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「真実は1つ!」ではなかった話

「真実は、1つッ!」
今この言葉を読んで、メガネをかけた少年の声に脳内をジャックされたあなた。
こんにちは、ひらく です。

真実って実は1つじゃないと知ってから、私が変化したお話を書きます。
具体的にどう変わったかというと

他人の評価が気にならなくなった → 落ち込むことが減った

なんかちょっといい感じでしょ。
この変化は言葉の定義を知ったことに端を発するのですが、シンプルな(高度な機能を一切排除した)作りの私の脳に限った反応かもしれません。
単純って平和。ぴーす!

「真実」は1つじゃないことを説明してみる


「真実」とは、こうあります。
真実とは、事実に対する偽りのない解釈
へ?
は?
じゃ、「事実」ってナニ?
事実とは実際に起った嘘偽りのない事柄のこと
はい?

なんかこんがらがってきましたが
実は私達は案外この違いを理解して、無意識に使い分けていましたよ。
例えばこんな感じ。

「高校生のとき、あなたに話しかけなかったのは事実よ。でも本当はあなたのことが好きで、ドキドキして話せなかったというのが真実なのー!」
これです、これ!

話しかけなかったのは「事実」
ドキドキして話せなかった、が「真実」です。
真実は解釈を含むものなのです。
話しかけなかったという事実は誰がみても同じ1つの事柄ですが、真実は解釈した(された)数だけあるのです。

話しかけなかったことの真実は、自分の口臭を気にしていた時期だったことかもしれないし、彼はスワヒリ語しか分からない人だと思いこんでいたことかもしれません。

事実は、1つ。「話しかけなかった」それだけ。
「真実は1つ!」じゃなくて、1つしかないのは「事実」の方なのです。
「周知の事実」とは言うけれど 「周知の真実」とは言わない理由も、
もう分かっていただけたでしょうか。

さて、次回はこの「言葉の意味を知る」ことが、なぜ「他人の評価を気にしなくなった」という変化に結びついたのかについて書きたいと思います。

ここまで809文字も読んでいただき(事実)ありがとうございました。
こんな駄文にお付き合いくださったあなたは素敵な方です!(真実)

些末な私の記事から あなたのナニカ がひらくといいな
ではまた



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