もうしばらくお待ちください。
この宿は、商店街にある。
私たちには日常であり、旅人には非日常でもある。
このグラデーションを楽しむことがこの宿の醍醐味となるといい。
伝えたいのは観光でなく、この狭間にある時間や人。
誰かに案内されるのではなく、自らがとけ込み、何かを発見するような。
3月も終わり、荒島旅舎は着々と完成しつつある。
4月のオープンを控えた矢先、世の中はあっという変わってしまった。
コロナ。
宿がある福井県でも連日感染者は増えている。
この商店街にはたくさんのかわいらしいお年寄りが住んでいる。
きっと、あと10年するとなくなるんじゃないかってお店もたくさんある。
高齢化している商店街、それも事実。
宿に泊まり、暮らす人たちにぜひ会って欲しいし、その土産話も聞きたい。
そして、おんちゃんやおばちゃんの嬉しそうな顔も見たい。
なので、
しばらくの間、宿泊のお客さまをお迎えすることは控えたいと思います。
荒島旅舎は、4月下旬にひっそりとプレオープンします。
ご宿泊についてはスタッフの知り合い、お試し宿泊など、
ある程度制限させていただきます。
1階のコミュニティスペース部分をできるだけひらき
商店街にできた新しいお店としてまちに馴染むことに力を入れ
足元を固め、みなさまをお迎えする準備をしていきたいと思います。
今、商店街でできることを
ポジティブになれることは何かを考えて粛々と営業していきます。
グランドオープンまではもうしばらくお待ちください。
スタッフ一同
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