子どもと楽しむ《メトロポリタン美術館展》
おはようございます。
毎日編み物をしながら暮らしているアランアミです。
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昨日の編み物🧶
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先日訪問したメトロポリタン美術館展。
娘も一緒に行ったので今日は「子どもと一緒」という観点から記事を書いていきたいと思います。
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思ったより混雑していた😭
娘の平日休みに合わせたら行ける日が会期終盤になってしまい、なかなかな混雑。
空いていればぼーっと絵を眺めながら過ごしたいなと思ったのですが、ぼんやりしていたら人の後ろ姿しか見えない。
積極的に絵を見にいく姿勢が必要でした。
なので今回は娘にちょこちょこと解説しながら観覧することに。
しかし私は学芸員さんでもないしガイドの経験もない。
どうやったら少しでも娘が楽しんでくれるか頭をフル回転させて展示を回りました。
聖母子像を探せ
今回65点の作品のうち、聖母子像を描いたものが6点ありました。
フラ・フィリッポ・リッピ《玉座の聖母子と二人の天使》
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《聖母子》
3作品くらい見たところで「聖母子っていうキリストとそのお母さんを描いた絵だよ」と説明すると、「これもさっきと同じ?」と自分で見つけるようになりました。
ムリーリョの作品をみると「さっきまでの赤ちゃんより大きいね。」と言っていました。
娘の疑問
グイド・カニャッチ《クレオパトラの死》
「自殺」という概念がまず理解できない。
そして蛇に胸を噛ませて死ぬというのもさっぱり理解できない。
娘の中では1番頭にはてなマークが現れた作品でした。
アンニーバレ・カラッチ《猫をからかう二人の子ども》
「猫なのに可愛くない!」
猫とは可愛いものだと思っている娘は憤慨していました。
絵の中に絵がある!
ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》
女性の後ろにキリストの磔刑の絵があるのを発見。
1番最初に見た絵が同じテーマの絵だったねと伝えてみる。
フラ・アンジェリコ《キリストの磔刑》
これがキューピッドだよ
フランソワ・ブーシュ《ヴィーナスの化粧》
ジャン=レオン・ジェローム《ピグマリオンとガラテア》
娘がバレエの練習でドンキホーテのキューピットをやったことがあるので「あれだよ」と教えると「え?あれがキューピットなの?」と困惑していました。
ここは同じ場所
フランチェススコ・グアルディ《サン・マルコ湾から望むヴェネツィア》
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む》
どちらもヴェネツィアの運河を描いた作品です。
両方ともサン・マルコ広場にある鐘楼が描かれています。
娘に見てみて!同じ場所だよ!と話しかけてみたけど、「え?これ同じなの?」と反応は薄めでした。
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後半はお腹減ったなぁとぼやいていた娘。
楽しんだのかどうかは分かりませんが機会があればまた行きたいと言っていました。
最後にお土産を買って終了。
外でサンドイッチを食べて、臨時で設置されていた公園で娘は飛んだり跳ねたりしてから帰宅しました。
少なくとも娘にとって「何だ、これは」と感じる機会になったのでは。
私にとっても1人で観覧するよりもアグレッシブな時間になりました。
これはこれで面白かったです。
ではでは、良い1日を〜
そして素敵な週末を!