io.net Weekly AMA 2024/11/06 要約
AMAセッション概要
IO NationのAMAでは、Web3コミュニティとの連携強化が強調されました。ワーカー管理については、失敗タグの理由を示すツールチップの追加を計画。また、H100や4090の高需要GPUに加え、3070といった低価格デバイスも推奨されました。今後はM4チップのサポートを予定し、年末までにはXPシステムの報酬機能とドキュメントが公開予定です。報酬配布を円滑にするため、Explorerページのオンチェーン化も進められています。
Web2企業との連携強化や、独自のブロックチェーン立ち上げも検討され、Ionetはさらなる成長を目指しています。
オープニング
Web3スペースの暗号コミュニティとつながるために、AMAを定期的にSpacesで開催しています。このAMAでは、皆さんからの質問にお答えし、最新情報を提供しています。
本日のAMAには、マーケティングチームからMilan、CTOのGaurav、グローバルパートナーシップとビジネス開発を担当するTausifが紹介されました。
ワーカーシステムについて
最初のテーマは、ワーカーが「失敗」として表示される原因と、その詳細説明についての質問でした。Gaurav氏は、Explorerのワーカータブでエラーリストを確認できることを説明し、原因として接続不良やハードウェアの性能不足、Solanaウォレットの欠如、クラスター作成テストの失敗などが挙げられると述べました。また、ツールチップの追加によるユーザー体験の向上を検討していると説明しました。
ハードウェア推奨と市場の需要
次に、ワーカーシステムのハードウェア要件に関する質問がありました。Gaurav氏は、主にH100、4090、A100などが需要の高いデバイスであるとし、最近はCPUや3070など低スペックハードウェアへの需要も増加していると述べました。
M4チップの導入計画
Appleの新しいM4チップに関しても、サポート予定であるが、導入にはテストと検証が必要だと説明されました。Gaurav氏は特にM4の熱管理やメモリ帯域幅、ハードウェアアクセラレータの強化に注目していると述べ、将来的にはIonetネットワークでの活用が検討される見通しです。
XPシステムの報酬構造
コミュニティのXPポイントシステムについての質問では、XPポイントがコミュニティメンバーへのインセンティブとして提供され、報酬のアップデートが進行中であると説明されました。報酬システムの構築には時間がかかるが、年末までに構造が完成する予定で、コミュニティの意見を反映させた公平なシステムが実装される予定です。
Web2顧客との提携
Tausif氏は、Web2企業との提携状況について説明し、すでにLeonardoやCREA、Wanderaなどの企業と協力していることを紹介しました。IonetはAWSやGoogle Cloudと競合できるサービスを提供しており、多くのWeb2顧客がIonetのGPUソリューションを選んでいると述べました。
顧客の透明性とプライバシー
Ionetの顧客リストの公開については、許可不要の分散型ネットワークであるため、顧客のプライバシーを尊重しつつ、LeonardoやNessa、Wanderaなど一部の顧客はパートナーシップとして公表していると述べました。Ionet Explorerも、顧客活動を可視化するための改善が進められています。
独自ブロックチェーンの計画
「独自のブロックチェーン立ち上げ計画はあるか？」という質問には、Gaurav氏が将来的な可能性を示唆し、GPUとブロックチェーン技術の組み合わせによる革新に対する意欲を語りました。現時点では具体的な計画は明かされていませんが、今後の発表に期待が寄せられています。
クロージング
AMAの締めくくりとして、定期的に行われるこの対話を通じて、コミュニティからのフィードバックを大切にしていく姿勢が強調されました。Discordコミュニティでの活発な交流も推奨され、今後もゲストスピーカーとともにWeb2およびWeb3の統合などの深い洞察を提供していくと約束されました。
AMAの全文翻訳については、io.net Discordの日本語チャンネルのスレッドのみでリンクを限定公開しています。
冒頭より抜粋
Gaurav、コミュニティから非常に興味深い質問が寄せられました。質問は、ワーカーが詳細な説明なしに「失敗」とタグ付けされる理由についてです。いくつかの説明は「テストに合格しなかった」という内容ですが、もう少し詳細な回答を求めるユーザーもいます。チームに追加で共有できる情報はありますか？
ええ、このフィードバックを受け取ります。ユーザーが知らない可能性があるので、説明します。Explorerのワーカータブに行き、デバイスを開くと、そのデバイスに関連するエラーのリストが表示されます。例えば、Explorerを開き、ワーカーに移動し、デバイスIDをクリックすると、ブロック報酬の指名資格ステータスが表示されます。そこには実質的にすべてのエラーがリストされていて、これが原因でブロック報酬を得られないことがあります。具体的には、Solanaウォレットアドレスが関連付けられていない場合、接続が良好でない場合、プルーフ・オブ・ワークに失敗した場合、デバイスに十分なIO状態がない場合、稼働時間に問題がある場合などです。
続きは、全文翻訳で確認してください
招待リンク： https://discord.gg/tEcNmfF7
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