妊娠してた時のこと 3
浮かれた夫は私が制止するよりも早く義母に報告したのでした。
隠すことではないけれど、妊娠初期では流産の可能性があるというのは最初から考えていたので、せめて心拍が確認できるまでは、母子手帳をもらうまでは、あまり言ってほしくなかったのです。
けれど夫はお構いなし。友人や仕事関係の人などに早速報告していたようでした。人の口には戸が立てられないとはこのことか!(ちょっと違う)
私の方は実家へ報告するのはもう少し後で、と思っていたものの、義実家に報告して実両親に報告しないのは気が引けるような気がしました。実家同士の頻繁な交流はないものの、生活圏が同じなのでどこかのスーパーで出くわして立ち話…なんて展開も無きにしも非ず…。
迷ったものの、やはり「流産するかもしれないし」という考えがぬぐえず報告はまだ先にすることにしました。
2回目の受診までにはちょうどお盆休暇を挟んだので少し時間があきました。
お盆休暇の間には、帰省してきた弟から子供ができたとの報告があったりしたので「あなたもそろそろ」みたいな空気をだされましたが、「私も妊娠してるし!」と言いたいところをぐっと我慢して乗り切りました。
夫はみんなにペラペラしゃべりまくってるのに、私も言いたい!言いたい!言いふらしたーい!!
「私 妊娠 したんだよーーー!!!」