飯山市「なかまち食堂」花の街の日替り定食
店名 なかまち食堂
場所 長野県飯山市飯山2959 神仏鷲森ビル
電話 0269-62-2918
ジャンル 食堂
バリアフリー △ 入口に段差あり
駐車場 あり 「日替り定食」800円
ゴールデンウィーク最終日、5月5日は定休日。ふと気づいたら家内も休みの日。おやおや珍しい事もあるもので、じつに久しぶりに休みが合った。だからといって20代新婚夫婦でもあるまいし、どこかに出かけてちゃらちゃら過ごす。という事もない。家内はなにをするかわからないが、私は私で山菜でも買いに行こうか。
タラの芽はわが家の庭で収穫できるようになったから、ばっちり真っ盛りのコゴミでも仕入れに行こう。せっかくだから飯山の菜の花でも愛でにいくか。となれば1人で行くのもナニだし、急ぎでする事がないなら一緒にいくかい?と水を向けたら同行するとの事。
それが決まったのが2日前。予報通り5日は天気に恵まれず、といって雨は降ってないからよいだろう。決して楽な道ではないが気持ちのよい北信五岳道路を抜け、中野 立ヶ花を左折して飯山市街地、千曲川沿いを走り飯山菜の花公園へ。
いつもなら菜の花まつりで、イベントやら出店やらで華やかに彩られているのだが、このご時世では致し方ない。とはいえほどほどの人出と少し盛りの過ぎた菜の花に癒されながらほやほやと歩くだけでも心地よいものだが風がすごい。
まだ昼には少し間があるので、北竜湖へ回ることとする。山あいの小さなハート型の湖の近くに娘の学校の合宿場があり、なかなかよいから一度行ってみようと考えていたが結局在学中に実現せずとうとう今になってしまった。
ここはなかなか気持ちよい。
標高があるためか菜の花もちょうどよいし、小さくて狭い湖水を観ていると“静かな湖畔の森のかげから”と唄いたくなってくるようだ。これでもう少し晴れて風がなかったら最高なのだが。
そして頃合いになったので飯山市街地に戻りこちらへ。
「なかまち食堂」
昨年10月以来だ。改装工事に入られると聞いたが、終わったふうに見えないが。まぁ開店しているから文句はない。入口の急な階段を上り店内へ。いかにも昭和然とした有り様に家内がびっくりしている。
「日替り定食」800円
本日のメニューは
・とりから揚
・片目玉焼
・さば煮付
・山かけ又はマグロ納豆
刮目せよ、この変幻自在なメニューに。唐揚げは3個のみだがポーションがデカい。目玉焼きはひとつだからたしかに片方しかないが、別にそんな事は気にしないでもよいと思うのだが。この妙な律儀さが好き。さばの煮付は甘さ控えめのあっさり味。とても柔らかく煮えていた。
家内は山かけ、私はマグロ納豆にしたのだが、こういうちょっとした一品はとても嬉しいものだ。
家内が唐揚げを食べ切れないという。では私もひとつ残し、持ち帰ってきた。コゴミを大量に購入してきたので、本日の夕食は唐揚げと山菜となる。