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共働きはなんだかんだフェアじゃない

『日本のワーキングマザー 妻の過大な負担・夫の過少な支援』

2月頃、朝の情報番組スッキリで
この話題が取り上げられた時のハナシです。

2月2日のニューヨークタイムズ紙が日本の男性が家事や育児に関わる時間の国際比較や「名もなき家事」問題、そして女性の管理職比率の低さや現代日本の男性の長時間労働にまで切り込んだうえで日本のワーキングマザーが置かれた状況を話題にしていたのをスッキリが特集していました。

スッキリは何かと主婦の味方的な夫の痛いところを突く話題をちょうど良い時間帯にピックアップするところが私は好きです。笑

夫側に非難される前提で書くが、
男性(夫)は相手(妻)の立場に立って
考えられない人が(我が家を筆頭に)やっぱり多いと思う。
(逆も然りは重々承知ですけど)


もし、夫であるあなたが
子どもを産める身体だとして
産休、育休を経てフルタイムで復帰をして
復帰はしたものの、残業は出来ません。
絶対に定時ダッシュでお迎えに行きます。

保育園から子どもの発熱で電話が来たら
当たり前の様にあなたが早退をする立場です。

あなたは迎えに行った後に
当たり前の様に買い物に行き
当たり前の様にご飯を作る立場です。

7時に帰ってからご飯を作り食べさせて
子どものお風呂、歯磨き、寝かしつけを
逆算するとタイムアタックのように
こなさないといけません。

あなたが当たり前の様に
子どものお迎えに行き、帰ってすぐに
夕食のご飯を用意してくれている前提で
妻はそのくらいの時間に帰宅してきます。

そして妻は度々、当たり前の様に残業をして

誰か代わりに保育園のお迎えや
子どもを見ててもらう人を探す必要も無く

あなたが全てやってくれている前提なので

『今日飲みだから遅くなるよ』とだけ言う。



…同じように働いているあなたはそんな妻に
全く不満を抱かない自信がありますか?


今、上記のことを
奥様にやらせている男性は
きっと100%立場が逆転したとしたら
絶対に不満を抱くと私は思います。

そして私は夫が仕事をしていた頃
日々そういった不満を抱いていました。

結局、夫に限らず社会全体が
子育ては産んだ人(お母さん)がメインで
行う前提なんだと。

みんなで育てていきましょう、とか
共働き、イクメン、男性の育児休暇、女性の社会進出etc…いろんなワードが出てきますが

結局大半の共働き家庭は
妻に『見えない家事育児』が
当たり前の様に偏っているのです。

(ちなみに私は『イクメン』というワードも嫌いです。だって自分の子どもなんだから育児すんの当たり前でしょ?)

ちなみに夫はこういった
スッキリの特集を見るたびに
自分でも思い当たるフシがあるのか
痛いところを突かれている気分になるのか
勝手にイライラしていました。笑


…イライラすんのはこっちやで。
と思いながらテレビ越しで共感してくれる
加藤浩次を見ていたのでした。

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