【ハンドメイド作家】「好き」からファンを作るストーリー案
毎日ストーリーを更新するのって大変ですよね。
ハンドメイド作家さんがやりがちなストーリー投稿内容でやめた方が良いのは「商品の宣伝だけ」のストーリー。
自分が買う側だったら、毎日商品を売り込まれるのは嫌ですよね。
そのうち、売り込みばかりのストーリーは見なくなると思います。
見たくなるストーリー、気になるストーリーの中に商品の紹介、商品ページへのリンクを入れていく必要があります。
ストーリーから、この人の雰囲気好き、この人、気になる！と思ってもらえることが重要です。
商品を売っていきたいのなら、ありのままの自分を見せるのではなく、ある程度演出が必要なことも忘れてはいけません。
私は３人の母であり、家の中がひっちゃかめっちゃか、もう髪を振り乱すどころか、自分の存在わすれてないと日常が回らない！！などと冗談を言う程、必死だった時代もありましした。
(オンラインショップを経営していた頃がまさにこの時代でした↑）
でも、ストーリーや投稿では１mmもその大変さを出してはいけません。
自分で作りだした商品を売っているデザイナーであり、ブランドオーナーですからね＊
もし、どうしても今の自分の大変な気持ちを書きたい時は、解決した後に、前向きな言葉と共に投稿しましょう。
もちろん、子育てアイディアを売っていたり、子育てが大変なことに共感してもらうことがプラスになる商品を売っている場合は言うまでもありません。
気になる存在になる
ストーリーが更新されるといつも見てしまう人っていますよね。
憧れていると認識していなくても、なんとなく素敵だな～と気になる人はどんな人か考えてみてください。
最先端のファッションを身にまとっている必要はないけれど、売りたい物とのバランスが必要で、自分の商品を買ってくれるお客様のフィールドで一歩先を行く、憧れの存在になる必要があります。
極端な言い方をすると、生活感溢れる雑然としたお家に住んでいる人から買いたいと思わないものです。
毛玉だらけのニットを着ている、古い印象の服装の人が、憧れられる商品を作れるとも思えません。
ハンドメイド作家のお客様層は自分に近いことが多いので、日常を少しだけ演出して紹介していきましょう。
ストーリーズ例
訪問先の紹介
日常の切り取りを紹介。訪問するカフェの雰囲気から「好き」が伝わる。
お客様になるだろう人も好みそうなブランドのイベントに行ってみる。
日常の紹介
選ぶ花の色やテイストからも「好き」を伝えられる。
撮影の裏側
家の中の雰囲気も伝わって「好き」が伝わる。
好きな本や言葉の紹介
尊敬する人の言葉、偶然見た名言など。
例：尊敬するシャネルの言葉を復習したくて図書館に予約してたの。
受け取って来た。
“美しさは、あなたがあなたらしくいると決めた時に始まる”
好きを伝えるコーディネート
どんなコーディネートでも良いのではなく、お客様に共感してもらいたい自分の好きを伝えるコーディネートを紹介。
好きなブランドも似ている人が商品を買ってくれる人であるはず。
例：シンプルなコーディネートに小物でアクセントを付けるのが好き。
オレンジバッグは〇〇(ブランド名）
家でお仕事の日
宿泊先の紹介
自宅を大々的に紹介することが出来ない場合も、旅行先なら選んだホテルから好きな雰囲気を伝えられる。
くつろいで散らかる前に！ストーリー用の撮影をしておく。
その他、近くのスーパーで見つけた可愛いパッケージのものからも、写真の撮り方、選び方で「好き」を伝えることが出来ます。
材料を買いに行く日をVlog風にまとめるのも、「好き」を伝えやすいストーリーズになりそうですよ。
日々の中でなんとなく過ぎてしまうことを切り取って、自分らしさを伝えていくと、同じ「好き」の感覚を持つ人が見てくれるようになります。
日々忙しくて、ストーリー用に演出している写真を撮っている時間が無い！と思うかもしれません。
時間をかけなくてOK！
あ！今！という瞬間に10秒だけ、写真に残す時間を取ってみてください。
続けることで絶対に写真の撮り方が上手になっていくし、すぐに投稿出来なくても撮りためておくと投稿が楽ですよ。
上に挙げた例のように「好き」を伝えながら、その中に商品を身に着けているところや、商品を撮影しているところ、ラッピングなどを入れ込んでいきます。
毎日ストーリーを見ていると、発信者の「好き」に共感するうちに、商品も欲しくなっていきます。
余談ですが、私が好きな世界的デザイナーココ・シャネルの言葉はハンドメイド作家さんたちの心にも響くと思います。
ぜひ覗いてみてください。
You have to fail, and I do not succeed.～Coco Chanel～
「失敗しなきゃ成功しないわよ。」