BFS-X用裁量ツール(manual.py)を試してみた
どうも、こんにちは。arakuma3です。
今回は、BFS-X V650から対応した裁量ツールを導入してみたので利用方法を見ていきたいと思います。
はじめに
以前hamutore.pyで「Sairyoストラテジー」を使うことによって裁量トレードの管理する方法を紹介しました。
TradingViewストラテジーと裁量取引を同じ損益グラフに表示したい場合はコチラをご利用ください。
今回の裁量ツールを使うことのメリットは?
単純に裁量取引するなら、bitFlyerの注文画面から取引すればいいだけのことなのですが、ツールを使うと裁量トレードの損益結果を他で稼働しているbotと分けて管理することができます。
他にも、Web取引画面にアクセスできないときに発注ができます。
(APIサーバが繋がらなければ意味がないですが・・・)
導入方法
導入方法については、くもすけさんの手順を参照してください。
起動方法
デフォルトの設定だと下記のコマンドで起動できます。
python trade.py strategy/manual.py strategy/manual.yaml
利用方法
コマンドは、Discordに書き込むとbotが反応して処理を実行します。
大文字小文字は関係なく認識してくれます。
ヘルプ
/help
コマンド使用例)
▼成行
成行買い
/market buy 0.01
成行売り
/market sell 0.01
▼指値
指値買い注文
/limit buy 1052000 0.01
指値売り注文
/limit sell 1058000 0.01
指値買い注文(オフセット)
/limit -5000 0.01
指値売り注文(オフセット)
/limit +5000 0.01
▼ストップ
ストップ買い注文
/stop buy 1080000 0.01
ストップ売り注文
/stop sell 1030000 0.01
ストップ買い注文(オフセット)
/stop -5000 0.01
ストップ売り注文(オフセット)
/stop +5000 0.01
▼キャンセル
注文キャンセル(ID指定)
/cancel JRF20200604-112233-123456
注文キャンセル(裁量ツールの分すべて)
/cancelall
※STOP注文分はキャンセルされませんので、Lightningの画面から削除する必要があります。
▼リスト
注文指値リスト取得(Stop注文を除く)
/list
▼ポジション
裁量ツールのポジション確認
/pos
▼簡単オーダー
簡単オーダーボタン表示
/order
リアクションボタンを押すとコマンドを入力したときと同じ動作が実行されます。
損益グラフ
裁量のみの損益グラフをDiscordへ通知できます。
活用案
・サーバメンテナンス前にノーポジ状態を作るときに使う
・ポジションの偏りが発生したときの一時的解消に使う
・Web画面にログインできないときの代用にする
注意点
・逆指値注文のキャンセルは取引所画面で行うこと
おわりに
本noteの記事は、以上となります。
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