もしも留学中にコロナ禍がきたら
こんにちは。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。
もうすぐカーディガンの前身頃が編み終わりそう。
先日、娘と一緒に読んでいるバレエ漫画の最新刊が発売された。
この作品だけは紙の本で揃えている。
『絢爛たるグランドセーヌ』
もともとはLINE漫画で見つけて無料で読んでいたんだけれど、娘も読み始めたので「もう紙で買ってしまおう!」と大人買い。
主人公の奏ちゃんは隣人のお姉さんのバレエの発表会に行ったことをきっかけにバレエを始め、どんどんステップアップしていくというスポーツ漫画の王道みたいな作品。
総ルビなので小学生の娘にも読みやすい。
言葉の意味が分からない部分もあるみたいだけれど、その辺はなんとなく読んでいるみたい。
すでに既刊を2周するくらい気に入っている。
最新刊はコロナ禍での話
物語は主人公の小学生時代からスタート。
初めての発表会、トウシューズ、コンクール、そして留学と奨学金をかけた国際コンクールとどんどんバレエ沼にハマっていく。
無事に希望のイギリスのバレエ学校に入学許可と奨学金が出ることが決まり、言葉の壁もありながら留学生活を謳歌してた。
このまま日本に帰らず、上の学校(高校にあたるのかな)に進む予定になっていた。
そんなバレエ漬けの生活をしている中でコロナの蔓延、学校の閉鎖があり突然の帰国。
踊りたくても踊れない。
そんな状況を描いたのが最新刊の25巻。
今回のエピソードは親視点で読むと涙が出てしまって切ないんだけれど、実際にコロナ禍で漫画と同じように苦しんでいた若い子たちがいたんだろうなと思う。
30代の3年間と10代の3年間は別物だと思う。
特にスポーツをやっている人なら特に。
もし自分が留学している時にコロナ禍だったら?
私は大学時代の1年間を交換留学としてフランスで過ごした。
当時は新型インフルエンザが流行っていてパンデミック扱いだったけれど、マスクをするわけでも外出制限がかかるわけでもなかった。
留学先でコロナ禍になってしまったら。
とりあえず帰国するんだろうか。
宙ぶらりんな気持ちのまま大学時代を過ごすことになったかもしれない。
渡航前にコロナ禍になってしまった場合は留学を諦めたのかな。
どちらにせよ、やるせない。
もし子どもたちがコロナ禍のような世界情勢が不安な中で留学したいと言ったらどうするだろうか。
「もしコロナ禍だったら」という問いは大きな決断力が必要になる。
今じゃなくてもいいこと、今じゃなきゃダメなこと。
漫画を読みながらそんなことを考えたのでした。
ではでは、良い1日を〜