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さよなら音楽、またきて耳殻。

今までの人生、何かを終わらせたことはなかった。

嫌でも辞めたくてもバイトは辞めれなかったし、ゼミもサークルも今やってる仕事もそう。

周りからはやれ根性あるだの頑張ってるだの言われるが自分からすれば嫌なことあればすぐ辞めて違うことができるあんたがたは勇者にしか見えない。

終わらせる勇気がないから、続きを選ぶ恐怖には不戦敗のままだ。

よし、ちゃんとこのaramaho氏を終わらせよう。

そう思って久々にnoteを開き、こうやってタイピングしている次第でございます。

最近更新ができていない。

理由はシンプル。
子供が出来てそれどころじゃないから。

大変だけど愛おしい。
毎日が面白い。
精一杯俺なりに頑張っています。

じゃあ今まで聴いてきた音楽に執着なくなったかと言えばそんなことはない。

むしろ今が最盛期と言っていいぐらい音楽が愛おしい。

昔は音楽は鏡だった。

楽しい時は鼻歌でスキップが踏めるような音楽を、
悲しい時は共に地獄の底まで沈んでくれる音楽を、
嬉しい時は世界の誰とでも笑顔で繋がれそうな音楽を、
怒り狂った時は世界との誰との繋がりも踏み躙るような音楽を、
自分の心を反映させる鏡となって聴いていた。

今は、音楽を音楽として聴いている。

要は、パーソナリティを音楽に映さなくなった。

楽しい嬉しい時に聴く音楽はSUPER BEAVERもamazarashiも横並びで、
悲しい時に聴く音楽は嵐もDIR EN GREYも区別しなくなった。

時間と金の問題上、リスニングの絶対数は減ったしやはり最新の音楽には疎くなった。
でもその代わり、今は音楽をいつでもどこでも音楽のまま享受できるようになった。

自分の持つ楽観論も浪費も色欲も他責思考もルサンチマンも、音楽には関係ない。

今はそんなマインドで俺なりに音楽を楽しんでいます。

これをどう捉えられるかは知ったこっちゃない。
自分では明確な成長だと思っています。

愛しの音楽。
今も変わらず愛しい音楽。

これからは少し愛し方が変わるけれど、今のままでいてください。

最新のあなたに心は揺れないかもしれない。
これからは子供に向ける妻の子守唄や子供の覚えたての辿々しい「うた」にひどく打ちのめされるのかもしれないね。
でもやっぱ大好きなのは変わらない。

今までありがとう。
これからも長い付き合いになるわな。

そして、今まで私の拙いnoteを読んで下さった方。

本当にありがとうございました。

自分勝手なことしか書かなかったけど、少しでも面白がってくれたならこんなに嬉しいことはありません。

aramaho氏という存在はネットの海に散骨します。

音楽も、あなたもどうか生きていてください。

おはようございました。


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