今日考えたこと SNSに溺れたコンテンツ
SNSに溺れた動画撮影
自宅の外で撮影している動画を見て、これはいいのか?と思うことが多々ある。
もちろん、撮影者には撮影者の線引きがあってそのラインを超えないように撮影しているのだろう。それでもこれは大丈夫なのか?という動画が多々あり、社会の変化を恐ろしく感じる。
これは最近見た動画だが、とあるホテルの部屋で撮影を行っているものがあった。それだけだと、ホテルでVlogを撮影しているだけなので、問題はないのだが、数人でホテルの部屋で撮影を行っている。もちろん複数人でホテルを借りているのならそれは問題ない。しかし、大声で騒いでいるのだ。ひょっとしたら、小声で話して後から編集で大きくしているのかもしれない。しかし、そういう感じではなく普通に大きな声で話しているように思われる。さらに、ベッドに飛び込んだり、ベッドで跳ねたりしているし客室の外の廊下で話もしている。私の感覚だと他の客に迷惑になるからどうなんだろうと思うが、その投稿者がそれをネットにアップしているということは投稿者はそれを問題だと思っていないのだろう。
そして、その投稿者には万を超える登録者がいる。
コメントを見ても、その点に対して指摘する言葉は見かけられなかった(投稿者が非表示にしているのかもしれないが)。
なんだかそれを見て恐ろしくなった。
この行為は登録者から見て問題ない行為なのだろうか?
SNSでSNSで広告宣伝を行う手法や登録者集めの手法のレクチャーを行うインフルエンサーも多くいるが、まずは、周囲に対して迷惑をかけないSNSの使い方を教えるべきではないだろうか。
この考えは最近の社会からズレているのかもしれない
もしかしたら、ホテルで撮影して声が大きくなることも、ベッドで飛び跳ねることも今の社会では受け入れられているのかもしれない。登録者が大量にいることがそのことを証明しているのかもしれない。
それでも、私としては本当にそれでいいのか?何か大事なことを忘れていないか?とインフルエンサーの方々に問うてみたくなるのだ。
他者に迷惑をかける可能性があるからやめておこう、ここで撮影をすればいいねがたくさんもらえたり、登録者が増えたりするかもしれないが、他者への迷惑がかかるから、ここでの撮影はやめておこうという判断ができる方がきっとより良いSNSやインフルエンサーの社会的身分の創出につながると思うのだが今の時代にインフルエンサーが十分な収入を得られているのなら、それが正解なのかもしれない。