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モーラナイフを買った
ブッシュクラフトの入門書で最初に買うナイフとして勧められていたのがモーラナイフ。
小型のナイフで枝を削ったり、ちょっとした薪を割ったり、食材を切ったりとブッシュクラフトではもっとも必要度の高い道具かもしれない。
モーラナイフというのは商品名なのだと思う。購入してみて分かったが、スェーデン製だ。
家に届いてすぐ開封し、Amazonの梱包を切ってみた。薄い段ボールが綺麗に切れた。
柄を握り、ナイフを眺めた。
少し怖かった。
良い可能性と悪い可能性の二つを握っている気がした。
自分としては自然農の本の中で畝を作る際に、まっすぐの線をガイドするために棒を立てて糸を張っているのを見て、モーラナイフを使おうと思った。枝が刺さりやすいように先端を削りたかった。本では、播いたタネに芽が出た後、鳥の被害を防ぐためにも、畝の上に糸を張っている。糸を巻きつける棒も、山の畑で調達して、ナイフで切ったり、削ったりしたかった。
ナイフの持つ良い可能性とは、その様に生産的に使われることで、悪い可能性とは、怪我につながったりすることだ。
未来は白紙、選択肢は多数あるが、ナイフを握っている瞬間その感覚がブーストされるのを感じた。