「何者でもない」って、めちゃ魅力的かもしれない。
「アラミホちゃんって、何してる人なんですか?」
この年齢になると、いつどこへ行っても、「自分が何者であるのか」を、他人に説明することが求められますよね。「何してる人か」と聞かれるときは、大人の社会では「職業」を指している場合が多いでしょう。
相手の職業を聞く理由は、目の前の人にラベルを貼るというか、ざっくりカテゴリー分けができると、人は安心するからでしょうか。または、初対面の相手との話題を探すための、有効な切り口になるから…?
相手が何者であるかを知りたい理由は、シーンによっても変わるかもしれません。たとえば、それが「合コン」なら、相手の職業を聞けば、なんとなく年収や勤務形態(就業時間や休暇など)を予想することができます。それらの情報は、自分の恋人候補として「あり」 or「 なし」を判断するための一つの材料になり得るでしょう。
私は各所でこの質問を受けるたびに、いつもなんとなく、据わりが悪いを思いをしてきました。なぜなら私自身、しっくりくる答えを持っていなかったからです(笑)
ちなみに、誰かが私を紹介してくださるときは、「群馬出身なのに福井を推してる子」とか、「ライターさんもやってるんだよね」とか、「本業は保険なんだっけ?」とか、ときには「いろんなコンサルされてるみたい」…とか、絶妙に曖昧な表現をされることが多いです(笑)
でも実は、その「いかにも得体の知れない感じ」を、
私自身はとても気に入っています♡
ごく一般的な価値観を持つ人から見れば、それは私が「何者にもなれていない半端者」だからという理由で、説明がついてしまうかもしれません。実際にSNSでも、プロフィールに「〇〇の人」と専門性を明示したほうが、フォロワーが増えやすいと言われています。
確かに、社会に向けて「自分が何者であるのか」を明言できれば、それに関わる仕事も舞い込みやすく、メリットはたくさんあると思います。
それでも私は、決め打ちしたくないのです。
得体は知れない。でも、なにか「気になる存在」として、社会を浮遊している女が1人くらいいたって、別に良いじゃないですか(笑)
「何者でもない」ということは、
「何者にもなれる」という余地があるということです。
なんか、思春期を引きずってる感じが、
青くて魅力的ではありませんか?笑
別に私は、地方特産品販売のプロになりたいわけでも、保険の世界でのし上がりたいわけでもないんです。
〝ライターとして〟成功したいとも思っていません。ただ自分が、その瞬間に強い興味をもって仕掛けたことに対して、自分のなかに新たな発見が生まれること。さらに、社会からいろんなリアクションが得られることが、何より面白いだけなんです。
それでいて収入まで伴い、自分の興味や情熱が、
誰かや社会の役に立つのなら、
そりゃもう最高のギフトだと思うわけですよ!
そうそう、昨年8月から「アラミホ」とは別人格で、Youtubeチャンネルも始めました。週に一度の配信のくせに、まさかのチャンネル登録者数は半年で600人!
有象無象のYouTubeは、リアルの日常では人生が交錯する機会のなかったタイプの視聴者からダイレクトにリアクションが得られる、超絶おもろい世界です。
私が最も長く続けてきたFacebookでも、フォロワーが1000名になるまで、15年もかかりました。noteだって、2年かけてやっと600名を超えたところ。
一方でYoutubeチャンネルは、あっという間に1000名突破しそうです。拡散性が凄まじいのと、まさかのストーリーメイキング、動画編集の才能がありました(笑)
やっぱり私、エンタメだわ〜♪
ま〜たいろいろ手を出して…と呆れる人もいるかもしれませんが、私のなかでは、すべて繋がっているんです。
いよいよまた、「得体の知れなさ」が極まっています。