やっと決まった?幅が細く甲が薄くかかとが小さい人向けスニーカー3選
筆者の足は「幅が細く(ワイズC)、甲が薄く、かかとが小さく、なのに長さは男性並みにある」で靴選びがほんっとうに大変なのですが、長い靴選び放浪を経てなんとか自分の足に合うんじゃないかと言うスニーカーを3足見つけました。
自分の足に合った1足を選ぶため、「足に良い」と言われるスニーカーを試しまくった記事が下記のこちら。
靴選びに迷走している。~クリフトン9、クラウド5,NB1800等履き比べ~|浅野新 (note.com)
ブルックス ゴースト、アシックスGT1000 12、ナイキ エアマックス90を試してみたレビュー。|浅野新 (note.com)
まだ「最高の1足」を探している為、絶対にこれが合うよと言う訳ではありませんが、そんな悠長な事を言っているといつまでもスニーカーを新調できないため、現段階でのベストな靴は下記の3足と言っておきましょう。
それではご紹介します。
1足目:
足底筋膜炎にはいいかもしれない厚いソールが特徴:
ブルックス ゴーストマックス
筆者は幅が細い為、レディースにBワイズがあり、また評判も良いブルックスのゴーストマックスを購入しました。
またこれは後述しますが、最近足の裏が炎症を起こしている「足底筋膜炎」になったかもしれないんですよね。だから普段から履く靴もソールが厚い物がいいのではないかと思った事もこちらを選んだ理由の一つです。ソールの厚さならクッションがすさまじいホカオネオネの「クリフトン」シリーズやアシックスの「ゲルニンバス」シリーズが良いんじゃないかと突っ込みが入りそうですが、下記に参考の写真を貼っておきますけれどもクッションが厚すぎて凄すぎて、筆者は歩行がおぼつかなかったんですよね・・・。試着段階だったので慣れれば平気なのかもしれないのですが。
また、ホカオネオネはレディースサイズが筆者はなく、かと言ってメンズにすると縦の長さはあっても幅が広く感じ断念しました。アシックスはまだレディースサイズでもいけたんですが、こちらはホカオネオネよりもワイズが広くまたまた断念。両スニーカー共にクッションが分厚い分ひざや腰が痛い方に良いそうなので、足の形が合う方ならかなり良いのではと思いますが。
ホカオネオネのクリフトンはこちら。
シリーズ最新はクリフトン9かと思いますが、ソールが見た通りもんのすごく分厚い。(下記はレディース)
アシックスのゲルニンバスはこちら。
え、ゲルニンバス26が出たのかい(下記はメンズ)。またこちらもご覧の通りソールの厚さが半端ない。
で、話を戻してこの2足に比べると、まだブルックスのゴーストマックスはソールの厚さが控えめなわけです。もう一度写真を貼りますが、上記2足と比べると、ね?ソールの厚さがそれほどでもないでしょう?
実際に履いてみると、見た目の割にソールの厚さを感じないんですよ。すごく安定感がある。また、足の先側がご覧の通り船形になっていて(これはクリフトンとゲルニンバスにも言えますが)指や足裏の先部分が踏ん張りにくくなっているんですよね。
足底筋膜炎の人は長時間足先に力が入っている、またはそういう癖がありそれで筋肉が炎症を起こしてしまっている部分もあると思うので、足先が踏ん張りにくい形になっている(実際足先の裏で踏ん張る事はできますが、その場合靴のつま先をかなり下に傾けないといけない)この靴は良いのではと思います。また、ソールが厚い分一般的なスニーカーよりはクッションが効いているので足底筋膜炎で地面に足裏をつけるのが辛い方には多少マシかと思います。筆者も次にご紹介する2足と比べると、足底筋膜炎にはゴーストマックスの方が痛みが少なく感じ、筋膜炎の痛みが強い時はこちらを積極的に履いています。
また特筆すべきは靴のベロの部分の厚さと長さがしっかりある事。甲の薄い筆者にとって一般的なスニーカーは高さがありすぎ、歩行時に足が靴の中で滑ったり靴がガバガバだったりするためスニーカーには必ずタンパッドを貼付していますが、ゴーストマックスは今のところ貼付なしで履いています。項薄人間にとって一つ手間が減り大変嬉しい。
また、ゴーストマックスはかかと部分がしっかり高さがあるため、かかとが細い筆者でもかかとがごそごそ動かず、しっかりホールドしてくれます。かかとが細い方にも大変お勧めです。
紐も筆者お気に入りで、伸縮性がありよくのびるので、靴をはく際につま先を上にしてかかとをしっかりつけてから紐をしばると長時間歩いても途中で紐がほどけません。紐がほどけやすいニューバランスユーザーなら特に嬉しいですよ。
幅はレディースはワイズBがあり、それをチョイスしましたが幅がワイズCの筆者でもいけました。メンズはワイズはDのようです。
ソールが厚さがある割には安定感があり、立ちっぱなしでも歩いても足首がぐらぐらしない、またソールのクッションは思ったほどふにゃふにゃではないので厚底スニーカーを履いてみたいが不安と言う方に圧底スニーカー1足目としてお勧めします。ブルックスのシューズは日本ではまだまだ履いている人が少ない印象なので、ナイキやニューバランスのような日本ではかぶりまくるスニーカーは嫌と言う方にもお勧め。
ちなみに筆者は普段履き用として履いているため、ランニングシューズとしての性能はよく分かりません。そちらは他のネット記事やyoutubeでガチラン勢の方がたくさんゴーストマックスの履き心地についてレビューを書いておられるので参考にしてください。
ゴーストマックスメンズはこちら。ワイズはDのようです。
Amazonなら試着のみであれば1ヵ月以内に返品ができるため、しっかり試し履きできます。仕事で忙しい筆者もそれで購入しました。
2足目:
ウォーキング用や普段履き用としてまず1足ならこちらでは;
ニューバランス フレッシュフォーム WW1880(レディース)
880ではありません。1880です。
ニューバランスはウォーキングシューズは880が有名ですが、その上位モデルと言われている1880は驚くほど知名度がありません。と言うのもまずリアル店舗で見かけないんですよ。ニューバランス直営店舗は置いているようですが、アウトレット店舗でも見かけず、いわゆる一般的な総合靴販売店、ABCマートなどでも見かけないのではないでしょうか。
筆者もまたまネット検索していたらAmazonでこちらがヒットし、レビューを見たら高評価が多かったので買ってみたら意外と良かったという偶然の出会いです。
筆者が購入した決め手はやはりワイズ。こちらもレディースはBワイズがありますが、ほんっと狭いです。ブルックスのゴーストのBワイズより断然狭い。足が幅狭でスニーカー探しに苦労されている方に強くお勧めします。また、ソールの高さこそありませんが、履くとかなりクッションはふかふかなので柔らかめのソールを求めている方にも良いかと。
実際880も試着してみましたが、ソールの厚さ、また柔らかさともに1880の方があります。1880に慣れると880を履くとソールが硬く感じるのでびっくりしますよ。ソールの厚さと硬さは個人の好みがかなりありますので絶対880より1880の方が良いとは言えませんが、ソールの厚みと柔らかさを求めている人には880より1880を推します。
また、1880はデザインも人気があるようです。上記の写真を見て頂くと分かる通り、デザインが良い意味で普通、クセがない。ランニングシューズはいかにも運動用と言う感じがして好みじゃない、普段着と合わせても浮かないスニーカーが欲しいと言う方にも良いと思います。メッシュ部分が少ないのでほぼオールメッシュの昨今のランニングシューズ(ゴースト、クリフトン、ゲルニンバスがこれにあたります)より冬は寒くない、雨も多少は大丈夫と言うメリットもあります。
デメリットとしてはカラー展開が異常に少ない事。2種類ってをい。かなり歩きやすい靴だと思うのでもっと知名度をあげてユーザーを増やしてくれい。
狭いワイズしかないの?と思った方も大丈夫。1880はワイズが豊富な事も魅力です。
レディースはB(やや細い)、D(標準)、2E(幅広)があり、メンズは2E(標準)、4E(幅広)があります。
メンズはMW1880になるのでご注意を。
3足目:
筆者の足には幅(ワイズC)とかかとの大きさがドンピシャだった
ブルックス ゴースト14
こちらは一番上に貼りました筆者の過去記事でも書きましたが、ゴースト14は2021年9月の販売と古い為、加水分解が早く起こるであろう事、履き心地も悪くなっているだろう事からリンクはあえて貼りません。リンクなしの写真だけ貼っておきます。レビューは参考程度にさらっと読んでください。
ブルックス ゴースト、アシックスGT1000 12、ナイキ エアマックス90を試してみたレビュー。|浅野新 (note.com)
本当は足幅甲薄に合うと言われるブルックスのゴースト15が欲しかったんですが、試着するとBワイズ(レディース)なのに足幅と、またかかと幅もやけに広く感じたんですよ。で、レビューを検索しまくっていたら、❛14の方が幅は狭かった❜と言う感想を見つけたんですね。で、Amazonで安くなっていた事もあり試しにレディースのBワイズを買ってみたら、15よりも幅とかかと幅が筆者の足にどんぴしゃだったのでそのままお買い上げしてしまいました。
ど素人なのでソールの加水分解が始まっているのかどうかはよく分かりませんが、確かにソールの硬さは感じます。
2023年10月に発売されたばかりのゴーストマックスも履いているため、その弾力の素晴らしさと比べるとやはり14は落ちますね。まあそもそもソールの材質がゴースト14とゴーストマックスでは違う事があるのですが(ゴーストマックス→独自のクッション素材”DNALOFT v2” クッショニングを厚底に採用、ゴースト14→100%DNA LOFTを使用)このソールの硬さが元来のものであるのか、加水分解が始まっているのかが分からないのが型落ちのスニーカーを買うデメリットだなと感じます。
ただ幅とかかとが合っている素晴らしさは安心感があります。普段履きで履いていますが幅が合っているから歩いていても小指側が痛くならないんですよね。タンパッド※も付けているので甲が薄い筆者の足でも足が前滑りしにくくなっていますし。安心して長時間履けるメリットは何物にも代えられない。がっつりとランニングされるなら古いスニーカーでは心配がありますが、普段履きなら大丈夫ではないかと祈りつつ履いています。
と言う訳で、「幅が細く、甲が薄く、かかとが小さいのに足長が男性並みにある」筆者が現在履いているスニーカーはブルックスのゴーストマックス、ゴースト14,ニューバランスのフレッシュフォーム1880、この3足です。足底筋膜炎ぽい症状がある現在はゴーストマックスを一番履く事が多いですね。またこれらの靴で新しくメリット/デメリットを発見したり、他に良いスニーカーを見つけたらご紹介します。
ちなみに甲が薄い筆者は靴の中で足が前滑りしやすく、かかとがパカパカしたり、足指が靴にあたって痛くなったりするのでほぼどの靴もタンパッドが欠かせません。
筆者はダイソーのかかと用パッドをタンパッドとして代用していますが、代用せずとも正式なタンパッドが通販でも売っています。ダイソーがお近くにない方、代用が嫌だと言う方はこちら。
タンパッドってなんだ?な方は下記記事をどうぞ。履き心地がかなりましになります。
足の幅が狭く甲が薄くかかとの小さい足の方向け:いまいち合わないスニーカーをちょっと快適にする方法|浅野新 (note.com)
と言う訳で、あたたかくなってウォーキングに興味を持った方、普段履き用にスニーカーを新調したい方は上記レビューを参考にしてください。