デュオシリーズのレコーディングはミックス作業へと続きます

『デュオシリーズ』発売に向けたレコーディングは、各アーティストの音源データをミックスダウン前に一度プレーン状態にする行程作業中。もちろんその先の本格的なミックス、マスタリング作業は僕には出来ません。

レーベルやる前はスタジオレコーディングと言えばピアノ弾いて終わるだけだったけれど、エンジニアの皆さんの見えない努力と大変な作業を知り、家内製工業ならぬ一子相伝レコーディングだと実感している今日この頃。

知らない知識や技術を知れるのは喜びであり、ましてや自分が弾いた音源のデータを処理する一端を担っているのも自分という、雛鳥が巣を飛び立つような世に出る日が待ち遠しくなる。

まだまだ作業は続きます。今週末も新たなレコーディングが2つ続きますが、練馬の片隅の小さなスタジオで、皆さんと大きな音楽の夢を見れる毎日を過ごせて幸せと感謝しかありません。

量より質というよりも、ニッチなだけじゃなく、自分の思いやプラスアルファなニュアンスを絶妙に含んでいるような仕事がしたいです。他のことは知りませんが、自分の好きなものや人に正直に素直に生きるだけだと思います。