見出し画像

長野市「松屋 長野柳原店」普通じゃないさば味噌煮

店名 松屋 長野柳原店
場所 長野県長野市大字小島86-1
電話 026-256-4072
ジャンル 牛丼チェーン店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「さばの味噌煮御膳(ライス・ミニお新香・とろろ・豚汁付)」890円


相変わらずYouTubeにハマりこんでいる。例によって流し見しているだけだ。まずはゲームチャンネル、といってもどこかの大学生くらいの男の子がやっているスーパーマリオメイカー2の実況を観るところから始まる。マリオも大好きなのだが、老眼化して以来画面にもスピードにもついていけず、人がプレイしているのを鑑賞するのが丁度よくなったためだ。

画像1

次は芸人チャンネル。昨年、コロナ禍で壊滅的だった彼らが大挙してここにやってきたから百花繚乱状態。といってもキリがないし、全部はチェックできないから、その前からやっているのをいくつか、カジサック、宮迫などを少し。といっても彼らの話芸を楽しむくらいであまり真面目に観てはいない。

一番熱心に観るのが料理チャンネルだ
料理自慢のYouTuberたちが腕をふるう。あるものは巨大な肉塊を捌き豪快に。またあるものは繊細な料亭のようなものを造り上げる。昔からの料理番組ファンとしてはたまらない毎日を過ごしている。

画像2

大きな魚を三枚におろす
などという場面も素晴らしい。ブリだのカンパチだのを市場から仕入れ、出刃ひとつでズバズバと捌き舟盛りに、塩焼きにと姿を変えていく様は、観ているだけでもなんとも言えない快感を伴う。これが実際にできたらよいのだが。最初はサバくらいの魚で行うのがよい、と聞いたことがあるがどんなものであろうか。


「松屋 長野柳原店」

画像3

いつもの松屋さん。この度の新作はなにやら『普通じゃないメニュー』が登場したという。普通じゃないとは尋常ではない(日本語にもなっていない)、早速行ってみなければ、という事でいそいそ行ってきた。


「さばの味噌煮御膳(ライス・ミニお新香・とろろ・豚汁付)」890円

画像4

今回はさばの味噌煮。牛丼チェーン店で魚料理、それも煮魚が登場するのは異例であるとのことだ。そりゃそうか、定食屋さんならまだしもねぇ。

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

「普通じゃない」
というだけあって、魚料理にありがちなネガティブな部分が少ない。身はパサつきがなくとてもジューシー。なまぐささなどあり得ずしっかり味噌の香りがただよい、ベタ甘でないのが気に入った。もっとも嬉しいのは骨がないこと。魚は骨をよけながら美しく食べるのがよいのだ。という意見には大きく首肯するが、楽ちんなのは捨てがたい。

画像10

画像11

向田邦子は寺内貫太郎役の第一候補は池波正太郎であったと語っている。あの強面と包丁の腕前が理由だったとか。なるほど、料理はともかく魚をおろくくらいは出来た方がいいかもしれない。最初はサバくらいから始めるがよい、と教えてくれたものもいるが、多分やらないなぁ。やはりぼくは食べる人。魚捌きは長野随一のカイロプラクターにやってもらおう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?