シェアハウスでの学びvol.3
このシリーズは、シェアハウスでの学びをアウトプットする企画です。自分なりにコミュニティ論を習得し、CO-BUKUROに活かそうと考えています。
vol.2はこちら↓
今回はシェアハウスでの学びとか言う話ではないかもしれません。
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みなさんには、そこに行けば心が落ち着くような場所ってありますか?
この歳になって、ぼくは自分の心が落ち着く場所に、とある法則があることを見つけました。
今日はそんな話をしたいと思います。
最初に話のオチを言ってしまいます。
ぼくは高いところから景色を眺めていると、
自分の夢とか希望とかが沸沸と心の中で湧いてきて心が落ち着きます。
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振り返ること12年前。
ぼくは自らの強い意志で自らの人生の道を選びました。
それまで国立の幼稚園、小学校に通っていましたが、校区の中学校に進学することを決めたのです。
国立ということもあり同級生は、中学受験をするかエスカレーターで中学校に上がるかのどちらかが大半でした。
そんな中ぼくは、当時不良校で有名だった校区の中学校に進学することにしました。
周りからは「え?なんで?」とめちゃくちゃ不思議な目で見られたことを今でも覚えています。
この頃から実家の裏山によく登るようになりました。
ぼくの実家は奈良盆地の東端にあります。
裏山を少し登ると奈良盆地を一望することができるのです。
何か思い悩んだことがあったり、気持ちが晴れないことがあるとよく1人で登ってボーッとしていました。
何故かわからないのですが、そこには自分を落ち着かせるパワーがありました。
しかし、大学に進学したタイミングでその場所は自分の中で変わりました。
新しい場所は電車の中でした。
近鉄奈良線を難波方面に進み、生駒山を通り抜けたタイミングで大阪平野を一望できる時間があります。
生駒山を添う形で石切からダーっと瓢箪山駅まで降る間の時間です。
ぼくはその時間がめちゃくちゃ好きでした。
自分の頭の中を整理できる時間でした。
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社会人になる少し前からぼくは大阪市の中心部で一人暮らしを始めました。
この頃から僕にとっての大切なあの場所がなくなってしまったのです。
その後、転勤してからは東京都の町田付近、神奈川県の新横浜付近と移り住みましたが、そこにも大切なあの場所はありませんでした。
気付けば、あの場所で浸るあの感情はすっかり忘れてしまっていました。
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最近、シェアハウスに引越しました。
川崎市内です。
近くに無料で入れる動物園があります。
引越してからしばらくして、その動物園が気になって行くことにしました。
動物園は小高い丘の上にありました。
ちょうど良い運動になると思って丘を登ると動物園がありました。
こじんまりとしており、少し期待外れでした。
まぁこんなもんか。と思って帰ろうとした時、その先にひらけていて景色の良さそうな場所があるのを見つけました。
ぼくは吸い込まれるようにその場所に足を運んでいました。
そして、思い出したのです。
あの頃のあの感情を。
なんとも懐かしい気持ちになりました。
その丘からは武蔵小杉のタワーマンション群、横浜のランドマークタワー、川崎市街のビル群、新川崎の高層ビル、東京都城南エリアのビル群、そしてその先に東京タワーまで見えました。
あの場所が戻ってきたのです。
それからぼくは事あるごとにその丘を登ってボーッと景色を眺めています。
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最近、気付いたことがあります。
12年前、ぼくは答えのある問題を解くことをやめたのです。
誰かが作った正解のレールの上を走ることをやめたのです。
でも、当時のぼくにとってそれはとてつもなく心に負荷のかかることだったのでしょう。
だから、自分の心を落ち着かせるために、あの場所を見つけたのだと思います。
12年前の決断がぼくを自分の頭で考える人間に育てました。
そして、自分の頭で考えることとあの場所はセットなんだと気付きました。
一人暮らしをはじめてから、ついこの前までの約2年半、ぼくにはあの場所がありませんでした。
今振り返るとずっと心がモヤモヤしてました。
今、自分の心はとても晴れやかです。
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いかがでしたか?このお話。
なんか妙なテイストで書いてしまいました笑
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