【書評】仕事力を爆上げする「図解思考」
このページはAmazonアソシエイトの広告を含みます。
『仕事力を爆上げする「図解思考」』（松田 純・著）の書評です。
これから #Webライター として仕事をしていくうえで、タスク管理が重要になってきます。そこで「情報整理」について書いてある本書を読みました。
情報整理の4ステップ
①見える化
②分類／構造化
③優先順位
④行動
本書では各ステップがイラスト図解でわかりやすく紹介されています。
上記の4ステップはタスク管理術「GTD」にも通ずるところがあるので、GTDの本の復習もしようと思います。
「優先順位」をつけるための質問
・今のあなたにとってもっとも重要だと感じるものは？
・それをやらないことでどうなると思いますか？
僕は頭の中にいろんなことが常にあってモヤモヤしてしまい、優先順位を決めるのが苦手です。上記の2つ目の質問は今までない視点の質問でした。
やらなかったら大変なら優先度は高くなりますし、やらなくてもなにも起こらないなら優先度は低くなります。やらなくてもいいかもしれません。
完璧主義マインド…書き出したタスクを全部やろうとして苦しむ状態
OK主義マインド…大事なことができればOKと捉え、楽に進める状態
自分はまさに完璧主義マインドでした。昔の日記を読み返してみると、タスクをたくさん書き出しているのですが、書き出しているだけで進んでいないタスクがたくさんありました。
本書ではタスクのうちの最重要の20％＝大事なことと捉えて、それができればOKということが有名な「パレートの法則（80：20の法則）」を使って説明されています。
100％のタスクが重要とは考えていないものの、『エッセンシャル思考』で出てきた話の「最重要」が何十個もあり、「最」という本来「最も」という意味がなくなっているというのが、自分にもあります。
たとえば以下のことが今の自分のタスクです。
記事作成 5～10記事
クラウドワークスで仕事をする
『アウトプット大全』を復習して、アウトプット方法を再確認
『沈黙のWebライティング』を復習してアウトプット
これらが頭の中にあるのですが、なかなか進んでいません。
特に上の2つのタスクはもっともっと細分化が可能です。細分化をしないと進まないでしょう。
大事なことができればOKという状態になれば楽になります。
本書の「情報整理」では「タスク管理」にも使える方法が紹介されていました。
他にも「説明・伝達」「問題解決」「アイデア発想」「プレゼンテーション」「目標達成」に使える方法も紹介されています（必要になったときに読みます）
僕は昔マンガ家を目指していたので絵を描くのに苦手意識はないのですが、
苦手意識がある人でも図解が描けるように、本書では本当に基礎から書かれていました。そんなに基本的なところから？！と思えるようなところから。
そしてこの本のポイントだと思ったのが、図解を描けばよりわかりやすくなりますが、図解を描かなくても文章で何を書けばいいのかがわかるので、一度本書でイメージがつかめれば、箇条書きとかだけでも効果がある点です。
図解「思考」なので、要は図解することが本質ではなく、思考することが本質だということでしょうね。
そんな本質の『図解思考』を学びたい人は要チェックです。
※今なら半額
※Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 300位台の人気の本です
（2025-02-09時点）