素人
俳句には「プロ」がいる。
「プロ」と言っても、それで食べていける人は
本当に少ないから、多くはホンモノの「プロ」ではないかもしれない。
とにかく、こういう人があれこれうるさい。
俳句は形式(技術)と表現内容の2つから評価される。
しかし、その入り口の「技術」に終始される。
五七五、季語、切れ・・・・。
初心者はそこで疲れる。
書店で見れば判るが俳句の本の大多数が技術書である。
表現内容、中身を学ぶ本は皆無かもしれない。
で、プロみたいな人がときどき言う。
この俳句、「俳句らしい」と。
「俳句らしい」って何?
私は50年ほど俳句に関わっている。
もちろん、「プロ」ではない。
好きで、言葉遊びをしている。
「言葉遊び」なんて言うたらアカン。
「プロ」から猛攻撃を受けるから。
とりあえず、猛攻撃をしてきたら、その人に訊くことにしている。
「俳句らしさ」ってなに?
私は俳句は
五七五の「言葉遊び」ということにしている。
立派な「遊び」なので
それなりのルールが必要。
でも、ひとまずは「五七五」を最低のルールとしておく。
ここでまた反論がある。
五七五ではない俳句もある、とか。
そんな質問にこれから
何回かで答えていこうと思う。
先ずは、ここに出てきそうな「プロ」になりたくない「素人」として
俳句の?解いていきたい。