競馬で勝ちたいなら不的中と上手く付き合え❗
競馬予想においては
・どうやって的中をするか?
・どのような的中を出すか?
って所ばかり注目されます。
もちろん大切なのですが、競馬って予想がドンピシャって方が少なくて基本的には不的中や抑えの引っ掛かりの方が多いんですよね。
複勝とか人気馬を狙う方式ならそうはなりませんが、まあどちらが優秀という話ではないので、今回そっち系は除いた話をします。
ともかく重要なのは少ない的中側ではなく、不的中や抑え的中とどう上手く付き合うかなんです。まあ考えてみれば当然ですよね。
これが上級者と初心者中級者の決定的な差です。
では解説していきます。
目次
1. 勝つ人の収支グラフ
2. 不安要素とオッズと期待値
2.1 不安要素を許容する
2.2 不安要素はマイナス要素ではない
3. 抑え的中を上手く扱え
4. まとめ
5. 余談(競馬界隈にいるバカ)
1.勝つ人の収支グラフ
大体初心者が望む理想のグラフがこちら。
基本勝ち続けてたまに勝ち分から負けるくらいは良いという感じですね。
マイナス域に入る事を事前に許容できていないグラフです。
私がおおよそイメージしているグラフはこちら。
細かい的中不的中を繰り返しつつ、穴目本線をその中に入れておくことでドンピシャが来た時に一気に跳ね上がる。それの繰り返しです。
穴目本線が入るまでにどれだけ踏ん張れるかこそが重要と捉えています。見方を変えれば穴目本線一回入った後はもう当分プラス域をうろつく余裕がありますからね。
これを実現するために固め本線と穴目本線を点数絞って推奨しています。現実的な資金回転率も必要ですからね。
そして話を戻して初心者が勝ち続ける理想を追った場合に陥る実際のグラフがこちらです。
なぜこうなってしまうのか?
勝ち続ける理想を持っていますから、全レース的中狙いをするんですよね。
故に点数が多いんです。
ワイドも馬連も馬単も複勝も3連単も買います。
そして軸も1頭とは限らないです。
そうすると点数が多いので外した時のダメージがまず大きすぎます。
なによりもドハマリが来た時に資金が分散している事で大した配当が得られずにジリ貧でこういうグラフに落ち着きます。
不的中は出してはいけないものではないんです。上手く付き合いさえすれば。では不的中との付き合い方を考えていきましょう。
2.不安要素とオッズと期待値
2.1 不安要素を許容する
では不的中を受け入れた上での考え方を解説していきます。
不的中を受け入れるという事は、
不安要素を受け入れるという風にも言い換えられます。
対比として全レース的中を目指した場合に起こり得ることが、異常に買う馬が人気馬に寄ってしまいます。
なぜなら不安要素を許容できないから。
素人目で見た限り不安要素がない、もしくはメンバー中で最も不安要素が少ない馬を選ぶからです。まあこれなら私でも人気馬ばかりになると思います。
的中率を極限まで上げて人気馬複勝を回す形で、回収金額まで考えると、どうしても自己資金が結構必要になってきます。
現実的には結局私のイメージしているグラフが理想になるでしょう。
不安要素を許容できずに人気馬ばかり買うと、
この赤丸のポイントがなくなるのでジリ貧でどんどん負けて行ってしまうんですよね。これに加えて点数を広げて的中を拾いに行くと先程の一気に下に突き抜けるグラフになってしまいます。
2,2 不安要素はマイナス要素ではない
不安要素は競馬においてマイナスの意味しかないのか?
これは完全にNOです。
仮にこれが野球やボクシングなら不安要素はマイナスの意味しかないでしょう。これは普通にイメージ通りです。
ではなぜ競馬において不安要素はマイナスの意味にはならないのか?
それはオッズがあるから。
これは例を挙げて解説します。
ベスト条件不安なしの場合
勝率40%
単勝オッズ2.2倍
2.2×0.4(40%)=0.88=88%
何かしら不安要素ありの場合
勝率10%
単勝オッズ11.0倍
11.0×0.1(10%)=1.10=110%
勝率は当然不安要素ありの方が下がりますが、期待値で言えば不安要素ありの方が高くなっているんですよね。
的中させる意識だと当然上の勝率40%を買うことになりますが、そういった馬を買い続けた場合は結局回収率は88%に収束します。
まさしくジリ貧ですね。
これが1回1回の的中不的中なんかどうでもいいという事。
狙うべきは10回に1回しか的中しない不安要素ありの馬です。
そして今回の不安要素はマイナスの意味しかないわけではないというのをまとめると、不安要素によるマイナス分以上にオッズが上がった場合は期待値的にはプラスになるという事です。
不的中を許容できると、本当に美味しい馬を狙えるんですね。
3. 抑え的中を上手く扱え
ここまで不的中と上手く付き合う方法を記載してきました。
私の予想で言うと、☆に指定している馬が不安要素は大きいがオッズが高く期待値が高い馬です。
◎:好走率30%,オッズ4.0倍
=1.2=120%
☆:好走率5%,オッズ40.0倍
=2.0=200%
なので◎-◯▲あたりの的中を積み上げている期間が収支グラフの波をうっているポイントです。
そしてプラマイゼロ〜微プラスの範囲で波を打ちつつ☆からの爆発を待つ。これが馬券戦略です。これを続ければ最終的にはプラス域にいるはずなので。
わかりやすい様に私の配信歴で常に点数を絞って乗り続けた人の収支を考えればわかると思いますが、単純に考えてクイーンS小倉記念キーンランドの☆馬絡みでドカンとプラス収支なので、確実にプラス域。
その日に爆発がなくてもそれはプラス域で波打っているだけの話です。その日その日でプラスどうこうは運ですからね。
そして抑えがなければ下記グラフの様になってしまいます。
かなり波が荒いグラフになります。まあ悪くはないんですが波が荒いと資金管理が難しいんですよね。理論上は良くても実際は財布のお金が減っていくわけですし、精神的にも難しいです。
1レース1万円賭けているとして20連敗も余裕であるわけです。そして21レース目にも10番人気と4番人気のワイド1点に1万円入れられるのか?って話ですね。現実的再現性が低いとでも言いましょうか。
現実的に再現して実行しようとすると最低限の抑えはあった方がいいでしょうね。それでも抑えなので的中させにいかないようにするのが大切です。
4. まとめ
今回は不的中にスポットを当てて解説していきました。
まだ書きたいことがあったんですが、一気に頭に入れても混乱するだけなので今回はここまでにしておきます。
不的中を失敗と捉えるのか、それとも最初から想定するのかは大きく違います。
穴狙いなんて不的中の確率の方が高いのでハナから不的中を意識しているわけですからね。そうしているからこそ不安要素とオッズのバランスで本当に期待値が高い買うべき馬を買うことができるんです。
その場その場の的中不的中でどうこう言っていたら一生競馬で負け組なので意識改革をしてください。そういう人は悪徳予想家の食い物にもされますしね、、、
いるでしょ?点数広げて的中だけとりあえず一杯出している予想家。
あれなんでいるかわかります?売れるんですよね。その場の的中不的中でしか判断できない人からすれば、一杯当たってるっていうのが最大のポイントになりますから。
5. 余談
ここからは本当に余談。
最近ちゃんとやっている予想家の方がバカに絡まれているのを見かけるので、書きなぐっているだけです。
別に読まなくて大丈夫です笑
なんか最近予想家が馬券買っているのかどうかをやたらフューチャーする風潮ありますよね。
自分の予想をしこたま買っている予想家の予想こそ信頼に足るみたいな。
あれどうなんですかね。全く理解できないです。
ラーメン屋がおすすめしているラーメンを店主が好んで食べているか?おいしいと思っているかって関係あります?
大事なのはそのラーメンをお客さんがおいしいと思うかどうかでしょ?店主はこってり嫌いだけど、こってりが人気だからおすすめしていたとして、それをイケないことだと思いますかね?
ていうかそもそも気にしたことあります?ないですよね?
居酒屋でやみつきキャベツって商品があって、店主が本当にやみついているかとか気になんないでしょ?笑
ラーメン対決にラーメン屋なんだからプライド賭けて、先月ラーメンで儲けた金を使って勝負できるだろ❗って思います?
予想家にとって予想はその内容を満足してもらえるのかどうかだけで、それ以外は別に関係ないですよね。
そして予想家の責任は満足してもらう為に全力で分析するだけ。
そもそもしこたま買うことをブランディングとして集客して、そして集まったお金でしこたま買って更に集客するってインフルエンサーとしての立ち回りの上手さです。それって別にブランディング方法の話で予想の信頼性に影響しないでしょう。
それに踊らされて普通に分析して予想をして情報提供している人に絡んでいるバカがよくいるんですよね。
ボクシングと総合格闘技の違いなんですよ。
競馬予想だけで戦っているのが予想家。
競馬を一つのツールにして戦うのがインフルエンサー。
路上なら井上尚弥より朝倉未来の方が強いとか言ってるの滑稽でしょ?そもそも別物なんですよ。
当たろうが当たらまいが小銭稼げればいいだけだろ!とか言いますけどマジですか?当たらなかったらその小銭稼げなくなるから本気でやるでしょ。
予想家であって馬券師でもギャンブラーでもないんですよね。
インフルエンサーにすり寄っていった上で叩かれている人は自業自得なんで知らないですけどね。
この違いをわからずに声が大きい人に先導されて人に絡むのは本当にやめてください。強い人の意見に乗っかって自分も強くなった気でいるバカにしか見えないです。
あと勝てる予想なら売る必要ない論者もまともに経済活動していないバカにしか見えないんでやめた方がいいですよ。
記事本編でも述べましたが、不的中は許容しないとダメなんですよね。
今月の生活費を競馬で稼がなくてはならない。こんな状況で10回外れた後に10番人気本命で買う精神力はありません。
生活基盤がある上で余裕を持って予想すれば勝てる自信がありますが、そんな追い込まれた状況で勝つ自信はないですね。
なによりそんな生活したくありません笑
勝てるならそれだけやってればいいって言えるのはまともに自分で生活していない子供だけでしょ?なんで競馬アカウントなのに子供がいるんですかね?すごく不思議です。
勝てない有料予想は詐欺論者もバカでしょ。
もちろん勝てない予想家を擁護するわけではありません。
これを言う奴がバカって話です。
買うかどうかの判断基準になる部分に偽りがあれば詐欺です。食品の産地偽装とかがそうですよね?
"絶対"勝てると言えば詐欺になるようになってます。
そして勝てない有料予想なら自然淘汰されます。
ラーメン屋行って不味かったら詐欺って言います?
もう行かないってだけでしょ。
昔からある有料予想批判もバカです。
時間をかけて分析したものに値段がついているだけですよ?無料でこんなにしてくれる人がいるのに!とか関係ないんですよ。
農家の人にどうせ余って捨てるんだから、無料でよこせって言わないでしょ?
有料予想で生計を立てるならば、生活を賭けて真剣に分析します。
なにより他の仕事をしなくていいので圧倒的に分析に時間をかける事ができます。だって専業なんですから。
精神的にどれだけ慈善の気持ちがあっても、物理的に生活基盤を作るために時間が必要になるので、分析時間は短くなります。
その上でフルで時間を使って生活賭けて真剣に分析している有料を選ぶのか、趣味の延長でやっている無料を選ぶのかってだけ。
好きに選べばいいんです。誰も強制していません。
何で大人しかいないはずの競馬界隈に普通に生きていればわかる事を分からずに人を攻撃する人がこんなに沢山いるんでしょうか。
もしかして今は中学生も競馬をする時代なんですかね?
競馬が広い世代に楽しんでもらえてJRAのPRは大成功ですね。中学生にまで広まっているんですから、これからも競馬は安泰でしょう。