YouTuberユニット「ちょんまげ小僧」がマッハで登録者100万人達成した件。
え、急に流行り始めたんで何者なんだ? と思ったら先にTikTokの方で話題になってたんですね。それがX(旧Twitter)でも紹介されてバズり、さらにはYouTubeまで波及したという流れ。だとしても、1000人から一ヶ月で100万人とは。いきなりゼロ3つ増えるだなんてバズり方としても凄すぎ。
自分が初めて知ったのはFischer'sさんとのコラボ動画ですが、いきなり現れた中学生に思わず「誰だコイツらは?!」と。しかしシルクさんの言う
「初めて同じ匂いのする人達と出会った」
てのは分かる気が。元々が中学時代の同級生で結成したグループだから物凄く懐かしさを感じたのだろうなと。なにせシルクさんももう29歳、その半分の年齢の子たちがかつての自分(Fischer's)と同じようにワチャワチャやってるのを見るとたまらないんでしょう。
で、ちょんまげ小僧のチャンネルを覗いてみると……ホントに好きなことを好きなようにやってるというか、とてつもなく無邪気。ノリとしてはハイテンション芸人をずっと観てるようで、観続けるには体力が要ります。ですが、全員中学生ではあるものの、まだ小学生の延長線上にいる感じの初々しさもあり、他のYouTuberに憧れを持ちつつもまだ何かに染まっている感じのない純粋さがたまらんね。
編集から撮影まで全部メンバーがやってるとか。これに驚いた方も多そうですが、案外今の子たちってのはデジタルを使いこなせるのが早いもんでして。今年10歳になったばかりの甥っ子も、少し前までは親のスマホ借りて「ゆっくりボイスのゲーム実況」を観てましたし、今はプレゼントに貰ったNintendo Switchで時にゲームをしつつ動画を観る、なんてことを平然とやってます。それどころか、姉が言うには今年に入ってから
「実況動画も作ったことがある」
と。え、PCとかまだ操作できないんじゃ? とそういうスマホアプリがあるそうで、それでサクサクとゆっくりボイス動画をこさえたとか。
マジか……と唖然としましたが、考えてもみればウチらの世代は「途中から」デジタル文化が進んでそれを10年、20年と長く続けてきたわけですが、下の子達は「産まれた時から」もうデジタルな時代にいて、成長する過程で浴びるようにその洗礼を受け続けるわけだから吸収力が違う。
「ちょんまげ小僧」はまさに「今」の子供達によるYouTuberなんだなぁ、としみじみ思います。これからどんな活動をするのやら。