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海外移住とキャリア〜インドネシアでの挑戦〜

株式会社Cquick代表取締役の荒井です。直近私の状況を全く共有ができていなかったので日本の大型連休中に整理できたらと思い、記事にしました。
「直近の荒井は何をしているの?」「海外でのキャリアについて知りたい」「複業キャリアの可能性を知りたい」「キャリアについて情報収集している」という方向けに書いています。


はじめに

2023年10月からインドネシアへ引っ越しました。現在はいわゆる「複数の生業をもつ複業」という働き方をしています。
※「複業」と「副業」の違いはColorWiThのnoteをご覧ください。

現状の私の所属(複業)

・株式会社Cquick 代表取締役
・ColorWiTh株式会社 CMO(最高マーケティング責任者)
・インドネシアBtoB SaaS企業 Japan Desk 担当
・インドネシア進出支援サービス

「各組織の内容・私の役割」を簡単に共有します。なぜ私が「複業」を選択しているのかはまた別のnoteとさせてください。

株式会社Cquick 代表取締役での役割

1年半ほど前に株式会社Cquickを立ち上げ、「事業を最短・最速で上がり続ける仕組み・組織を創る」をコンセプトに「営業企画代行」として多くの企業を支援しております。「営業コンサルティング」、「インサイドセールス代行」「営業マネジメント代行」などをベンチャー企業〜上場企業までご支援しております。私は代表として経営全般を行っておりますが、立ち上げ段階なので私が商談もしたりとプレイング業務もありながら、経営しております。フルリモートの業務委託の方々が10名いるため、プロフェッショナルな方のご知見・サポートをいただきながら成長しています。
インターン生・第二新卒の採用しております!

ColorWiTh株式会社 CMO(最高マーケティング責任者)での役割

2023年10月にColorWiTh株式会社 CMOに就任いたしました。

ColorWiTh株式会社は、「企業の“やりたい”を具現化し“実現”にこだわるサービス『Color WiTh(カラウィズ)』を提供」しており、主に上場企業、地方の中小企業、ベンチャー企業の事業開発等をご支援しております。また、昨年から「複業職人」という「複業をしたいが具体的に何からしたらよいかわからない」「案件単価をあげていきたい」という方向けのサポートも行っております。
私の役割は「最高マーケティング責任者」として、主に「法人との接点を最大化し、売上拡大する仕組みを構築」しています。商談創出するための、セミナー企画、その他営業施策などを運用・マネジメントしております。特に2024年度は多くの施策を実行していきます。コラボレーションできる企業様も探しておりますのでお気軽にご連絡ください。

インドネシアBtoB SaaS企業 Japan Desk 担当

インドネシアのローカル企業(BtoB)のJapan Deskの立ち上げをしております。インドネシアに進出している日系企業向けに特化して営業する「Japan Deskのチーム組成」を2023年10月よりしております。
Japan Deskとしては、見込み顧客の獲得〜商談、受注までの対応をしております。

インドネシア進出支援サービス

私、インドネシアでの立ち上げ・現地法人社長経験のある日本人、インドネシア人数名でインドネシアへ進出したい日本IT企業の支援をしております。会社設立の支援ではなく、「営業拡販〜マネジメント」という立ち上げ〜スケールまでのご支援をしております。直近は海外進出したい企業も増えてきているなと感じます。ぜひ、インドネシアに進出を検討されている企業様いらっしゃればお気軽にお声がけください。

インドネシアに移住した理由

インドネシアってどんな国?

2023年10月にインドネシアのジャカルタに引っ越しをしたわけではあるのですが、「そもそもなぜインドネシア?」「そもそもどこ?」と質問を受けることが多いです。
ちなみに赤道にあります。

インドネシアの位置
(http://jukenchirimon.blog.fc2.com/blog-entry-3.htmlより引用)

一年を通して気温は高く、平均気温は28度から32度程度です。 時期によっては35度を超えることもあります。人口が約2億8千万人、イスラム教徒が9割近くおり、2024年の3月は断食、4月は断食明け休みなどもありました。

動機は「漠然とした海外で働きたい」

私は2024年度に30歳になる年齢なります。これまで日本で営業、インサイドセールス、マネジメントの経験をしてきましたが、「人生100年時代、日本だけで働き続ける不安」、「漠然と海外で働いてみたい」というのがありました。
「人生100年時代、日本で働き続ける不安」を感じたのは2023年4月にタイにクライアントと観光した際でした。実はタイは2度目で、最初のタイ観光は5,6年前の大学4年生の時にバックパックした時でした。1回目のタイよりも圧倒的に物価があがっていることや肌感覚でバイクが減り、車が増えた印象を持ちました。そこから調べていく中で人生100年時代で日本だけで働くことへの不安を感じるとともに自分で働ける国も選べるようにしていきたいと思うようになりました。
「漠然と海外で働いてみたい」というのは大学時代からありました。過去には留学経験がなく、英語も堪能ではなかったため、一時は海外でのキャリアを諦めかけていました。しかし、年齢を重ねれば重ねるほど英語が話せないという恥ずかしい気持ちは増していくと思いました。
そのため、まずは一歩踏み出そうと思い、海外経験のある方へインタビューを開始しました。大学の友人、仕事の仲間のつながりから海外経験がある方へインタビューさせていただけることとなり、情報交換の機会をいただきました。
インタビューする中で「インドネシア」の人口、人口の伸び率、国としての成長性を感じました。また大学時代、インドネシア人の友人が何名かいたこともあり私としては親近感もありました。
そこから2023年の夏にインドネシアに1週間出張し、多くの方とお会いし、「インドネシア」の可能性を肌で感じることができ、インドネシアへ行こうと決めました。また、幸いにも私の働き方がフルリモートということもあったため、仕事も回せるのではないかと思いました。

ご縁からいただけた「BtoB SaaS企業の Japan Deskの立ち上げ」

私自身の英語レベルは大学受験レベルですし、頭の良い大学を出ているわけでもありません。そのため、英語で価値を発揮するというのは難しいと感じてました。ただ、日本で営業組織の立ち上げ、マネジメントは経験してきており、Japan Deskであれば日系企業が相手になるため日本語での営業も一部あるだろうと思いました。たまたまインドネシアのBtoB SaaS企業がJapan Deskを立ち上げてみたいというニーズとマッチし、2023年10月からプロジェクトを開始させていただく運びとなりました。 

Japan Deskの現状と課題

みなさんのお力をお借りしながら、プロジェクト開始後6ヶ月で大型案件の受注、数社の受注もできており、一定の成果は残せているのではないかと思っております。ただ、まだまだJapan Deskの「成長スピード」を上げていく必要があります。今年度からもJapan Deskのチームも強化し、マーケティング活動、営業活動自体の量も増やしていきます。なお、4月からインターン生、営業1名を増員し、私含めて3名のチームとなりました。まだまだ試験運用段階ではあるのですが、Japan Deskとして「売上を最大化するための活動」ができたらと思ってます。

インドネシアでの生活と今後

インドネシアでの生活

インドネシアでの生活は「魅力的な側面」と「適応が難しい側面」があります。
「魅力的な側面」は、温厚な方が多い印象を受けています。インドネシア人、日本人問わず、温厚な方が多く、英語でのコミュニケーションを取ってもお互い第二言語なので確認しながらコミュニケーションできています。
また、美味しい屋台飯があったり、日本では食べたことがないご飯があったりと新しい発見があったりします。それ以外にもバトミントンがさかんな国ということもあり、バトミントンに参加したりすることも多く、バトミントン初心者なりにがんばっています。

一方で「適応が難しい側面」もあります。美味しいご飯もたくさんあるのですが、「油が多い」料理が多く、毎日は食べ続けられないなと思ってます。そのため、日本食を自炊したりもすることがあります。
また、3月に断食があったのですが、インドネシアの友人はこの期間、昼間は水、食べ物を一切口にしないという1ヶ月続きました。私自身、昼間のコンビニ、スーパー、カフェ利用は躊躇しながら利用してました。特に働いているカフェのスタッフの方に申し訳ない気持ちをもち、注文した1ヶ月でした。ただ、夜になると外食する方が増え、外がいつも以上に賑わっており非常に楽しん雰囲気を感じることができました。

今、インドネシアで挑戦する「動機」と今後

話は戻りますが、今インドネシアで挑戦している「動機」をお伝えできたらと思います。
それは「インドネシアで再現ある営業組織を構築し、真似したくなるようなモデルケースを創る」ということです。
Japan Deskを立ち上げる中で日本と比較した時に営業資料、提案内容、マーケティング施策含めて改善できる点が多いと感じてはいます。ただ一方で、私の言語レベルでは、日本での価値発揮の20%程度になっていると感じてます。これは、商談時に私が伝えたい内容を英語で伝えきれていない、社内でのコミュニケーションコストが高くなってしまっているなど複数の理由があります。
ただ言語の壁を突破し、施策も実行されていくと急成長につながる可能性があると思ってます。私自身の努力はもちろんなのですが、私が得意分野に注力するとともに苦手な分野はチームメンバーで補完しあうということを決めて今年度から新しいチームとして動いています。
また、このモデルがインドネシアではもちろんですが、インドネシアに進出したいと思う日本企業・外資企業の参考になるようにしていきたいと思ってます。まだまだ未熟ではあるのですが、色々な方のお力を借りて、少しでも実現に迎えたらと思ってます。

海外挑戦や複業に関心がある方へ

私自身がまだまだ発展途上なので、アドバイスをするということはできないのですが経験をシェアするということはできると思ってます。私の好きな言葉の一つに「今が一番若い」というのがあります。年齢を重ねるにつれて、守るものが増えてきます。「挑戦」するなら「今」なんだと思います。人によってはそれが「今の業務の中で新しいことをしてみる」「セミナーに参加して視野を広げる」「転職活動」「海外旅行」「自分のパートナーと家事・働き方の調整をお願いする」など様々なのではないかと思ってます。
新しい働き方を希望される方(複業したい、独立したいなど)とお話する中で気づくことがあります。それは「自分自身のスキル(自分のバリュー)」を発揮できる領域を明確にする重要性です。「自分自身は何を提供できる人材なのか?」この問いに明確に回答できると自分がすべき業務・役務内容も見えてきます。残念ながら、自分がしたい(Want)だけでは、報酬・職をいただくことは難しいのが現状です。「相手のNeeds」を満たすことができて初めて報酬が発生します。なお、自分のバリューの発掘の仕方は、今までの経験を因数分解(棚卸し)していくと見えてくることがありますので、ぜひ外部の人の力を借りてみることをおすすめしてます。棚卸しをする中で自分の経験・スキルが不足しているのであれば、今の職場でできる最大限のことを挑戦してみましょう。私自身もスキルの棚卸し、自己分析、コーチングを定期的に外部の力を借りています。
私自身ももっと自己投資をして磨いていきますので、背中で語れるようになれたらと思ってます。

最後に

いつもインドネシア及び日本でサポート・チャンスをご提供いただいている皆様ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

色々な方と情報交換させていたいだおります。ぜひ、私のXにコメントもしくはDMいただけると嬉しいです。現在、インターン生・第二新卒の採用も行っておりますのでオンラインでも情報交換できると幸いです。また、私自身は日本での仕事もあるため、日本帰国及び日本で働いていることもありますので日本もしくはジャカルタで直接お会いできる機会もございましたら、よろしくお願いいたします。

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