天空」で7月7日、「Ohana ハワイアンフェア」が始まりました。9月7日まで。
■Ohanaは家族
 Ohana(オハナ)は、ハワイ語で「家族」の意味。ハワイアンフェアは、コロナ禍で家族や親しい友人らと会食ができなかった人たちの絆を深めてもらおうという企画です。
 昼は「Ohana ハワイアン ランチブッフェ」で午前11時半と午後1時半からの2部制。ハワイの定番料理のガーリックシュリンプやポキをはじめ、照り焼きチキンとパイナップルを使ったピザ、同じくパイナップル入りのハワイアンピラフなどが並びます。上野浩二料理長らスタッフの思いが伝わってきます。
 では、まずはブッフェのエチケットとしてトングをとる手に手袋をはめます。手をかざすとセンサーが感知して手袋の中に空気を送ってくれるので、手がスポッとはまりました。

手でて触らずに手袋をはめることができる機械

■目の前で調理
 パフォーマンスコーナーでは、シェフが目の前で調理するロコモコボールが人気でした。ちなみに午後5時半からは「肉バル×ハワイアンディナーブッフェ」。パフォーマンスコーナーは鉄板焼きステーキになります。
■絶妙な味と「絶景」のモンブラン

天空から降り注ぐようにモンブランの山ができあがる

 スイーツは小池朝子・調理スーパーバイザーがアレンジした逸品。記者おすすめのひと品は、「リリコイクリーム風味のナゴプリ・モンブラン」です。ハワイ語でリリコイは、パッションフルーツのこと。酸味と栗のクリームの甘さ、1・2ミリの細さで絞り出されるクリームが盛られていく景色は、見どころです。

左からリリコイクリーム風味のナゴプリ・モンブラン、ココナッツ・パンナコッタ、クランブルショコラ・ブラウニー

■アフタヌーンティーもハワイアン

推しカラーを選んでノンアルコールのモクテルを楽しむ

 期間中は午後3時半から5時まで「ハワイアンアフタヌーンティー」も同時開催されています。赤や青など9色のゼリーのなかから2色まで選べるノンアルコールカクテル「モクテル」。味はもちろん、見映えにもこだわっています。天空のバーカウンターから名古屋の街を眺めながら、くつろげそう。
 コンセプトは、「推しカラー」。Z世代を中心に好きなアイドルグループなど個々のメンバーのイメージカラー「メンカラ」を選んで応援する「推し活」は、さらに進化しているようです。
■海外旅行はやっぱりハワイ
 アイコム総研が実施した海外旅アンケートで、2023年に行ってみたいところや予定している旅先のNo.1はハワイだったそうです。コロナ5類移行もあり海外旅行需要が回復していますが、一方で円安や燃料費の高騰に伴う航空運賃の高値も気になります。
 名古屋にいながらハワイ気分を満喫できるタイムリーなフェアです。

ビル群を眼下に眺めながらの食事です

■ハワイよりおいしい!
 定番のロコモコボールは、やはり人気です。西武ライオンズのハワイキャンプを取材したことのある友人は「本場よりおいしい」と絶賛。ハワイのお米は、粒の細長いインディカ米だったようで、日本のお米の食味にはかないません。
 天空に流れるハワイアンのメロディーや南国の花に囲まれたブッフェ会場。日本人の味覚にあった料理がハワイアンフェアを彩っていました。
(2023年7月8日)