仲間の大切さ-私が怪我をして感じたこと-
「仲間」
この言葉は生きていく上でとても大切なことだと思います。
仲間というのは、サッカーチームとか何かの組織の仲間ということだけでなく、一緒に青春を過ごしてきた友達や自分に関わってきたくださった全ての人が当てはまると思います。
私は今、その
仲間という存在の大切さ
をしみじみ感じています。
怪我をして気持ちどこかへ行ってしまいそうだった時、
手術の前で気持ちが下がっている時、
そして、手術後、足が痛くて、でも誰にも頼れなくて泣きそうになっていた時、
仲間からのメッセージが私を励ましてくれました。
「手術頑張ってね」 「成功しますように」
「元気出せよ」 「お前なら大丈夫」 「一緒に乗り越えて行こう」 「応援してるよ」
などなど、人それぞれ言葉は違いますが、私を励ましてくれているという思いが、ひしひしと伝わってきました。
その中には、長文を送ってくれる人もいたし、手紙を書いてくれる人もいました。
小中学校の友達、高校の友達、FC東京で一緒だったチームメイト、大学のともだちや先輩後輩、そして、応援してくれる親御さんやサポーターの方々。
たくさんの人が心配して、励ましてくれました。
今でも考えると涙が出そうなくらい嬉しかったです。
私自身はその人たちに、何もしてあげたりはできていないですが、いつも応援してもらって、助けてもらってばかりで、本当に感謝しかありません。
このように、自分が大変な時に救いの手を差し伸べてくれる仲間を本当に大切にしたいと今強く思います。
人は慣れというものがあり、自分の周りに色んな人がいること、そして、色んなアドバイスや励ましを日常的にもらえることに対して、当たり前に感じてしまう瞬間があると思います。
しかし、それは当たり前ではないんです。
そして、
その仲間の存在はとても大きなものだったと、怪我をした今、再認識しました。
これを読んでくださった方達にも、たくさんの仲間がいることと思います。
ぜひとも、その人たちを大切にしてほしいと思います。
その人たちが困っているなら救いの手を差し伸べてあげてください。
その行為は、絶対に後から自分に返ってきます。
困ったときに助けあっていく、
それが仲間との関係だと思います。
私は、これから仲間たちのためにできることをしてあげていきたいと思います。
自分がしてもらったことを今度は自分が返していきたいと思います。
何度も言いますが、皆さんも困っている仲間にはぜひとも手を差し伸べてください。
それが長年連絡を取っていなかった間柄でも、そんなに話したことない人でも、
困っている人からしたら、とても嬉しい気持ちになるし、されて嫌なことは絶対にありません。
あなたの一言、あなたの行動、あなたの救いの手が、その仲間を助ける一つ手段になると思います。
わたしは、今回の怪我でこのことを強く感じました。
これを読んでくださった方にも、何か伝わることがあれば嬉しいです。